2016年6月– date –
-
目次
2016年07月号の記事一覧
【読み物】 「勝てるのか!」と加藤、「勝って見せる!」と今津 次期衆院選めぐり今津寛と加藤礼一が大激論 旭川市は前向き姿勢だが…空港民営化の損得勘定 旭川市人事小池教育長勇退濃厚、後任は長谷川監査委員か? 社長夫婦も聞いていなかった士別「しずお建設」のM&A 経営難?大手介護施設が売却を検討 フィール旭川シンガポールファンドへ25億円で売却 行政が指導するも解決のメド立たない豊岡の「ごみ屋敷」 名作「約束」のリメーク版 シナリオライター石森史郎氏が永山を舞台に映画製作 家が傾いてきた!地盤沈下は樋門工事の影響?河川事務所に原因調査を求めるが… 孝山流のサラブレッド 菅野優斗さん津軽三味線“日本一”に輝く 西武B館一部地権者敷金使い果たし「返せない... -
主な記事
五穀豊穣願い「松前神楽」を奉納
神事の際に奉納される歌舞が神楽。昨年6月に上川管内の青年神職を中心に「大雪神楽会」(芦原大記会長=旭川神社禰宜)が発足し、北海道南部地方に360年ほど前から伝わる「松前神楽」の練習に取り組み、5月15日に本格的なお披露目をした。 上川神社の月次(つきなみ)祈願講社春の大祭で、生け花展示、薄茶抹茶会、巫女の神楽舞、獅子舞部などによる奉納に続いて同会が「松前神楽」を演じたもので、拝観者ら約60人が見守る中、太鼓や笛に手拍子(打楽器)も入る、能舞台をいっぱいに使った特徴的な姿で練習の成果を披露した。 上川管内ではこれまで旭川神社橘会が、新潟県三条市の6神社に伝わる三条神楽に取り組んできており、松前神楽が加わったことにより、神事における... -
主な記事
旭川空港民営化のメリット・デメリット
道内にある6つの空港を一括して民営化しようとの構想が進行中。旭川市も旭川空港の民営化に前向き姿勢だ。実現すれば、派遣している10人余りの人件費が削減され億単位で財政的なメリットがあるが、民間企業となれば利益重視から赤字路線継続運航に黄信号が灯りそうだ。空港民営化の損得勘定は! 海外需要を喚起 旭川空港は、国内線が東京(羽田)、名古屋(中部)、大阪(関西)などに運航していて、2015年度の乗降客は国内線が97万4千人。海外からの国際線は19万4千人で、合計117万人に達している。 国内線の利用状況を見ると、7年前の2008年には124万人だったが、現状は100万人を割った。一方で海外からの利用者数は同時期の約8万人から、約20万人へと2... -
主な記事
西武B館の一部地権者は「冬のキリギリス」
6月2日、閉店が決まった西武旭川店とB館地権者の間で協議の場が持たれた。西武は、開業前に地権者へ預けた敷金の返還を求める代わりに建物の原状回復を実施する予定だが、何人かの地権者が敷金を使い果たしてしまっているため、その代償として土地と建物の無償譲渡もしくは地権者にとって相当不利な条件が西武から突きつけられる可能性が高くなった。B館は道外の大手小売業から入居の打診が多く寄せられていたが、「冬のキリギリス」となった地権者相手では、テナント契約する土台すら作れない状況だ。 交渉の足かせに 3月8日に西武旭川店の閉店が公表され、その後3月28日に旭川市や商工会議所、平和通商店街振興組合、上川総合振興局の4者が西武本社を訪れ、閉店撤回を求... -
主な記事
マルカツオーナー企業の会長が突然の辞任
買物公園にある老舗デパート「マルカツ」のオーナーで、フランチャイズ(FC)の飲食店や商業施設といった不動産を手広く運営している㈱海晃ホールディングス(札幌市)の白鳥晃会長が、経営不振の責任を取らされ6月に退任する模様。急激な規模拡大で資金が追いつかない状況の中、金融機関から運転資金の融資が滞る羽目になり、詰め腹を切らされた格好だ。一部では、昨年11月に社長に就任したばかりの森久修氏に経営権を奪われたという情報まで飛び交っている。一方、マルカツは転売の噂は絶えないが、西武閉店を受けてテナントの移転が活発になることから、当分の間、転売を見送ることになりそうだ。 注目された転売の可能性 白鳥会長の突然の辞任情報は5月下旬、小売業や不動... -
主な記事
食品包装材「経木」の伝統守る
木を紙のように薄く削った「経木」。大和時代から食品包装材として使われ、経木で食品を包むのが当たり前だった時代もあるが、今では発泡スチロール製トレイやビニール袋にすっかり取って代わられてしまった。しかし最近、通気性や殺菌性にすぐれ、環境に優しい経木が再び注目を集めている。道内に残る3つの工場のうちの一つ、旭川市の「野崎経木工場」(東7条6丁目)を訪ねた。 伝統守り続ける親子 新旭川駅に程近い野崎経木工場。敷地内には道内産シナノキの丸太が積み上げられている。丸太をチェーンソーで製品よりやや大きめのサイズにカット。1階の作業場に移して丸ノコで規格の寸法に切り落とし、3面だけカンナ掛けをして四角い木の塊「駒」をつくる。 この駒を大きな鰹ぶし... -
新聞広告
2016年07月号の主な記事
1