アスクゲートが4の7つつじビル買収

 20年ほど前まで人気のディスコ「ワールド」が入り、連日数百人が集い賑わった旭川市4条通7丁目の「つつじビル」を、人材派遣業道内最大手のアスクゲート(札幌市、斉藤三寛社長)が買収した。築40年を超え、老朽化が進む建物だが、「さんろくの灯を消したくない」という斉藤社長の想いを具現化するため、改装を加えて一新する。飲食店運営やイベント開催で独自のノウハウをもつアスクゲートだけに、どのような建物に生まれ変わるのかに注目が集まる。

ディスコ「ワールド」大賑わいは昔の話
 1974年11月30日に新築されたつつじビルは、約100坪の敷地に地下2階、地上8階建ての鉄筋コンクリート造りの建物。5階から6階に吹き抜けになったフロアには、ディスコ「ワールド」が入居し、20年ほど前までは連日、数百人が集まる繁盛店だった。
つつじ 当時、近くの飲食店で働いていたアスクゲートの斉藤社長は、「夕方からどんどん人が入り、ものすごく活気があるビルだった。私も何度か足を運んだが、いつかはこんなビルで商売をしたいと思う憧れの飲食ビルだった」と、当時を懐かしむ。 
 当時を知るさんろくの飲食店オーナーも、「ワールドのほかにもグランドキャバレー『オスカー』が入り、結構賑わっていた」と語る。
 ところが、ディスコブームは終わりを告げ、やがてワールドも閉店。今ではこのダンスホールも年に数回、パーティなどの不定期イベントで利用されるだけと、一時の賑わいからは想像もできない状況になっている。
 他のフロアも地下1階と地上1階に数軒のスナックが入居するだけとなっている。さんろくの中心である3・4仲通りや3条本通りの6丁目でさえ飲食店ビルの空き室が目立つ現状では、そこからやや離れた場所にあるつつじビルが苦戦するのも無理はない。

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この続きは月刊北海道経済2016年03月号でお読みください。