赤岡副市長は旭大公立化の布石?!

 岡田政勝副市長退任による後継人事は、本命視された黒蕨真一総合政策部長、菅野直行地域振興部長、大家教正総務部長らを抑えて、赤岡昌弘教育長(写真)が昇格した。旭川大学公立化へ取り組む西川将人市長の〝布石人事〟と言われ、担当部署の総合政策部長も差し替えられた。

大家、黒蕨、菅野
 今回の人事は、来年12月まで任期がある岡田政勝副市長(66)が、体調不良を理由に今年3月末で辞任する意向を示したことで、通常の定期異動とは違う検討が必要になり行われた。つまり、いつもは部長職の異動と昇格がメインとなるが、今回は副市長という特別職人事を含めた新たな人員配置が求められた。
 また、同じ3月末で60歳の定年退職を迎えた大家教正・総務部長、石川秀世・防災安全部長、永田哲夫・地域保健担当部長の今後の処遇を含めた検討も必要となった。
 そんな状況の中、市役所内や議会内で、岡田副市長の後任「第一候補」としてささやかれたのが、大家総務部長。同じ定年退職組でも、石川防災安全部長は消防本部の職員、また永田部長は、臨時的に配置される担当部長だった。これに対し、大家総務部長は市役所全般にわたる幅広い知識を持っているほか、市政が抱える多くの課題も熟知している。退職者から副市長を選ぶとすれば大家部長しかいないという声が強かった。
 一方、現職部長の中で以前から議会内で「副市長候補」として名前が挙がっていたのが、黒蕨真一・総合政策部長(57)と菅野直行・地域振興部長(57)の〝室工コンビ〟だった。
 黒蕨部長は、西川市長が初当選を果たした時から秘書課長を務めていた市長の側近中の側近。環境部長や総合計画担当部長などを経て、筆頭部長の総合政策部長にまで上り詰めている。
 また、菅野部長も技術畑の出身ということで、土木部長、都市建築部長を経験した後、まちづくりの主要政策を担う地域振興部長に就任。部長としてはナンバー2の位置付けながら、旭川空港の活性化や国際化、そしてJR北海道の路線維持など市の将来に関わる重要施策を受け持っており、対外的に見ても重要なポストだ。「どちらが副市長になっても、重責をこなす力量を持っている」(議会筋)と高く評価されている。

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この続きは月刊北海道経済2019年05月号でお読み下さい。