2016年8月– date –
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2016年09月号の記事一覧
【読み物】 道北倒産激減するも休・廃業やM&A増加 難航する公立大設置 立ちはだかる4つの課題 表の後を誰が担う どうなる副市長人事 旭川でも病院再編の兆し愛生会病院が森山病院に経営譲渡 駅北口のホテル決定、藤田ワシントンは撤退か ホテルレオパレス売却「くれたけイン旭川」に 参院選“夏の陣” 旭川決戦の舞台裏 創刊50周年企画第1弾 「大型店攻防の半世紀」商店街 VS 本州大資本 市民は賛否両論 どうなる「北彩都ガーデン」有料化 旭町通線4車線化20年がかりで10月中旬完成 小規模保育事業所新設 待機児童解消への即効性に期待 東鷹栖物流団地に初のビーチバレーコート新設 中国東方航空北京便が休止旭川空港国際線ビルが抱える先天的不安 積極設備投資外崎工作所が見据え... -
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旭川駅北口 道外大手企業系ホテルに決定
JR旭川駅前のホテル事情が大きく様変わりする。ドラッグストア大手のツルハが実質的な所有者である駅北口の市有地に建設されるビルのキーテナントに、道外大手企業の一事業部門が運営するホテルが進出することが決まった。年内にも工事着工し、2年後の2018年秋の開業を目指す。一方、駅前の藤田観光ワシントンホテルは、10月末で切れる賃貸契約を更新せず撤退する可能性が高い。後継には、アパグループの全国大手ホテルチェーン、アパホテルが有力視されている。 中心部の一等地、注目の的 JR旭川駅北口の市有地4172平方㍍の売却先が決定したのは、2015年3月。旭川市が14年10月に公募提案型入札を行い、同年12月に締め切られた。応札したのは、市内の建設業者、㈱... -
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難航する公立大設置、4つの課題
旭川市の公立大設置計画が難航している。「大学の新設よりも旭川大の市立化がベター」として、その可能性を探る有識者検討委員会が7月にも発足するはずだったが、高校や専門学校の分離、厳しい市の財政状況など課題山積で立ち往生している。 高校等を分離 西川将人市長は新年度予算で約90万円の調査費を計上し、市長公約である公立大の設置に向けた動きを本格化させた。ただし、旭川市立の公立大を新たに設置するのではなく、既存の私立の旭川大(山内亮史学長)と調整を図りながら具体的な内容を詰めるというのが基本方針だ。 しかし、旭川大といっても系列には、短期大学部のほか、旭川大学高校、旭川大学情報ビジネス専門学校のほか、付属幼稚園がある。つまり、旭川大を公立... -
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愛生会病院が森山病院へ事業譲渡
森山病院、森山メモリアル病院などを経営する医療法人社団元生会(森山領理事長)が、札幌に本部を置く交雄会グループの医療法人交雄会メディカル愛生会病院(旭川市東旭川町共栄、三井慎也理事長)の事業を9月1日から引き継ぐことになった。病院名も「愛生病院」と変わる。旭川市内で病院同士の事業譲渡は初めて。国が進める医療制度改革の荒波の中、旭川でも病院再編の兆しが現れてきた。 キーワードは地域医療構想 旭川市内における病院と病院による事業譲渡という形のM&A(企業の合併や買収)は初めてのケース。 国の医療・介護制度改革が進むにつれ、将来の経営を見据えた病院同士のM&Aは全国的に増えてきており、札幌でもすでにいくつかの事例がある。旭川でも豊岡... -
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道北で倒産激減 休・廃業、M&Aは増加
道北の企業倒産が歴史的な水準にまで減少している。今年5月は、1971年の統計開始以来、はじめて「ゼロ」を記録した。ただ、アベノミクス効果とはいえないようで、実質的には倒産ともいえる休業・廃業は増加しており、M&Aも目立つ。企業マインドは内向きで、旭川市内の企業数は漸減。ついに5000社を割った。 初の倒産ゼロ 企業の倒産数は、好不況をダイレクトに反映して増減する。バブル景気が崩壊すると1991年以降約10年間は増え続け、いったん沈静化するものの、リーマン・ショックで98、99年は再び増加傾向を示す。そして2010年以降は沈静化が続く。 10年以降の企業倒産沈静化は、金融円滑化法(09年成立)の〝効果〟だ。 企業の信用調査会社・東京商工... -
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2016年09月号の主な記事
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