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2015道議選 下馬評覆し安住2位当選の勝因
7人の道議選候補の中で、最も厳しい戦いを強いられていると見られた安住太伸。下馬評を覆す2位当選にはだれもが驚かされた。勝因分析は様々だが、「加藤・木村は安泰」との観測が追い風になったとの見方や、有力企業からの支援が奏功したとの見方が生じている。安住を拒んできた自民党のわだかまりも氷解したということか? 東夫人送り込み安住地盤切り崩し 2位当選が決まり選挙事務所に駆けつけた安住は目を潤ませながら「みなさんに心から感謝いたします。期待にしっかり応えていけるよう全力で頑張っていくことを約束します」と、深々と頭を下げた。安住の涙は、選挙戦の厳しさを物語っていた。 安住の道議選出馬は、昨年末の旭川市長選のかなり前から選挙関係者の間でさ... -
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美瑛町長選 現職浜田、薄氷踏む勝利!
4月の統一地方選で、旭川市と周辺8町の中で唯一、首長選が行なわれた美瑛町。当選確実と見られていた現職の浜田哲(62)は、前町議で新人の森平真也(35)にわずか53票差まで迫られる薄氷を踏む勝利となった。「告示日直前まで選挙になるとは夢にも思わなかった」(浜田)の言葉通り、事前の準備を怠ったことが支持者から反感を買い、前々回と前回は2000票を超えた反浜田票に、森平はさらに1000票超を上乗せした。 首を洗って待っていた 午後9時17分、浜田の選挙事務所に入った開票結果(速報値)は、浜田3453票、森平3401票で、疑問票は37票だった。この時点で疑問票がすべて森平に回ったとしても15票差で浜田の当選が決まる。その5分後、午後9時25分に票は確定... -
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美瑛の人気観光スポット 「青い池」が変色
水の青さと立ち枯れした木々が幻想的な雰囲気をかもし出し、全国的な人気を集めている美瑛町の観光スポット「青い池」。この池にちなんで誕生した「青い池 美瑛サイダー」や「青い池プリン」などの商品も話題を呼んでいる。しかし最近では、「池の底にドロがたまり色が変わってきている」という指摘や、「このままでは〝がっかり名所〟になってしまう」と懸念する声が上がっている。 火山対策の副産物 美瑛町には雄大に広がる十勝岳連峰を背景に、山の恵みを受けて生まれた神秘的な場所が多く存在する。「青い池」もその一つで、コバルトブルーに染まる水の色とカラマツ林が立ち枯れした姿が神秘的に映り、写真家などの間で口コミで広がり人気のスポットとなった。 一説によると、青い... -
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2015年6月号の主な内容
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東旭川農協で何があったのか
理事改選期を迎えた東旭川農業協同組合(JA東旭川、正組合員数1270人)で、3月15日に理事予備選挙(理事選)が行われた。小山光昭組合長も出馬し4位当選したものの、まもなく理事を辞任した。トップ当選した鎌倉輝美常務理事に大差をつけられたため、3期目の組合長選は不利と判断して自ら身を引いたようだが、強引な小山組合長の運営手法が職員や組合員から反感を買い、辞めざるを得なくなったというのが真相のようだ。 小山組合長が予想外の低得票 3月15日に行われた理事予備選挙では、7人の理事枠に対して9人が名乗りを上げたため投票が行われた。新人は鹿野直子氏と布施龍一氏の2人で、残る7人の候補は現職。なお役員の構成は投票で選ばれる7人の理事以外に、職... -
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若手部長誕生 経済観光佐藤、子育て支援稲田
4月1日に発令された西川市政3期目初となる部長職人事は、若手登用を軸にした斬新な配置となった。特に中心市街地の活性化を担う経済観光部長には50代前半の次長職を起用。少子化で人口の減少が危惧される子育て支援部長には40代後半の次長職を昇格させた。双方とも市の今後を占う重要なポスト。このため市役所内や議会では「3期目で引退することなく、西川市長が4選を目指す人事ではないか」との観測も出ている。(敬称略) 空きポストなし 一年前の人事で定年退職となった部長職は3人しかいなかった。退職後は、都市建築部の木口信正部長が特別職の水道事業管理者に、福祉保険部で保険制度担当部長を務めていた岡本幸男部長が第三セクターの旭川保健医療情報センター(アー... -
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2015年5月号の主な内容
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スノボW杯 世界の一流選手の躍動感あふれる姿に大歓声
スノーボードのワールドカップ(W杯)旭川大会が2月28日、3月1日の2日間、サンタプレゼントパーク(旭川市神居町富岡)で開かれ、世界16カ国から85人のトップ選手が集まりタイムを競った。 旭川でW杯大会が開かれるのは1999年、2001年に続いて3度目。旭川出身でソチ五輪の銀メダリストである竹内智香選手(広島ガス)が五輪後、西川将人市長に旭川での大会開催を要請。開催が予定されていた韓国・平昌(ピョンチャン)が辞退したことを受けて、先に名乗りをあげていた旭川市が再度手を挙げて開催が決まった。 初日の28日にはパラレル大回転が行われ、約7500人が観戦。この種目で五輪銀メダルを獲得した竹内選手が登場すると会場からひと際大きな歓声が沸いた... -
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職員に出資を求めるワーカーズコープセンター事業団
旭川市の直営で行われてきた児童センターの運営が、新年度から指定管理者に替わる。その管理者がこのほど決定したが、職員1人当たり5万円の出資が必要で、さらに給与の2ヵ月分以上の増資を掲げる業者であることが分かり、継続勤務を希望する職員の間に不安が広がっている。「本当にこの業者でいいのか」と、市役所や議会内から疑問の声も上がっている。 利用者増加地域交流も 児童センターは児童福祉法に規定される「地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的として設置される屋内型児童厚生施設」の一つと定められている。 規模が比較的小さなものは児童館として運営されているが、旭川市内には1つの児童館と6つの児童セ... -
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駅前イオンに対抗、西武とフィールが大改装
3月27日に開業するイオンモール旭川駅前に対抗するため、西武旭川店とフィール旭川が大幅な改装に踏み切る。西武はB館地下1階の食品売り場の品ぞろえを強化するとともに、服飾とコスメ、アクセサリーに新たなブランドを導入。フィール旭川は5月下旬から、現在は1階から5階までのフロアに入居しているジュンク堂を4、5階に集約し、1~3階と4階一部をレディースや飲食のフロアに改装する。地下1階では鮮魚店が3月1日に入れ替わった。年商1400億円を目標にする駅前イオンにどこまで対抗できるのか、業界関係者だけでなく地域住民も注目している。 品ぞろえとサービスを強化 西武が「攻め」の姿勢でイオンを迎え撃とうとしている。6年ぶりの大幅な改装を実施した同...