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鷹栖町・松原さん「仮装大賞」の輝かしい芸歴
日本テレビ系(道内はSTV)の人気長寿番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞 第93回大会」(2月13日放送)で鷹栖町の主婦、松原康恵さん(57)が準優勝(視聴者投票でも2位)を獲得した。過去に優勝の経験もある〝仮装の常連〟として知られ、入賞はこれで記念すべき10度目。「子供たちに〝お話シリーズ〟を伝えていきたい」と今後の参加に向けても意欲をにじませる。 〝魔物〟味方に準優勝 「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」は年に1回、2月に放送されている(以前は年3回)視聴者参加型番組。1979年から始まったが、松原さんが初めて参加したのは92年の第35回大会から。当初は仮装大賞に参加すると、旅費もホテル代もかからず東京に行けると「不純な動機で... -
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旭川医大病院、手術中失血死は医療事故ではなかったのか?
昨年秋、旭川医科大学病院(平田哲病院長)で肝臓切除の手術が行われたが、出血が止まらず手術中に死亡するという事例があった。肝臓切除の手術で術中死するのは極めてまれなケースと言われ、同病院の医療関係者からも「あの手術はおかしい」という話が聞こえてくる。 肝内胆管がんで肝臓切除の手術 今年に入って、途切れ途切れに聞こえてきた情報を総合すると、およそ次のようになる。 肝臓切除の手術が行われたのは昨年10月21日。手術中に亡くなった患者は旭川市内の60代男性。肝内胆管がんを患い、他の病院では外科的治療は難しいとされ化学療法に頼っていたが、旭川医大病院で診察を受けると、化学療法の効果か腫瘍が小さくなっており、手術可能という判断が下され、切除手術... -
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バイアグラ持参の「除霊師」、本業は市内病院勤務
霊感や霊能力の存在を否定するものではないが、除霊と称して肉体関係にまで及ぶ行為はいかがなものか。全国的にはインチキ霊感師が強制わいせつで警察沙汰になるケースも少なくないが、旭川市内にも「かなり問題があるのでは?」と思われる自称霊能力者がいたとは驚きだ。本人によると、合意の上で関係を持つ率は「0・3%ぐらい」と悪びれる様子もない。被害届が出された様子はないが、社会的問題性をはらんでいることは確かなようだ。 「肉体関係率は0・3%」 「人生がうまくいかないのは、悪い霊が行くべき道を邪魔しているから。その邪魔する霊を取って、正しい道を歩くためのサポートを行っております」─こんな文言が旭川市内に在住するある男性のウェブサイトに載っている... -
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解散か? 混迷深める旭川総合鉄工団地協組
事業資金貸付け「転貸融資」の不祥事が発覚、すべてを仕切っていた事務局長の急死で混迷する「旭川総合鉄工団地協同組合(旭川市永山北4の6、表豊代表理事)」。臼井鋳鉄工業㈱に続き、同じ組合員である㈱コーティング工業も経営破綻し、さらに組合自身も振り出した手形決済が行えなかった模様だ。「組合の業務はすでに停止しており3月で整理の方向」と表代表理事(㈱表鉄工所会長)は話しているが、破綻した臼井、コーティングとの間の転貸融資の実態解明には曲折がありそうだ 組合自身も… 昨年師走に旭川総合鉄工団地協同組合(以下、総合鉄工組合)の事務局長が急死し、前後して臼井鋳鉄の脆弱な経営体質が表面化、年が明けてすぐに破綻した経緯は本誌先月号で報じた通り。死... -
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西武は閉店候補 ヨーカ堂は業態見直し?
