cfr9– Author –
cfr9
-
主な記事
旭川最古の地域イベント「こたんまつり」60周年
アイヌ民族の聖地として知られる旭川市の神居古潭(神居町)で旭川最古の地域イベント「第60回こたんまつり」(実行委主催)が9月23日に開かれ、家族連れや観光客など約7000人が訪れた。アイヌ文化の伝承や神居古潭地域の特産品のPRを目的に毎年「秋分の日」に開催し、今回のテーマは「温故知新」。開会式で来賓の笠木薫旭川市議会議長は「神居古潭は魔神が棲んでいたという伝説が残る神秘的な地域で、アイヌの人々が受け継ぐ古式舞踊や伝統儀式が末永く継承されますように」などと語った。 名寄市の富岡達彦さんが扮する一日駅長の合図とともに汽笛が鳴り、イベントを開始。旭川チカップニアイヌ民族文化保存会と帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーが、まつりの由来でも... -
主な記事
大丈夫か旭川電気軌道 不可解な役員の顔ぶれ
今年3月の株主代表訴訟で始まった老舗企業・旭川電気軌道の経営スキャンダルは河西利記代表取締役社長辞任に発展した。10月11日に臨時株主総会が開かれいったん役員は総辞職し新役員が選出されたが、取締役6人、監査役1人、計7人の顔ぶれは不可解なものとなった。 河西社長辞任 発端は、今年3月の株主代表訴訟だった。 原告は電気軌道の株主24人。訴えによると、「元代表の豊島弘通氏は子会社3社を使って親会社である電気軌道の株式を取得するとともに株式を違法に名義変更し、巨額な背任行為を行った」。本来なら賠償を求める相手は元会長本人だが、2015年12月に82歳で亡くなっているため、損害賠償責任は相続財産に含まれるとして、妻と息子、娘の4人の相続人を被告... -
主な記事
前代未聞 旭川市庁舎110万円盗難事件
旭川市庁舎の金庫から現金が盗まれるというのは前代未聞。扉を開けるダイヤル番号と、マックス110万円が保管されているタイミングを知っている関係者の犯行と見られる。事件発生から1ヵ月余りが立つが、この窃盗事件捜査は大きな 進展を見せていない。 16年前の旧式金庫 市によると、犯行に気が付いたのは休日明け9月11日の午前8時半ごろ。2階の介護高齢課に設置されている金庫の扉が、半開き状態になっているのを出勤してきた職員が見つけ、中を調べたところ保管されているはずの現金がなくなっていたという。すぐに旭川中央署に被害届を提出し、警察官が指紋や足跡などを調べ、窃盗事件として捜査が始まった。 金庫は福祉保険部の保険制度担当部長席にほど近い書類などが山積... -
主な記事
あきらめるな新幹線の旭川延伸
札幌駅で新幹線のホームをどこに設けるべきかをめぐる議論が熱を帯びているが、道北地区では新幹線への関心が低迷している。「基本計画」に沿った旭川までの延伸は、どうすれば実現できるのか。巨額の建設費用を調達するための大胆な方法と、強い政治家の登場が不可欠だ。 札幌延伸は12年後 昨年3月に開業した北海道新幹線。観光客の着実な増加に、函館など道南は湧いている。北海道新幹線に注目するのは国内の観光客だけではない。台湾のエバー航空が旭川便を短期の季節運航に変更し、函館に毎日1便を乗り入れるようになったのも、北海道新幹線ブームが一因だ。 札幌延伸は従来よりも5年前倒しされて2030(平成42)年度末を目指すことになり、札幌駅の新幹線ホームをどこ... -
主な記事
見捨てられた!ほくおう旭川2施設
道内で23の介護施設を運営する㈱ほくおうサービス(札幌)などグループ5社が今年7月に倒産したのに伴い、同グループが旭川市で運営する2施設の先行きが心配されている。引き受け先と見られていた㈱創生事業団(福岡)は、23施設のうち旭川の2施設を含む8施設の継承を「施設所有者から提示された家賃が高い」という理由で断念した。杜撰な施設運営に翻弄された入居者やその家族は見捨てられた格好となり、次の転居先探しに奔走している。 道内大手に成長 札幌市や旭川市などで23の介護施設を運営していた㈱ほくおうサービス(札幌市)と、福祉用具販売の㈱ほくおうケアサービス(同)、高齢者住宅運営の㈱福寿草(帯広市)、施設利用者に食事を提供する㈱ほっとキッチン(江別... -
主な記事
今津対佐々木の一騎討ち 生き残るのはどちら?
