2021年3月– date –
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近文「瀬川商店」37年前の決断
年中無休、長時間営業のコンビニエンスストアは今の時代に欠かせぬ存在となっている。旭川市内ではセブンイレブン、ローソン、セイコーマートの大手3社だけで約200店が軒を並べる。そのコンビニ旋風の先陣を切ったのが近文地区を拠点にスタートを切ったセブンイレブン旭川近文店の㈲瀬川商店だ。コンビニ草創期から成熟期を駆け抜けてきた同商店のあゆみを振り返りながら、市民とコンビニの〝身近な関係〟を探ってみる。 業界席捲する大手3強 旭川市内におけるコンビニ(CVS・コンビニエンスストア)は、西武、イトーヨーカドー、ダイエー、ニチイなどの大型店進出が沈静化した1983(昭和58)年4月、ダイエー系のサンチェーンが5条7丁目に24時間営業の直営店舗を開店した時から本格的な店... -
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最終処分場計画振り出しに?
現在の江丹別から他の場所に移転し、新設を考えていた旭川市の最終処分場計画が、ここ数年の整備費高騰を理由に、振り出しに近い状態に戻ってしまった。場所の選定は順調に進んでいたのだが、予定していた覆蓋型(屋根付き)では建設コストが高くなるため、従来のオープン型へ舵を切り、それにより敷地も4倍程度の広さが必要となってきた。市環境部では「今年の早い時期に場所を決め、地域協議を開始したい」としているが、計画の遅れは否めない。 覆蓋型計画で進んでいたが 現在使用している旭川市廃棄物処分場(江丹別町芳野、03年7月開設)は当初、埋立期限を18年3月までの15年間としていた。しかしその後、ごみの減量化や資源化に取り組んだ結果、埋立量が最大期の約4分の1に減少し... -
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コンサート会場で「ワクチン危険」の荒唐無稽ビラ
旭川市内でも3月のうちに医療従事者への新型コロナワクチンの接種が始まる見通し。高齢者を対象にした接種も順次始まることになっている。一方で少数ながらワクチンの安全性に不安を抱く人も存在し、中にはワクチンの危険性を訴える「実力行使」に訴えた人もいる。新型コロナの犠牲者増加を抑えるためには、ワクチン以外に方法がないのも事実。科学者や医師だけでなく、感染のリスクがあるすべての人が合理的な判断が求められていると言えそうだ。 科学的な知見は無視 2月20日夜、市内の音楽家が大雪クリスタルホールでコンサートを開いた。入場制限で感染リスクを最小限に抑えた上での開催だったが、思わぬ乱入者が現れた。ロビーに主催者でも観客でもない人物が入り、「コロナのワ... -
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2021年04月号の主な内容
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