3選意識した西川将人市長 4月の市役所人事

 西川市政の2期目折り返し点になる4月人事は、まず職員数の大幅削減で存続が危ぶまれていた水道事業管理者ポストを存続させ、市長の信頼が厚い木口信正・都市建築部技監(59)を昇格させる。一部雑誌で最有力とされた小寺利治・土木部長(56)は上下水道部長への横滑りに留まった。また、西川市長の1期目4年間を秘書課長として支えた黒蕨真一・市立病院事務局次長(51)は、環境部長に大抜擢。西川市長が3選を大きく意識した布陣になったようだ。

水道事業管理者は存続、木口技官を抜擢

7年前の市長選に初当選するまでは、国政に打って出るため衆院選、参院選への出馬を繰り返していた西川市長だが、市長に当選してからは、国政への意欲は見せず市長職に全力を傾注する姿勢を見せている。
このため、今年夏の参院選も道選挙区で、自民、民主、そして第三極の『みんなの党』が候補者を決定する中で、西川市長が〝参戦〟する状況にはない。また、今後4年間でいつ行われるか分からない衆院選についても、現時点で自民党が圧倒的支持率を誇る中、西川市長が〝師〟と仰ぐ小沢一郎が率いる「生活の党」から出馬する可能性は低く、来年の市長選に3選を目指して出馬する可能性が極めて高い。
そんな中で、市長選まであと1年半あまりに迫った市役所人事は、自らの足下を固める人事配置になったと考えられる。つまり、自分の考えを忠実に実行する一方で、議会内からの反発も少ない人事というのが、背景にあったようだ。

(この続きは月刊北海道経済2013年5月号でご覧ください)