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職員に出資を求めるワーカーズコープセンター事業団
旭川市の直営で行われてきた児童センターの運営が、新年度から指定管理者に替わる。その管理者がこのほど決定したが、職員1人当たり5万円の出資が必要で、さらに給与の2ヵ月分以上の増資を掲げる業者であることが分かり、継続勤務を希望する職員の間に不安が広がっている。「本当にこの業者でいいのか」と、市役所や議会内から疑問の声も上がっている。 利用者増加地域交流も 児童センターは児童福祉法に規定される「地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的として設置される屋内型児童厚生施設」の一つと定められている。 規模が比較的小さなものは児童館として運営されているが、旭川市内には1つの児童館と6つの児童セ... -
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駅前イオンに対抗、西武とフィールが大改装
3月27日に開業するイオンモール旭川駅前に対抗するため、西武旭川店とフィール旭川が大幅な改装に踏み切る。西武はB館地下1階の食品売り場の品ぞろえを強化するとともに、服飾とコスメ、アクセサリーに新たなブランドを導入。フィール旭川は5月下旬から、現在は1階から5階までのフロアに入居しているジュンク堂を4、5階に集約し、1~3階と4階一部をレディースや飲食のフロアに改装する。地下1階では鮮魚店が3月1日に入れ替わった。年商1400億円を目標にする駅前イオンにどこまで対抗できるのか、業界関係者だけでなく地域住民も注目している。 品ぞろえとサービスを強化 西武が「攻め」の姿勢でイオンを迎え撃とうとしている。6年ぶりの大幅な改装を実施した同... -
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旭医教授選 想定外!同門から2人が立候補
旭川医科大学(吉田晃敏学長)第三内科の主任教授で、5年ほど前に市内の民間病院と〝謝礼金〟をめぐるトラブルで話題を振りまいた高後裕氏がこの3月で退官することから、後任の主任教授を決める選考委員会が間もなく開かれる。教授候補に応募してきた複数の人の中には、6年ほど前に女子医学生へのセクハラ問題が取り沙汰された人や、第三内科の高後体制に問題意識を持っていたとされる人もおり、医大内はもとより外部の医療関係者らからも注目される教授選となっている。 最大の同門会員数 伝統ある第三内科 旭川医大の内科学講座消化器・血液腫瘍制御内科学分野は通称「第三内科」と呼ばれており、1972年4月の同大開設とともに故並木正義名誉教授によって創設された。 ... -
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旭川歯科学院専門学校の第50回生が戴帽式
旭川歯科学院専門学校の平成26年度戴帽式が1月30日、旭川市民文化会館小ホールで行われ、学校関係者や父母が見守る中、2年生55名の学生が決意と自覚を新たにした。 同学院は昭和39年創立。道内の歯科衛生士養成学校の中では最も古い歴史と伝統を持ち、毎年100%の就職率を維持。多くの卒業生が歯科診療所などで即戦力として活躍している。 戴帽式は、2年生が臨床実習を始める前に行われる同校の伝統行事で、歯科衛生士としての基礎学習を終了した証としてナースキャップを授与。これまでは同校校舎で行われていたが、歯科衛生士を目指す高校生や一般市民にも広く参加してもらおうと、昨年から市民文化会館で開かれている。 戴帽式は厳かな雰囲気の中で行われ、名前を呼ばれた学生... -
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「地方創生」旭川市のプランは
「地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服する」─世の中に〝地方創生〟の言葉が躍るなか、都道府県や市町村では2015年度中とされる地方版総合戦略づくりに追われている。各自治体のアイデア次第で国から手厚い交付金を受け取れる仕組みで、市町村にとってはまたとないチャンス。タイムリミットの1年後に向け、旭川市はどんな戦略を打ち出していくのか── 地方活性化 対策は効果不十分 東京など大都市圏への一極集中が加速する中で、地方の疲弊を克服しようと、歴代政権はこれまで、あの手この手の地方活性化策に取り組んできた。 竹下内閣では「ふるさと創生事業」を打ち出し、全国の市区町村に使途自由の1億円を交付した。小渕内閣では、15歳以下の子どもがいる家族と6... -
