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2025年02月号の主な記事
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主な記事
高砂酒造×日本醤油工業で共同開発
酒蔵や醤油の醸造所、手づくり味噌工場などが市内に点在する旭川は、古くから醸造業が盛んだ。伝統的な醸造技術で品質の高い製品を製造しているが、24年11月、高砂酒造と日本醤油工業がコラボし、酒粕と醤油を使った商品を開発した。市では、醸造・発酵文化に着目した観光促進の検討を進めており、旭川の醸造業を支えてきた老舗によるコラボは、醸造文化を盛り上げていきそうだ。 盛んな醸造業 明治時代から続く長い歴史を持つ酒蔵をはじめ、醤油の醸造所や、手づくりの味噌工場がある旭川は、規模は小さいものの、「醸造の街」と言っても過言ではないほど、醸造場が盛んに行われてきた。 醸造文化を支えてきたのが、大雪山連峰の伏流水。例えば、市内の酒蔵ではこの伏流水を仕込み... -
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どうなる中心街オフィスビル
24年春からすっかり明かりが消えたオフィスビルがある。旭川市3条通9丁目の「日本生命旭川ビル」だ。ビルの建て替えが決まり、内部にあった日本生命の営業拠点はすべて近くにある他のビルに移転した。昭和40年代ごろから旭川市の中心街で続々と完成したオフィスビルの建て替えが決まったのはこれが初のケース。他の主要なオフィスビルも築50年を超え、常識的には更新時期を迎えているはずだが、今後は不透明なまま。オーナーが変わった物件もあり、道北最大のオフィス街の今後が注目される。 支店支社が撤退 12月の緑橋通りを夜5時前に歩いた。立ち並ぶオフィスビルの多くのフロアーで、照明が消えている。いまこれらのビルでは多くのスペースが「空室」となっている。 旭川で大企... -
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風の子館撤去に一部から疑問の声
国内で初めて構想された木製屋根付き遊具で、1996(平成8)年度旭川市都市景観賞(優良景観認定施設)に輝いた春光台公園・「風の子館」の老朽化を踏まえた市の撤去方針について、市民の一部から疑問の声が上がる。「全体の構造は十分に使用できる状態で、学校では子どもたちにSDGs(持続可能な開発目標)を教えているなかで、全廃棄はエコロジーな観点からも時代にそぐわない」。有識者からもそんな意見が寄せられている。 多くの子どもに愛された 旭川市中心街から5キロほど離れたところに広がる旭川市春光台公園は、52ヘクタールと広大な面積を誇る。広葉樹に囲まれた豊かな自然環境に恵まれ、旭川っ子をはじめ、市内外の親子連れに親しまれている。 「風の子館」のある宝くじ遊園は、... -
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2025年01月号の主な記事
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主な記事
アシアナ航空便7年ぶり復活
コロナ明けからの好調な旅行客の出足はいまも続く。主要な観光地でレンタカー、道外ナンバーの乗用車を多数見かける。いたるところで耳にするのが観光客同士が交わす韓国語だ。旺盛な需要に注目して、今年12月から韓国アシアナ航空が旭川─仁川(インチョン)間で週4往復を運航することになった。関係者に7年ぶりの復活までの経緯を尋ねた。 寂しかった国際線 2006年6月8日は旭川空港にとり記念すべき日となった。この日、初の国際定期便として韓国のアシアナ航空便が乗り入れた。それまで旭川空港から外国に向けて飛んでいたのはチャーター便。安定した利用客が望める定期便は関係者の念願だった。 その後は台湾、中国からも定期便が来た。増便や減便、新規就航や撤退はあったが、こ... -
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LCグループさんろくド真ん中へ
道北最大の歓楽街、さんろく街の主役はスナック、ラウンジ、居酒屋といった業態が入居する飲食店ビル。そのうちひとつ、3条通6丁目の3条本通に面した「アークヒルズ」が、東京の不動産会社に売却されてから1年足らずのうちに、すすきのを中心に多くのビルを所有するLCグループに転売された。LCは隣接する「小杉ビル」もほぼ同時に購入した。さんろく街では2棟目・3棟目の取得となり、今後も「版図」拡大が続くのかどうかに注目が集まる。 今年1月名義移転 アークヒルズビルは1989(平成元)年完成。地下1階、地上8階建てで総床面積は1984・87平方メートル。通常、こうした建物は階ごとの床面積が上層に向かうにつれ減っていくものだが、アークヒルズで3階が最も狭いのは、1~3階が舞台... -
企業店舗情報
全国各地の厳選フルーツ やおもり果実専門店
果実と生産者をこよなく愛する店主〝くだもの界のさかなクン〟こと、森大介さん(32、左下写真)。「日本の極み果実」と称して、全国各地から800種類以上もの厳選フルーツを取り寄せて「本当においしいものを価値観を共有できる生産者を介し提供しています」。その名も「やおもり果実専門店」。店舗を構えるのは旭川市緑が丘の中央ストアー内で昭和レトロ漂う味わいのある複合商業施設だ。(文中敬称略) 一品一品に込めた想い 価値相応の価格で提供 冷蔵機能を兼ね備えた商品棚には日々、季節に応じた〝スペシャル感〟満載の豊富なフルーツが一堂に並ぶ。シーズンが到来した「みかん」でも「一品一品に込められた生産者の想いを大切に、価値相応の価格で美味しい・美しい絶対的満足感を... -
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2024年12月号の主な内容
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主な記事
小2女子ゴルファーの急成長支えるインドア施設
「何年練習してもうまくならない」「壁に当たってしまった」。ゴルフに関してこうした嘆きを耳にすることがあるが、わずか1年半でみるみる上達した小2女子が酒井椛生(はな)さん。10月20日の全国大会出場を前に、椛生さんやその成長を周囲で支える大人たちの話を聞いた。 ハチに刺されても… 「ゴルフは大人のスポーツ」との固定観念は、酒井椛生さん(付属小2年、8歳)には通用しない。昨年のシーズン開始から本格的にゴルフに取り組むようになり、まだ1年半の経験しかないが、今年4~9月に道内で開催されたジュニア大会の小学校低学年女子の部では7試合に出場してすべて1位。これとは別に、加森観光杯ジュニア競技会(7月30日、札幌テイネゴルフ倶楽部)では低学年男女の部2位(女子では1位...