やっぱり! 2割に雨水管誤接続の可能性

 無落雪住宅におけるスノーダクトの誤接続が昨年の忠和地区の浸水被害の大きな要因になっていると考える旭川市水道局が今年7月から実施している誤接続調査の中間報告を市議会で行った。それによると調査した箇所の約2割が「誤接続の可能性がある」となっており、早い時期から想定されていた問題が現実のものとして浮かび上がってきている。

調査した2割に誤接続の可能性
 9月18日に開かれた旭川市議会第3回定例会の一般質問で日隈利穂議員(無党派G、1期)が6月議会に引き続き、旭川市内における無落雪屋根のスノーダクトの誤接続について質問した。市水道局の富岡賢司上下水道部長が6月議会で「10月末までに約2500ヵ所の調査を実施する」としていたことから、その途中経過を聞いた。
 答弁に立った富岡部長は、予定している約2500ヵ所のうちこれまで(7月初旬から9月中旬まで)に927ヵ所を調査したが、そのうちの「約2割に当たる175ヵ所に誤接続の可能性があると考えられる」との中間報告を行った。
 調査は市内の土木・水系関係調査業務を行う業者(日興ジオテック、富士建設コンサル)によって実施されているが、その方法は「大雨の際に汚水管内の著しい水位上昇がある地区を中心に、航空写真等から無落雪住宅を抽出し、住宅の前面道路に設置している汚水桝の内部を雨天時に確認し、水が流れていれば誤接続の疑いがあると判定する」(6月議会の富岡部長の答弁)というもので、ねらいをつけた無落雪住宅の2割に誤接続の〝疑い〟があることが確認された。
 この2割が想定されていた数字なのかどうか現時点で水道局は何もコメントしていないが、このまま調査を続行し、予定している2500ヵ所に2割という数字を当てはめると実に500軒の住宅で誤接続の可能性があることになる。

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この続きは月刊北海道経済2019年11月号でお読み下さい。