百貨店や総合スーパー(GMS)の不振が続いている。追い討ちをかけるように昨年の秋以降、暖冬の影響で冬物衣料の動きが悪い。このような状況を受けて、旭川市内ではセブン&アイグループの西武旭川店が閉店候補に上がると同時に、イトーヨーカ堂旭川店が業態を見直す方向で検討が進められている模様。同じく大手のイオンも、GMSの春光と永山が苦戦を強いられ、店舗の見直しが急務になっている。 苦戦の百貨店とGMS 昨年の秋から暖冬の影響で冬物衣料の動きが悪く、全国の百貨店や総合スーパー(GMS)の業績に大きな影響を与えている。その一方で、一部の百貨店やドラッグストアは、訪日観光客、中でも中国人の爆買いに助けられ、わずかながら売り上げを伸ばしていると... -
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アスクゲートが4の7つつじビル買収
20年ほど前まで人気のディスコ「ワールド」が入り、連日数百人が集い賑わった旭川市4条通7丁目の「つつじビル」を、人材派遣業道内最大手のアスクゲート(札幌市、斉藤三寛社長)が買収した。築40年を超え、老朽化が進む建物だが、「さんろくの灯を消したくない」という斉藤社長の想いを具現化するため、改装を加えて一新する。飲食店運営やイベント開催で独自のノウハウをもつアスクゲートだけに、どのような建物に生まれ変わるのかに注目が集まる。 ディスコ「ワールド」大賑わいは昔の話 1974年11月30日に新築されたつつじビルは、約100坪の敷地に地下2階、地上8階建ての鉄筋コンクリート造りの建物。5階から6階に吹き抜けになったフロアには、ディスコ「ワールド... -
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旭川「倉庫」の栄枯盛衰
ふだん何気なく見ている風景や当たり前のように利用している建造物、道路などにも多くの歴史が刻まれている。「倉庫」も、その一つ。交通の要衝として栄え、道内物流の一大拠点を担ってきた旭川について語る際に欠かせない存在でもある。倉庫がたどってきた栄枯盛衰を振り返り、浮かび上がってくるものは──。 起源は「宮下通」に 旭川の街並みは現在の曙町を中心に明治20年代から形成され、徐々に東側に発展。旧国鉄旭川駅が誕生すると、さらに東方に線状に拡大し、明治30年代には旭川市内で最も古い道路「宮下通」ができる。宮下通は旧国鉄の貨物ターミナルに沿って発達したこともあり、倉庫業の中心地として昭和40年代まで活気を呈することになる。 そんな一角に、旭川と空知太... -
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車椅子ラグビーの魅力伝える「神威」
車椅子スポーツといえば、バスケやテニスが知られているが、昨秋のW杯ラグビーで獅子奮闘の活躍を見せた〝五郎丸人気〟にあやかり、「車椅子ラグビー」への注目度がじわり高まっている。道内には3つのチームがあり、その一つが旭川を拠点に活動する「神威(かむい)」(矢島勇作代表)。普及活動にも力を入れており、練習場に子供たちを招き、一緒に汗を流すことで競技の魅力を伝えている。 「マーダーボール」 車椅子ラグビーの発祥の地はカナダ。頸椎損傷や脳性麻痺などで四肢が不自由になった、比較的重い障がいを持つ人たちのために考案されたスポーツだ。 ラグビーにバスケットボールやバレーボールなどの要素を組み合わせたもので、バスケットボール用のコートで行われる... -
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東光スポーツ公園中核施設整備計画が再始動
2002年の旭川市長選の争点となり凍結されていた東光スポーツ公園中核施設(市内初の武道館を備えた複合体育館)整備が再び本格的に動き出した。既存の花咲スポーツ公園の総合体育館は東京オリンピックのレスリング練習場に決まっており、東光で新たな施設整備が進めば、レスリング以外の競技合宿所の誘致も可能性となる。新年度予算編成を控え西川将人市長がどう決断するのかが注目される。 買収疑惑で議会に特別委 市内のスポーツ施設は、花咲町に集中しているのが現状だ。花咲町は市中心部から近く、全市的に見て最も利用しやすい位置にある。自衛隊の駐屯基地と隣接するため、施設整備には防音対策など国の防衛予算を確保できるという特殊な要素があったため、整備は進んだ。 ... -
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東旭川の「龍乃湯温泉」突然の休止
旭川市内で由緒ある天然温泉で〝神秘の湯〟としても知られる「龍乃湯温泉」(東旭川町上兵村)。戦時中、隼特攻隊の隊長として活躍した「軍神」加藤建夫の生家跡に位置することや、「龍神のお告げに従い開業した」など話題に事欠かない温泉であるが、突然12月1日から休業し、愛湯家らの間で戸惑いの声が上がっている。(文中敬称略) 龍神様のお告げで開業 龍乃湯温泉はJR東旭川駅から歩いて10分ほどの場所にあり、泉質は希少価値の高い鉄冷鉱泉。〝神秘の湯〟と呼ばれるゆえんは、温泉が発見されたときの逸話にある。この温泉の敷地は、「隼(はやぶさ)特攻隊」の隊長として活躍して〝軍神〟とまで呼ばれた加藤建夫(故人)の生家の跡地。そこに小作に入り農業を営んでいた寺...