主な記事– category –
-
主な記事
〝シイタケ嫌い〟ヒロ中田氏、鷹栖町に波紋
㈱リクルート北海道じゃらん(札幌市)が発行している月刊誌「じゃらん」が企画する「ご当地グルメ」が、鷹栖町で波紋を呼んでいる。4月6日、町へ視察に訪れたじゃらんのスタッフの一人、ヒロ中田氏が、町内のある飲食店で「私はシイタケが嫌いなので、出さないでください」といった発言をした。その話を聞きつけた助安農場の助安誠二社長が「町の特産品に育ちつつあるシイタケを侮辱された」として、自身のフェイスブックで思いを綴ったことで話が大きくなった。 おすすめのシイタケを批判された飲食店 ことの発端はヒロ中田氏が鷹栖町内の農家や飲食店などを訪れて行った取材。ある飲食店で「私はシイタケが嫌いなので、私の前に出さないでください」と言い放ったことに起因し... -
主な記事
中国人観光客熱烈歓迎の一方で悪劣マナーに「もう勘弁!」の声
日本を訪れる中国人観光客の勢いが止まらない。〝爆買い特需〟に小売店やホテル業界が嬉しい悲鳴を上げる一方、想像を絶する〝とんでもマナー〟に辟易する声が全国各地の観光名所で相次いでいる。さんろく街や旭川市内のホテルでも後を絶たないマナー問題に頭を抱えており、「入店お断り」という厳しい対応を取る店も出てきている。 外国人向けマナー本 過去最高の外国人観光客数を達成し、インバウンド景気に沸く日本。4月下旬、日本政府観光局が2015年度の訪日外国人客数を発表し、その数は約2136万人と初めて2000万人の大台を突破し、好調ぶりを印象づけた。 中でも入り込みが増えているのが中国人観光客だ。円安や、ビザ発給など渡航条件が緩和されたことで旅行... -
主な記事
道銀が住宅ローン攻勢 貸出先争奪戦激化
旭川に本店・支店を置く金融機関の住宅ローン争奪戦が過去に例の無い激しいものとなっている。台風の目は北海道銀行。「貸し出し所得基準を大幅に緩和し、これまでなら審査がパスしなかった所得層にも融資する方針に変えた」(市内ハウスメーカー)。また、借り入れ時の保証料不要も打ち出した。ハウスメーカーや工務店は「需要が喚起される」と歓迎している。シェアで道銀より上位の北洋銀行、労働金庫も応戦の構え。 住宅業界の期待膨らむ 「マイホームを計画したもののローン審査が通らず断念するケースはけっこうある。それだけ旭川の勤労者の所得が低いということだ。ところが先日北海道銀行の営業マンが 〝所得基準を下げ、これまではパスしなかった世帯にも住宅建設資金を貸... -
主な記事
フィール旭川 日台合弁企業と売却交渉
5月上旬、市内の不動産業者から本誌に「フィール旭川が台湾の投資家に売却された」という情報が飛び込んできた。フィール旭川を運営する極東証券(東京)へ確認すると、「現在、先方と交渉していることは確かだ。シンガポールにファンドを持つ運用会社で、日本と台湾の企業が出資して設立した合弁会社がその窓口になっている」と、売却に向けた動きがあることを認めた。証券会社という本業の性格上、極東証券が旧丸井今井旭川店を買収し、フィール旭川として再生したときから転売の噂は絶えなかったが、ここにきてようやく有力な売却先候補が見つかったようだ。 買収から5年半 旧丸井今井旭川店を極東証券が買収したのは、2010年11月のこと。買収金額は2億3000万円だっ... -
主な記事
ニセ建築士に手玉に取られた建築業者ら
旭川市内で建築に関わる大勢の人たちが「あの女性にはだまされた」と感じている。建築士の資格もないのに「建築設計事務所」を名乗り、基本プランだけで建主の懐に飛び込み、業者に仕事を請け負わせ、工事監理まで仕切ってしまう。工期中は追加、手直しの連続で、その費用の大半は業者持ち。とうとう住宅の建主と建築業者が、建築士法に違反する行為だとして旭川中央署に被害届を提出した。 プラン作りだけの空間デザイナー 「年齢は分からないが、子どもや孫もいるから50歳前後ではないか。持ち込んできた住宅建築の仕事を引き受けたが、建築設計事務所の名刺を持っていたので、すっかりだまされた。最初から何か不自然な感じはしていたが、まさか事務所登録もしていないモグリだ... -
