旭川市幹部人事、「西川3選」視野に順送りか、若手起用か

 西川市長の3選を視野に入れた4月の市幹部人事が、役所内と議会内で早くも話題となっている。特別職では年度末で任期満了を迎える武田滋監査委員の後任に、同じく年度末で定年退職となる長谷川明彦総合政策部長の抜てきが有力視されており、長谷川氏が異動することで〝空席〟となる筆頭部長である総合政策部長の〝後釜〟が注目されている。順送りであれば鈴木義幸総務部長だが、西川市長肝いりの市役所機構改革も同時に実施されることから「西川カラー」がどう打ち出されるかが最大の関心事だ。

女房役は代わらず
市長の〝女房役〟である副市長については、表憲章氏、岡田政勝氏とも任期途中ということで、続投が濃厚だ。ただ、表氏については、かつて任期途中での辞任を周辺に漏らした経緯もあることから、多少、流動的な面もある。彼の政治手腕については、自民党を中心とする保守系グループからも高く評価する声が聞かれることから、2014年秋の市長選に、西川市長の〝対抗馬〟として担がれる可能性がないこともない。
しかし、西川市政で副市長に抜てきされ、さらに再任された経緯を思えば、市長選が終了するまでは副市長職をまっとうすると考えるのが常識的な判断のようである。
また、同じ特別職では水道事業管理者の木口信正氏が1期目のほか、教育長の小池語朗氏も再任されたばかりで、交代はありえない。
武田監査委員は、来年3月に4年間の任期満了を迎える。現在道議会議長を務める加藤礼一氏が、前々回の市長選に出馬した際、「自分が当選すれば、武田を副市長にする」と周辺に漏らしていたとされるほど、武田氏の政治的な根回しの緻密さと実務能力は高いものがある。しかし、前任の三浦賢一監査委員が1期で交代したことを考えると、武田氏も今期限りとの見方が強い。

(続きは月刊北海道経済14年1月号でお読みください)