北彩都、評価見直しで半額以下の大安売りも

 旭川市が行っている駅周辺の市有地と保留地を合わせた区画整理事業が今年度中に完了する。それにより事業にかかった支出がほぼ確定し、改めて支出に見合った土地の鑑定評価を行ったところ、いくつかの土地で価格が下がったことなどから、土地の売買が進む可能性が出てきた。12区画ある土地は、「今年度中に7区画が売却できる」という強気な意見も飛び出している。ただし、シンボル施設建設が条件となる土地を含めた大型の2区画はかなり苦戦する見込みで、状況は予断を許さない。

駅北口の土地が俄然注目
 旭川市が所有する駅周辺の土地は9月下旬現在、保留地を含め全部で12区画。その内、大雪通に架かる新神楽橋下にある(666平方㍍、636平方㍍)は、1区画として販売される可能性が高く、実質11区画が残っていることになる。3千万円、6千万円だった二区画が合わせて4千万円に値下げされるという状況も発生している。
 12区画の中で最も注目を集めているのが、JR旭川駅北口の北彩都病院と鉄道高架の間にある区画。面積は4200平方㍍で、これまでの販売価格は10億円だったが、一気に半額以下の約4億5千万円に値下がりした。坪単価で見ると、78万6千円が35万3千円になったことになる。用途は商業地域で、建ぺい率が80%、容積率が600%と駅前の一等地で、利用価値が高い。
 市内のある不動産業者は、「場所は文句なし。ピーク時は20億円、坪当たり150万円を超えていた土地で、それが坪35万円台なら誰もが飛びつくはずだ」と興奮した表情だ。

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この続きは月刊北海道経済2014年11月号でお読みください。