旭川市官製談合事件 常習化していた談合体質

 旭川市発注の土木工事を巡り、市土木部の元課長と市内土木業者の間で行われていた贈収賄事件の初公判が1月30日、旭川地裁(二宮信吾裁判長)で開かれた。古川賢被告(51、元市土木部課長)と加藤光一被告(41、拓・飯沼建設社長)の両者は起訴事実を認め、検察側は古川被告に懲役2年6ヵ月と追徴金130万円、加藤被告に懲役1年6ヵ月を求刑し、即日結審した。判決は2月20日に下される。

対照的だった両被告の態度
法廷内では、古川被告と加藤被告の態度や表情に大きな違いがあった。古川被告は終始うつむき加減で、検事や弁護人の質問に対しても、しばらく沈黙したり、弱々しく聞き取りにくい声で答えていた。
それに対し、加藤被告は時折、弁護人と笑顔でやりとりを繰り返し、質問に対しても時折考え込む場面はあったが、はっきりとした声で答えていた。この笑顔でのやりとりが余裕なのか、持ち前の性格からくるものかは分からないが、表情を見る限り、本当に反省しているのだろうかと疑問を感じる瞬間もあった。
裁判は両被告の本人確認から始まり、検察の冒頭陳述の後、弁護人が起訴事実に対し争う意思のないことが述べられ、検察側と弁護人側からの被告人質問と続いたが、そのやり取りの中で、これまで伝えられていなかったいくつかの事実が明らかになった。

(この続きは月刊北海道経済2014年3月号でお読みください)