10月10日公示、22日投開票の衆議院議員選挙。過去3回対決した今津寛(自民党公認、公明党、新党大地推薦)と佐々木隆博(立憲民主党公認)が、今回は初めて2人だけの「一騎討ち」を演じることに。どちらの陣営も「背水の陣」で必死の選挙戦を展開する。政策実現力をアピールする今津か、安倍政権ストップを訴える佐々木か。有権者の下す選択はどちらだ? (記事は10月10日現在) 過去3回の対決 佐々木は佐々木秀典の後継として2005年11月に衆院選挙に初めて出馬して以来、これまで3回当選、1回落選している。一方の今津は旧2区時代も含めて9回衆院議員に立候補して、うち7回当選(比例復活が1回、比例北海道ブロックでの当選者の辞職と次点候補の死去に伴う繰り上げ当... -
新聞広告
2017年11月号の主な内容
-
主な記事
法人所得で旭川が5位転落
札幌国税局が6月末に公表した2015年度(15年7月~16年6月)の税務署別法人所得で、旭川地区(旭川中、旭川東税務署管轄)が苫小牧地区に抜かれ5位に転落した。人口で道内第2位の規模でありながら、苫小牧に抜かれ上位の札幌や帯広、函館との差は広がるばかりで、「事業所数は多いが企業規模が小さく、内向きな姿勢が成長を妨げている」と、地域経済の今後を悲観する経済人も多い。 一事業所当たりの所得が低い 札幌国税局が6月末に公表した15年度(15年7月~16年6月)の税務署別法人所得によると、石狩市や北広島市などを合わせた札幌地区(5税務署)が5655億円でトップ。2位は新得町や清水町などを合わせた帯広税務署管轄が607億円。3位は北斗市などを合わ... -
主な記事
旭川市内で外国人技能実習生が急増
出口の見えない人手不足に、業界を問わず多くの中小企業が苦しんでいるが、外国人技能実習生を受け入れる動きが一部の企業に広がっている。11月には新しい技能実習制度が施行され、期間が一定の条件の下で延長されるほか、新たに介護分野での受け入れも解禁が迫っている。旭川における技能実習制度の現状を追った。 中国人に代わりベトナムが中心に 「いくら求人広告を出しても応募がほとんどない。まれに応募があっても、非常に高齢でいつまで働けるかわからない人や、我々のニーズに合わない人ばかり」と語るのは旭川市内の某建設会社社長。「ベトナム人の技能実習生を来年から迎えることを決めた」 多くの分野で未曾有の人手不足が発生している。商品を宣伝するチラシの裏側に... -
主な記事
5年ぶりの大相撲地方巡業「旭川場所」に5300人
大相撲地方巡業「旭川場所」が8月20日、5年ぶりに旭川大雪アリーナで開かれ、約5300人のファンが詰めかけた。 公開稽古では、大関の高安をはじめ、逸ノ城や輝らが意欲的に「ぶつかり稽古」を披露。市内の保育所「楽集館」に通う子どもたちなどが参加した「ちびっこ相撲」では、旭川出身の十両・旭大星や千代丸ら6人の力士が土俵に上がり、和気あいあいとした雰囲気で豆力士と稽古を行った。 旭大星は「髪結い」の実演にもモデル役として登場。旭大星と同じ友綱部屋の床山で愛別町出身の床幸に「大銀杏」を結ってもらう姿を披露した。「相撲甚句」では化粧廻しを付けた6人の力士が輪になり、力士独特の唄を手拍子と足の音頭に合わせ一人ずつ口ずさんだ。まげをつかむなど...