2020年7月– date –
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主な記事
日本医師会新会長は買物公園ビルオーナー
日本医師会の会長選挙で、5期目を目指した横倉義武氏(75)を破り新会長に就任した中川俊男氏(69)は旭川出身。舌鋒鋭い理論派で熱血漢。「スピード感ある新しい医師会、平時医療の強化」を掲げる新体制に期待は大きい。 ガチンコ選挙 「日本医師会(日医)」は、全国の開業医や勤務医がおよそ17万人が加入する公益社団法人。その影響力は医療関係の業界にとどまらず、政界にも及ぶ。 そのトップを4期8年務めてきた横倉義武氏は、福岡県にある病院の理事長で、麻生太郎副総理とも懇意。政界とのパイプは太い。日医のトップに就任した9ヵ月後に政権トップの座に返り咲いた安倍晋三総理大臣も旧知の仲で、診療報酬の改定をはじめとした重要な局面では直談判を行うなど医師会の要求実現に... -
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暖簾下ろす八条プレジャー旭鉱泉湯
今年3月に「亀の湯」(旭川市東1の2)が62年の歴史に幕を閉じたが、同じく老舗の銭湯「八条プレジャー 旭鉱泉湯」(旭川市8の9)も創業63年で暖簾を下ろす。経営者の杉尾昇さん(83)は、悲運の名投手・スタルヒンの功績を語り継ぐ「旭川市八条スタルヒン通り会」を立ち上げるなど、街づくり、地域振興でも活動してきた。歴史ある銭湯の相次ぐ廃業は、昭和も遠くなったとの思いを抱かせる。 コロナが追い打ち 60年代から70年代初めにかけてが銭湯の最盛期。旭川市と周辺8町のお風呂屋さんが加盟する「旭川浴場組合」の加盟数は71年に129を数えた。 しかしその後、廃業が続いて90年には71軒にまで減り、東川、当麻、愛別、比布などでは町から銭湯が消えた。旭川市内の銭湯も減り続け、浴... -
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エクス跡 再開発事業が正式スタート
旧エクスの跡地再開発計画。本誌が今年5月号で伝えた通り、2020年度の政府予算で補助金が計上されたこともあり、実現の可能性が高まっていたが、6月30日付けで関係者間で契約がまとまり、旭川では初となる高層マンションの建設プロジェクトが正式にスタートした。駅前の情景を変えるだけでなく、これから3年間の工事期間に建設業界やその周辺に大きな商機をもたらすのは確実。完成後には市内だけでなく、本州や海外からも富裕層を旭川に呼び寄せる役割を果たしそうだ。 閉店6年後の決定 このほど契約が締結されたプロジェクトの名称は「1・7地区優良建築物等整備事業」で、主体となる企業は住宅総合メーカーの大和ハウス工業㈱(本社=大阪)。旧エクスの敷地(2142・1平方メートル)は... -
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2020年08月号の主な記事
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