2013年10月– date –
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旭川市の「裏人事」 西川市長と加藤道議のパイプ役を配置
「民主党が凋落する中で、自民党道政との太いパイプ作りが西川市政に必要だ」との声が、市役所、議会、そして市役所OBの間で渦巻いている。対応策として急浮上しているのが「道議会議長に就任した加藤礼一道議とのパイプ役の配置」。市役所内に 〝加藤番〟部長を置こうというものだが、すでに水面下でこの〝裏人事〟は進行している。 市長選で対決 西川市長は2006年、それまで衆院選、参院選を通じて挑戦し続けてきた国政への進出を方向転換し、市長選へと打って出た。それまでの選挙戦で知名度がアップしていたほか、前任の菅原功一市長に任期最終場面でさまざまな疑惑が浮上したことから、「クリーンな市政運営」を訴え、それが市民に支持された。 対抗馬となった加藤道議は... -
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ウッペツ川流域6地区で広がる水害懸念
旭川市の市街地を縫うように流れるウッペツ川。この流域には、「雲龍柳(うんりゅうやなぎ)」の木が繁茂しており、さながらジャングル地帯。本州で今夏、相次いだ水害を受け、旭星西、北門、末広など流域6地区市民委員会の間で水害の懸念が広がっている。 花材として重宝 ウッペツとは、アイヌ語で「肋骨、川」を意味する言葉。「ウッペツ川」はまさしく、嵐山の東側、近文市街地の西側を肋骨のような形を描いて流れ、石狩川に注いでいる。 これに対して雲龍柳は、中国原産のヤナギ科の植物。くねくね曲がった龍のような枝ぶりから〝ドラゴン柳〟とも呼ばれ、その野性味あふれる枝は、手を加えなくてもそれなりの造形になってしまい、水につける必要もないため、花材として重宝さ... -
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庶民の台所たくしょく市場が来夏にも消失
旭川の一等地にあり、庶民の台所として長年親しまれてきた「たくしょく市場(正式名称・拓殖小売市場)」(2条通8丁目右5号)が、来年夏にも取り壊されることが明らかになった。かつて〝市場のまち〟と呼ばれた旭川から、市場がことごとく姿を消していく中、昔の面影を今に伝える貴重な存在でもあっただけに、大変惜しまれる話だ。 ここにいれば生活に困らなかった」 「たくしょく市場」は1930年に開業。その名は、当初向かいにあった「北海道拓殖銀行旭川支店」に由来する。敷地面積は200坪。建物は、土地の所有者でもある水上木材が建設し、木造2階建てで一部3階建て。屋根面には、ガラス窓を配した出窓タイプの、いわゆる〝明かり採り〟があるのも特徴の一つだ。 建... -
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杉浦剛太郎氏の妻が道営団地でひと騒動
2007年9月に完成した道営住宅宮下西団地(旭川市宮下通3丁目)。その団地の入居者で、10年前のサンライズビル問題で世間を騒がせた杉浦剛太郎氏の妻、みち代氏が、自治会運営で意見の食い違いがあった複数の入居者へ自治会役員を通じて圧力をかけ、退去要求を出す騒ぎとなった。これを不服とした入居者のひとりは旭川簡裁に調停を申し立て、最終的に入居者側に有利なかたちで和解したが、退去要求された別の入居者は心労で入院。自治会の異常な実態が明らかになった。 不可解な自治会の動き 道営住宅宮下西団地は2004年、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた内容に改訂された北海道営住宅設計指針に基づき、設計された最初の道営住宅。A、B、C(C棟は6階建、ほ... -
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2013年11月号
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