2013年3月– date –
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旭川神社で恒例の人形供養祭
ひな祭りの3月3日、旭川神社(旭川市東旭川南1条6丁目)で恒例の人形供養祭が行われた。社務所大広間には旭川をはじめ道内各地から持ち込まれた人形が集められ、芦原高穂宮司らがお清めやお祓いを行い、祝詞を奏上。50分間にわたる手厚い供養が行われた。 同神社で人形供養が始まったのは1988年。雛人形や五月人形、ぬいぐるみなどの人形は子供が独立すると必要がなくなるが、たくさんの思い出があるだけに処分するには忍びないもの。こうした思いを抱えた人たちの声に応えて始まり、毎年ひな祭りに合わせて供養を行ってきた。 今年も2月24日から受付を開始し、わずか1週間で人形の数は8000体以上に。郵送での受け付けをしていないため、人形を持参し自分の手で大広間... -
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あきれた逆行人事 三セク振興公社に天下り役員増員
市の行財政改革に合わせ、市役所退職者の採用を削減する方針が明確にされている第三セクター。ところが、第三セクターの〝筆頭格〟である旭川振興公社の市退職者役員ポストを1人から2人に増員する案が、現在開会中の市議会に提案され、議会内では「方針に逆行する人事案だ」との声が上がっている。増員の背景を明確にしない限り、この人事案に対する議会の反発は収まりそうにない。 収入先細り 旭川振興公社は1960年に、市が700万円、旭川商工会議所が300万円を出資、合わせて1000万円を資本金とする株式会社として設立された。市が新たな事業計画を持っている土地の先行取得や、企業誘致を積極的に推進するための工業団地の造成、そして市が所有する公共施設の維持... -
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旭川市議会議長選挙は園田・杉山が軸か
議長の任期は全国の自治体では1期4年が基本となるが、旭川市議会では2年ごとに議長職を退く慣例がある。前回、2011年5月に行われた議長選は前代未聞のくじ引き決着という異例の展開となったが、今年5月に予定されている今回の議長選も何かと波乱含みの様相だ。(文中敬称略) 前回は異例のくじ引き決着 前回の議長選は、西川与党最大会派の民主・市民連合(11人)が擁立する三井幸雄と、野党最大会派の公正クラブ(6人)が推す園田洋司の2人の争いとなり、事前予想では「園田有利」の展開で投票を迎えた。 三井を支持していたのは民主・市民連合ほか、無所属4人(藤沢勝、山城えり子、久保厚子、金谷美奈子)の計15人。これに対して園田側は、自民党系の公正クラブ、市民... -
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北海道村が破たん 名も実も失った旧藤六食品
つくだ煮や煮豆など、旭川市民にとって馴染みの深い商品を多く手がけてきた旧「㈱藤六食品」(旭川市永山町11丁目)。2009年7月に民事再生法の適用を申請し、当時、生キャラメル人気で勢いづいていた小樽市の「㈱北海道村」(庄子敏昭社長)の工場として再起を目指したが、その北海道村がこの2月25日、事業を停止した。〝名を捨てて実を取る〟選択をしたはずだったが、実も残りそうにない。(記事は3月7日現在) 三重苦に見舞われ 藤六食品は戦後の混乱期、1946年に創業。惣菜づくりから始まり、「北海道自然発」の自社ブランドでつくだ煮や煮豆、海産物をふんだんに使った茶碗蒸しなど、加工食品の製造販売を行ってきた。95年には旭川市永山町に本社と工場を統合した新... -
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東神楽ナカノ農園に野菜の産地偽装疑惑
東神楽町14号北4番地にあるナカノ農園が、旭川市内の一部コンビニへ産地偽装した野菜を販売している可能性が高いことが発覚した。自らの農地で冬場は生産していないにもかかわらず、道内の他の地域もしくは本州から野菜を仕入れ東神楽産や東川産などと偽って販売していたようだ。同農園は、過去にも道内のある大手スーパーに対し、同様の行為を行い取引停止になった経緯もあった。(記事は3月7日現在) ショップにも出店 ナカノ農園は今年2月、全国大手ネットショップの楽天市場に出店した。そのページの中にある〝ナカノ農園のこだわり〟という部分の一部を引用すると、「中野さんちの野菜は、化学肥料を使わず、カキ殻、ホタテの貝殻、鶏糞、ミミズ糞で混ぜた堆肥で作りました... -
新聞広告
4月号の新聞広告
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