2019年6月– date –
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コープさっぽろ旭川2店撤退
人口減やドラッグストアなどとの競争激化に加え、昨年9月の胆振東部地震も影響して道内主要スーパーの苦戦が続いている。宅配事業が好調なものの店舗事業が振るわないコープさっぽろは営業利益が大幅に減。不採算店4店舗を閉店する方針だが、そのうち2店は旭川のアモール店と4条通店だ。 宅配事業を強化 道内スーパー業界は、アークス、イオン、コープさっぽろの3グループがしのぎを削っているが、2018年度は人口減に加えドラッグストアとの競合が激化し、さらに胆振東部地震が影響して業績は総体的に振るわなかった。 アークスは商号変更後、初の減収となり、17年度比0・3%減の5122億4600万円の売上高にとどまった。ただし、営業利益は2・6%増加した。イオンは、マックスバリュ... -
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田園の雑貨店に本場のこけし
5月18日、19日の両日、雑貨販売店のsimple(鷹栖町19線13号5)を会場に、こけしの展示即売イベント「ナマラコケシ」が開催され、町内や旭川市、遠くは本州から多くのこけしファンが訪れた。 加藤美希さんが旭川市内で営んでいたsimpleは、2015年に田園風景に囲まれた現住所に移転し、現在は不定期でイベントを開催している。「ナマラコケシ」は、東日本大震災の復興支援活動をきっかけに東北地方とのつながりができた加藤さんが2015年に第1回を開催、今回が5回目となった。 かつて農家の住まいだった建物を改装した店舗内には、津軽系、南部系、蔵王系、弥次郎系など様々な系統に属するこけしが陳列された。オーソドックスな作品のほか、ずんぐりとした作品、リンゴのような帽子を... -
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優佳良織をハスコムが買収か
2016年12月に破たんした㈱北海道伝統美術工芸村(以下、工芸村)が所有していた優佳良織工芸館など3施設(旭川市南が丘)を、旭川市内の大手不動産業者、㈱ハスコムを中心とする数社が買収する方向で検討している。買収額は1億1000万円。諸経費などを含むと2億円規模となる。6月以降、ハスコムや同業の㈱ホッポウ、旭川市と周辺7町で構成される大雪カムイミンタラDMO(観光地域づくり推進法人)などが合同会社を設立する予定で、将来的には旭川市が所有する東海大学旭川校跡地など優佳良織周辺も含めた場所でリゾート開発の構想もある。近年、旭川ではなかった大規模なプロジェクトだけに、今後が注目される。 ピーク時は年間100万人超の入館者 ハスコムなど数社が優佳良織3施設を買収す... -
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2019年7月号の主な内容
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