2017年8月– date –
-
人手不足にあえぐ旭川の飲食業界
旭川の飲食業界で人手不足が加速している。観光客に人気の焼肉店「炭や」ではスタッフを確保できずに4ヵ月にわたって入店を制限。北門町にある人気ラーメン店「旭川大吉ラーメン」では夜の部の営業を中止するという異例の事態が起きている。何とか人を集めようと短時間シフトの募集に切り替える店も増えているが人材確保は至難の業で、会社経営に大きな影響を与えかねない深刻な問題となっている。 午後3時閉店 飲食業界の人手不足は全国で加速中だ。ハローワークのデータでは、全国の「接客・給仕の職業」の有効求人倍率(職安に登録している求職者に対する求人数の割合)は今年6月で3・60倍と全職業平均の1・26を大きく上回った。 旭川でも事態は深刻だ。ハローワーク旭川... -
美瑛町町営住宅 「就業」扱いは条例違反?
6月23日に開催された美瑛町定例議会で、角和浩幸議員が俵真布の町営住宅建設について「条例違反に当たるのではないか」と指摘した。この計画は、同地区の行政区長や農業生産法人などが、ベトナムから8人の農業研修生を受け入れる宿泊施設がないことから町へ要請したもの。町は整備費として2620万円を町の基金から取り崩して建設することを決めたが、俵真布は浜田洋一町議会議長の「お膝元」であり、浜田氏が農業生産法人の組合長も務めている。農業関係者や町民からは、町は浜田氏に〝忖度〟したのではないかとの疑問の声が上がっている。 7年前の前例当てはめた 今回、町へ町営住宅建設を要請したのは、美瑛町俵真布地区にある農事組合法人「萌育実生産組合」(浜田洋一組... -
旭川北インター直結「物産センター」構想進む
旭川市東鷹栖にある道央自動車道「旭川北インター」に直結する大規模な物産センターの新設計画が進んでいる。近く旭川商工会議所や商工会、上川管内農協関係などの代表者をメンバーとする開発期成会を結成し、9月中には旭川市が窓口となって国交省、農水省へ申請を行う予定。順調に進めば2年後にはオープンできそうで、地域への多大な経済効果が期待できる。 年間18億円の売り上げ見込む 計画は数年前から民間有志によって水面下で進められてきたが、昨年2月に国土交通省や北海道開発局から内々の了解を得ることになり、建設コンサルタントや地元有志らが中心となって北インター隣接地開発の可能性について模索してきた。 これまでに作成された計画書によると、物産センターは... -
2017年09月号の主な内容
1