2016年7月– date –
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主な記事
迷走するしずお建設運輸 M&A白紙撤回
両社のトップが並んで経営譲渡会見が行われたのは5月26日。そのわずか1ヵ月後にしずお建設運輸㈱の今井優子社長は、苫小牧の朝日建設㈱への譲渡白紙撤回を発表した。異例の〝破談会見〟までに、いったい何があったのか。役職員退職が続くしずおはどうなる─。 1ヵ月で反転 しずお建設運輸の今井優子社長と朝日建設の吉田和基社長が同席し「経営譲渡で合意した。6月末ごろには株式の売却を完了し、しずお建設運輸のすべての業務を朝日建設が引き継ぐ」と発表したのは5月26日のことだった。その3日前に吉田社長はしずお建設運輸の社長にも就任しており、いわば新しい〝しずおの顔〟。「建設運輸と農場の両事業を継承し一層発展させたい」と抱負を語った。 取り決めに沿って、... -
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「過失でなく危険運転」遺族の願い通じ訴因変更
5月に発生した交通事故で小学校教員の女性が死亡した。加害者の男が大量の酒を飲んでいたにも関わらず、旭川地検が起訴の際に選んだ訴因は「過失運転致死」。遺族が変更を求め地検への働きかけを行った結果、再捜査を経て訴因は「危険運転致死」に変更された。 あなただったかも 日記やスケジュール帳を開いて、今年5月4日の行動を思い出して欲しい。連休も終盤を迎え、道北には時折雨が降ったこの日、一瞬でも自動車のハンドルを握ったのに、いまも普通に生活している人は幸いだ。この日の朝からビールを飲み続けた男が、旭川市内の道路を酒に酔った状態で運転し続けていたのに、事故に巻き込まれることなく無事に帰宅することができたのだから。 すべての人が幸運なわけでは... -
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鷹栖町議会議長の「新田牧場」 堆肥舎不正使用の疑い
鷹栖町で乳牛を飼育している新田牧場が、国の補助金を使って建てた堆肥舎内に牛舎や倉庫を増築していた。その影響で、本来は堆肥舎内で管理されるべき牛糞が放牧地に野積みされている。これら2つの行為はいずれも違法であり、町はすぐさま管轄する上川総合振興局へ連絡し、町で現地調査を行い事実確認を行なった。その結果は本誌締め切りまでに判明しなかったが、補助金の用途に問題があるのは明らか。牧場の新田健一代表が鷹栖町議会議長を務めていることが影響してか、牛糞から出る悪臭に周辺住民らは口をつぐむが、長年見過ごしてきた町の甘さを批判する声は日増しに高まっている。 (記事は7月6日現在) 自己負担わずか5% 新田牧場は、町の中心部から1㌔ほど離れた道道25... -
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旭工高ボクシング部〝復活〟の理由
昨秋、19年ぶりに国体出場を果たした旭川工業高校ボクシング部。快進撃は続き、今年6月に札幌で行われた「インターハイ北海道予選」で1位から3位までに輝き、15年ぶりの本戦出場切符を手にした。かつて北北海道を代表する強豪として名を馳せ、再び復活を果たした強さの理由を探った。 北北海道の強豪 旭川工業ボクシング部は北北海道の高校で唯一のボクシング部だ。団体戦で上位に食い込む強豪校として知られ、全道大会では2階級で優勝者を輩出したり、OBの中からプロボクサーが誕生するなど黄金期を築いたが、2005年に南北ブロックが統一されてからは札幌や室蘭の強豪校との闘いに苦しみ、全国大会への出場から遠のく低迷期が10年続いた。 転機が訪れたのが昨秋。当時... -
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2016年08月号の主な記事
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目次
2016年08月号の記事一覧
【読み物】 衆院選先送り西川将人の“国政挑戦”遠のく 旭川市長選4選出馬が濃厚 鷹栖町新田議長が牧場堆肥舎を不正使用 士別「しずお建設運輸」経営譲渡白紙撤回の一部始終 「過失ではなく危険運転」遺族の願い通じ訴因変更 地権者の構想西武旭川店B館は西武本社に売却? 名寄から新得へ移住経営者の評判“裏表” ミス認めない地裁執行官に怒りの落札者! 道北の主要企業売上高 ㈱キョクイチ 水産好調で首位に返り咲き 「コメリ」北彩都大型店が着工、開業は来年4月 「音楽大行進」初の中止実行委“苦渋の決断” 聖和小跡に旭川土地改良区「ドローン研修会場」構想も浮上 旭川市ではわずか3割 低い乳がん検診の受診率 インターハイ予選1位・2位・3位 古豪・旭川工業高ボクシング部“...
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