主な記事
次期最終処分場は〝脱江丹別〟で
江丹別芳野の廃棄物最終処分場の埋め立て使用期限が12年間延長され「2030年3月まで」となったのは2年半前。次の処分場建設地を選定するまでにはまだ時間的余裕があるが、過去には建設場所をめぐって地元住民との話し合いが紛糾し、苦い経験を積んでいる旭川市だけに、次期の候補地選定については万全を期して臨む構えのようだ。 次の処分場は江丹別以外の場所に 旭川市は2016年度の環境部予算に「次期最終処分場整備費」として615万円を盛り込んだ。整備費と言っても分かりにくいが、要は調査費のことで、江丹別芳野に代わる次の最終処分場をどこにするか、じっくり検討するための予算のことである。 芳野の使用期限が切れるのは14年後。まだまだ余裕はあるが、建設... -
主な記事
西武B館意外と人気 数社から引き合い
3月8日、そごう・西武から正式に西武旭川店の閉店が発表され、その後の1ヵ月間は慌しい動きに包まれた。旭川市ら団体4者が3月28日、そごう・西武の松本隆社長を訪問し、営業継続を要望。だが、交渉窓口が親会社のセブン&アイホールディングス(HD)に替わったことで営業継続は絶望的と見られ、今後は旭川店A、B館をどのように活用するのかに焦点は移っているが、すでに数社からB館へ入店の打診があり、意外と?人気が高いようだ。 どこまで好条件を引き出せるのか 3月8日、西武旭川店の閉店が正式に決まったことを受け、旭川市は3月10日、旭川商工会議所や買物公園通りの商店主が加盟する旭川平和通商店街振興組合、上川総合振興局へ呼びかけ対策会議を開いた。その... -
主な記事
仰天!道6区に浮上した「鈴木貴子擁立、今津比例」構想
早ければ衆参ダブルで今夏にも行われる可能性が出てきた衆院選。野党共闘実現で自民党の戦いは厳しいものになりそうだが、「鈴木貴子を立てて今津寛を比例に回したらいい」と、自民党の一部からこんな〝仰天構想〟が浮上した。すんなりとは実現しそうもないが「鈴木なら話題性もありおもしろい戦いになる」と受け止める向きも多く、今後波紋を広げそうだ。(文中、敬称略) 参院前哨戦 道5区は熱気 参議院議員選挙が7月に行われるが、道選挙区は定数がこれまでの2人から1人増えて3人になる。 自民党としては当然、増になった1人枠を狙いに行く。それが新たに自民党が公認候補として決定した柿木克弘道議(美唄市選出)だ。一方で、民主党から衣替えした民進党も鉢呂吉雄元... -
主な記事
旭川トヨタの残業ルール、「現場無視!」か労務改革か
「戸島義信社長が厳しい残業ルールを打ち出した。守らなかった社員は解雇。現場の社員から悲鳴が上がっている」─道北地区自動車ディーラートップの旭川トヨタ自動車㈱(旭川市4条通2丁目)社員からの内部告発。残業を無くし業務効率化を目指す旭川トヨタの方針は正しいのだろうが、同業ディーラーからも「あまりにも乱暴な取り組み」といぶかる声。 現場から悲鳴 旭川トヨタで働く男性社員から「労務管理が厳しく、現場から悲鳴があがっている」との告発が本誌に寄せられた。 この社員、Aさんの訴えはこうだ。 ──残業を減らすようにとの指導が数年前から繰り返されてきたが、昨年春に「夜8時を超えた残業は絶対ダメ、始業9時より前の出社も厳禁。破った社員は解雇」との酷... -
主な記事
西武旭川店9月末閉店の衝撃
本誌3月号で西武旭川店が閉店候補に挙がっていると報じたが、3月8日、親会社のセブン&アイホールディングスが正式に今年9月末で閉店することを発表した。発表当日の朝からそごう・西武の関係者が旭川市を訪れ、市役所や会議所、地権者らへの説明に追われた。今後は駅前の一等地にある2つの建物をどうするのか、市や経済界を巻き込んだ対応策が急がれる。(記事は3月9日現在) 約1年前から閉店の予感(B館の地権者) 3月8日午後、前日に開かれたそごう・西武の役員会を経て、正式に西武旭川店とそごう柏店(千葉)を今年9月末で閉店することが発表された。西武旭川店は、25人の社員は配置転換する一方、181人いるパートは解雇するため、地元の雇用への少なからぬ影...