ウッペツ川流域6地区で広がる水害懸念

 旭川市の市街地を縫うように流れるウッペツ川。この流域には、「雲龍柳(うんりゅうやなぎ)」の木が繁茂しており、さながらジャングル地帯。本州で今夏、相次いだ水害を受け、旭星西、北門、末広など流域6地区市民委員会の間で水害の懸念が広がっている。

花材として重宝
雲龍柳 ウッペツとは、アイヌ語で「肋骨、川」を意味する言葉。「ウッペツ川」はまさしく、嵐山の東側、近文市街地の西側を肋骨のような形を描いて流れ、石狩川に注いでいる。
これに対して雲龍柳は、中国原産のヤナギ科の植物。くねくね曲がった龍のような枝ぶりから〝ドラゴン柳〟とも呼ばれ、その野性味あふれる枝は、手を加えなくてもそれなりの造形になってしまい、水につける必要もないため、花材として重宝されている。
花を飾る際にも、力強さやボリュームを添えるのに役立ち、「まとめたり、丸めたり、いろんなことが出来るので幅広く楽しめる」などとガーデナーたちの間で好評だ。
大きいものになると、背丈が20㍍にもなる。水につけておくだけで発根し、生命力が強くて生長も早い。しかし、こうした特徴が逆に、今回のような水害の懸念材料になっている。

(この記事の続きは月刊北海道経済11月号でご覧ください)