2020年8月– date –
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名寄市街地近代化 補助金審査に甘さ?
名寄市の「中心市街地近代化事業」は、商業地域内で行う店舗や事務所の新築・増改築の工事費を市が補助するというものだが、事業者が市役所に申請する書類等の審査体制が不十分なため、補助金の不正受給が横行する可能性が出てきている。市は「審査は適正に行っている」と強調するが、市民の間からは「このままでは公序良俗に反する、ただの税金のばらまきに終わってしまう」と危惧する声も上がっている。 工事費8割補助 上限600万円 名寄市では従来から市内の中小企業者を対象に様々な支援事業を行っている。今年に入ってからはコロナ対策の一環として一部、補助基準の特例措置を設け、期限付き(今年4月~来年3月)で支援の中身を充実させたものもいくつかあり、その中の一つに「中... -
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近文清掃工場建替 電力転売難航で練り直し
旭川市から排出される「燃やせるごみ」の焼却を一手に引き受けている近文清掃工場(近文町13丁目)。1996(平成8)年に完成・稼働したこの施設の煙突は高さ801メートル。それほど高い建築物がない市内では一種のランドマークともなっている。順調に進めば2022年にも着工する予定だったこの工場の建て替え計画について、大幅な見直しが必要となっている。主要な問題は3つ。現在の工場が老朽化で使えなくなるまでに、新工場を完成させるのは可能なのか─。 廃プラ焼却のはずが 近文清掃工場は稼働から20年が経過するのに対応して2012年に「長寿命化計画」を策定し、13~16年に基幹的設備改良工事を実施して施設を10年間延命。2026年度までの使用が可能になった。 しかし、どんな設備もい... -
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日本最北のCG制作会社 スタジオBACU
時代の最先端を進むIT産業で、旭川市内の企業が東京の企業と競争するのは難しいと思われがち。実際には、誰でも知っている人気アニメ映画の一部が、市内のスタジオに並ぶパソコンから生み出されている。Studio BACUを訪ねて、CG映像制作の最新事情を探った。 人気アニメ映画 6作連続で参加 「旭川ではどんなものが作られているの?」─社会科の宿題に取り組む子や孫から質問されれば、数十年前に小学校で受けた授業を思い出しながら、コメや野菜などの農作物、酒、肉、紙パルプ、家具といった品目を教えるはずだが、いまの子どもたちが飛びつく情報がある。「劇場版『名探偵コナン』最新作の映像のかなりの部分が、この旭川で作られている」 シリーズ第24弾となる『名探偵コナン 緋... -
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2020年9月号の主な記事
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