2023年6月– date –
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主な記事
今秋にも法改正 道内「基幹作物」目指す大麻
芸能人の逮捕のたびにネガティブな関心を集める大麻。しかし、太古から日本の生活、神事を支えたこの植物は、健康的な食材でもある。難治性てんかんに有効な薬の原料としても注目を浴び、東京では国会議員や厚生労働省が一昨年から、規制緩和に向けて積極的な動きを見せた。分水嶺となりそうな「大麻取締法」の改正も視界に入っており、早ければ再来年の春にも新しいルールのもとで、麻薬成分を含まない大麻の栽培が始まる可能性がある。約20年にわたり、大麻を北海道農業の基幹作物にするべく努力を続けている人物の話を聞いた。 700分の1に激減 北海道の山の中に、人間社会にとって極めて有用なある植物が自生している。大昔からその繊維は衣類や縄の材料となり、神事にも用いられ... -
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野党の荒業不発 市議会で与党が正副議長独占
前議長の再登板濃厚とも見られた議長選挙だったが、終わってみれば議員歴6期目の福居秀雄が選出された。野党会派は〝読み違え〟て、副議長ポストも手にできなかった。正副議長選を振り返る。(文中敬称略) 〝ねじれ〟を解消 「当選回数、そして議会での経験や実績を見ても、次の議長は福居しかいないと見ていた。それなのに、なぜそれを阻止するような話が出るのか」。これは市議会議員選挙が終わり、正副議長選挙を直前に控えた市の幹部、今津市長側近から出た言葉だ。 改選前の旭川市議会は、今津市長を支える、いわゆる与党の自民党・市民会議が11人、公明党が5人の合わせて16人だった。これに対し、いわゆる野党は民主・市民連合の9人、共産党の4人、無党派Gの3人、そして無所属... -
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2023年07月号の主な内容
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