市職労は家賃を払え! 穴田貴洋市議が追及

 穴田貴洋市議(公正クラブ)が「市役所の一部を職員労組に無償で貸与しているのは問題だ」と西川将人市長を追及した。「一方で、市民に対して市有施設利用を次々に有料にしている。組合第一の市政を市民本位に改めよ」。市民誰もが同感の指摘。「他都市の状況も把握しながら検討したい」と市長は答えたが、どんな判断を下すか。

市職労は36坪
旭川市には「職員労働組合」「市立学校労働組合」「全水道旭川水道労働組合」「市立旭川病院労働組合」「市立旭川病院職員労働組合」の5労組がある。先に開かれた市議会(第3回定例会)で公正クラブの穴田市議が、「無償貸与は問題だ」として取り上げたのは、そのうち職員労働組合(以下、市職労)と市立学校労働組合(以下、教職員組合)の2労組の事務所。
穴田市議の主張はこうである。

市から市職労に対する不当な便宜を問題視する穴田市議

「〝受益と負担の適正化〟ということで2006年から市有施設利用料の有料化や値上げに踏み切っておきながら、労組事務所だけいつまでもタダで市庁舎の一部を使っているのは理解できない。受益者負担の観点からも、使用料を徴収すべきだ。できないのならば退去させるべきではないか」
〝右寄り〟といわれる穴田議員だが、この主張はまったくの正論だ。
市職労事務所は本庁舎9階にあって、その広さは118・02平方㍍、坪にすると36坪。庶民のマイホーム1軒分の広さだ。これだけの面積を占有していて使用料を払っていない。体育館や公民館の利用が無料から有料になり、また介護保険料が値上がりして家計に重くのしかかってきても「市が財政難なのだからやむをえない」と、我慢して受け入れている市民にとってみればたまったものではない。
教職員組合の事務所は19・89平方㍍、6坪と広くはないが、こちらは民間のジブラルタ生命旭川ビルに賃料を払って入居している市教委の一角にタダで〝同居〟している。
市役所本庁舎が十分に広く、どこかのフロアの一部が空いているというのであれば、無料で労組に貸すというのも許されるのかもかもしれない。しかし現実には、本庁舎が手狭なため一部の部署が入りきらず、民間の保険会社のビルを借りて業務を行っているのである。

(続きは月刊北海道経済11月号でご覧ください)