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政治意識退潮?! 市議目指す市職員がいない
かつては4人もの市議を抱えていた市役所の職員団体・市職労も、今年の市議選ではわずか2人の候補を擁立するにとどまる。しかも1人は元市職員ではなく、市職労が独自に雇用していた人物。つまり、生え抜きの市職員で市議を目指すのはわずか1人。市職員を退職してまで市議に転じることは、もう終焉の時期を迎えているのかも知れない。(文中敬称略) 保守VS革新 市職労が隆盛を極めていたのは、いまから30年ほど前のことだ。自民党をバックとする坂東徹が、市民から絶大な支持を得て市長3期連続当選を果たしていた時期と合致する。保守VS革新、自民党VS社会党という、熱い政治の時代だった。 この坂東市政に対し、市職労は市立旭川病院の病院労組、市水道局の水道労組と共闘を組... -
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覆面座談会 除雪現場からの訴え「もう限界!」
雪国で暮らす人たちにとって除雪は最大の関心事と言っても過言ではないが、とかく市民側の声がクローズアップされるばかりで、実際に作業に携わる人たちが抱く様々な感情についてはなかなか伝わってこない。旭川の除雪体制はどうなっているのか。市内の除雪作業に携わる現場の人たちの声を拾い上げ、覆面座談会形式で取り上げてみる。 覆面座談会の出席者は次の6人。進行は本誌。 A(除雪センター勤務) B(除雪ドーザー運転手) C(ダンプ運転手) D(元旭川市臨時職員) E(警備会社職員) F(元除雪センター勤務) マンションは融雪装置を設置すべき ─まずは除雪の現場をよく知る皆さんが、日頃感じていることからお話しください。 B 私は除雪ドーザーを動かしていますが... -
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体力ない老人福祉施設は廃業の危機
原則3年に一度改定される介護報酬。今年はその年にあたり2・27%減額される予定だが、職員待遇の改善も求められ、老人施設の経営者にとってダブルパンチになる。そのほか、老人施設が運営する訪問介護やデイサービスも減額の対象になっていることから実質10%近い減収となる施設もあり、体力のない経営者は廃業の危機に瀕している。 開設してわずか1ヵ月で破たん 昨年冬、旭川市内の住宅型有料老人ホームが、開設わずか1ヵ月あまりで経営不振に陥る事態になった。施設の工事費や運転資金など約2億円を金融機関から全額借り入れたが、「介護ブローカー」と呼ばれる人物に、施設開設までの指導料として1000万円を超える金を支払ったため、運転資金が底をついて〝万事休す〟と... -
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MUKU工房、品質の家具をネットで全国に販売
書籍、衣類、家電製品…。いまや自宅にいながらにしてパソコンやスマホを操作し、「ワンクリック」で買い物するのが当たり前だが、より高価で大型な商品である家具の業界にも時代の波が押し寄せている。旭川や近郊の地域で製造される高品質の家具を、ネットを通じて全国に販売しているのが「MUKU工房」(運営会社=㈱北廊、旭川市宮下通1丁目)だ。 魅力をネットで証明 旭川市民にはあまり知られていない家具の小売店がある。繁盛はしているが、国道から一本奥の路地に面した店の中に客の姿はない。この店の「売場」はインターネット。パソコンやスマートフォンを通じて、年間延べ60万人の客が自社サイトや楽天上のサイトに「来店」する。 取り扱っている家具はテーブル、チェア、... -
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大接戦制して議席奪還した佐々木隆博
佐々木隆博にとっては、これ以上は望めないほど絶好のタイミングだった。全国的に民主が苦戦するなか、前月の旭川市長選で勝利したばかりの西川将人市長から応援を受け、当初劣勢と見られていた衆院選でも2847票差で勝利し、2年ぶりに国会の議席を奪還した。 西川が全面支援 2012年冬の記録的な惨敗から約2年。民主党の党勢はまだ回復していない。西川も「民主党」の3文字がブレーキになると懸念したのか、自らの選挙では民主色を薄めた。このため解散が伝えられたころ、佐々木陣営内では「情勢は厳しいので応援してもらいたいが、市長には市長の事情があるし…」と懸念する声も。西川後援会の杉山正幸会長も「我々は市民党ですから」と、応援に慎重な姿勢を示していた。 ...