新体制の旭川スウェーデン協会

 旭川市が毎年3月に開催するバーサーロペット・ジャパンの運営を支える「旭川スウェーデン協会」の会長が、11年務めてきた奈良信子氏(国際ソロプチミストルンベル旭川)から東郷明子氏(東郷整形外科理事)に代わった。新会長の選任には、同協会33年の歴史の中でも初めてという選考委員会が設けられ、総会前の理事会も波乱に満ちたものだった。いったいどんな事情があったのか─。

バーサーや4国交流に取り組む
旭川スウェーデン協会は、1980年に旭川市が青年婦人北欧視察団を送り、北欧と交流を始めたことがきっかけとなって誕生した。そして、スウェーデンの伝統行事であるクロスカントリースキー大会「バーサーロペット」を、同じ北方圏の旭川でも開催できないかと奔走し、翌年、第1回旭川国際バーサー大会の開催にこぎつけた。
バーサー大会はその後実績を重ね、第6回大会からは本場スウェーデンのお墨付きを得て「バーサーロペット・ジャパン」と変更され、全国に誇る冬のスポーツ国際交流事業となった。今年3月には第34回大会を成功させている。
この大会で同協会は毎回、旭川市やスキー連盟、体育協会、商工会議所、観光コンベンション協会など各種団体で構成される実行委員会の中の「渉外部会」を取り仕切り、大会前夜の歓迎レセプションを主催し、駐日スウェーデン大使ら各国の大使、総領事らの接遇にあたってきた。
また、2004年からは、バーサーロペット交流事業の一環として青少年の派遣交流を行う国際バーサーロペット交流委員会を設立し、バーサーロペットを開催する旭川市とスウェーデンのモーラ市、アメリカ・ミネソタ州のモーラ市、中国の長春市の4市による「4国交流会議」にも参加している。

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この続きは月刊北海道経済2014年7月号でお読みください)