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旭川高専消えたAI会計システム 共同研究の夢
100%の確率で成果を生み出せる研究者などない。一方で、偶然や幸運から世界を変える画期的な発明や発見が生み出されることもある。しかし、旭川工業高等専門学校(旭川高専、現校長=矢久保考介氏)が関わった民間企業との共同研究の失敗を見ると、偶然や幸運に期待する以前に、この学校に共同研究に関わる基本的な条件が備わっているのかとの疑問を抱かずにはいられない。旭川高専の研究力、開発力に期待した企業は、なぜ最終的に提訴という最終手段を選んだのか─。 884万円を提供 いまAI(人工知能)があらゆる分野で活用され、人間の生活に変化をもたらしている。情報検索、動画作成、顧客対応…。しかし、次々と登場する技術の多くは米国や中国などで開発されているもの。地域の企業が... -
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神居古潭殺人事件 国選弁護人の語る「あのとき、そのとき」
「内田さんから仕組んだものではない。いろいろな要素・偶然が絡み合い重なってしまった」─。2024年4月、女子高校生(当時17歳)を旭川市内の渓谷に架かる橋から川に転落させ溺死させたとして殺人などの罪に問われ、7月に懲役27年の刑が確定した内田梨瑚受刑者(23)の国選弁護人を担った八重樫和裕弁護士が7月14日、本誌の取材に応じた。当該事件の端緒は? 女子高校生が抱えた事情、事件の特異性、公訴事実をはじめ検察側の主張をほぼ全面的に認めた判決の受け止め、接見・弁護活動を通して感じた内田受刑者の印象をなどについて語った。 けだるい声で「もう疲れた」 「もう、疲れた、この件でね」。電話で取材を申し込むと、八重樫弁護士のけだるい声が返ってきた。「断わろう」との思... -
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ハスコムが2条ビル敷地取得完了 超大手がホテル建設へ
「本州のマンション大手、不動産大手が手を組んで旭川で第2のタワーマンションを建設する」─そんな報道がなされたこともある旭川市2条通8丁目の一角。対象となる土地のうち約3分の2の取得は早々と完了したものの、残る敷地に建つ「二条ビルディング」は築65年以上。権利が複雑で、十数年間にわたり取得が難航していた。ところが最近、㈱ハスコムの関係会社が権利関係をクリアーにして土地を取得。年商5兆円クラスの超大手が取得意向を正式に伝えており、ビル解体後に売買が実現の見通し。旭川市中心部での新しい大型ホテル登場が期待される。 数年かけて権利問題解決 資金、人脈、情報…。不動産業を営むのにこれらの要素が重要であることは業界の外部にいる記者にもわかる。し... -
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2026年9月号の主な内容
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東海大跡地、理想資産が描くビジョン
「この場所を、初めて見た時の印象が強く今も残っています。とても静かで、建物も森も、まだ大切に使える場所と思いました」─。2014(平成26)年に閉校した旧東海大旭川キャンパス(神居町忠和)施設利活用候補として白羽の矢が立った、熊本市にある「理想資産㈱」(陳建豪社長)。既存の建物や土地の価値を活かしながら施設再生や不動産開発を行う気鋭のベンチャー企業だが、これから彼らが描く構想とは一体どんなものか。 陳社長の家族の歴史にちなんだ「理想資産」 「理想資産」。珍しくもありユニークな社名だが開口一番、陳建豪(チン・ケンゴウ)社長は「私の家族の歴史があります」と言ってのけた。今から約80年前にさかのぼる。台湾で陳社長の祖父・陳海水(チン・カイスイ)さんが「理... -
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「疑義」さえ許されない深川ディストピア市議会
6月24日、深川市議会で佐々木一夫市議(れいわ新選組)に対する問責決議が可決された。佐々木市議に対する問責決議はこれで6回目。事実に反する内容を前提とした質問を行ったというのが理由だが、佐々木市議は事前に質問内容を通告しており、市役所は何ら質問内容について問題を指摘せず、議会での質疑で担当部長が強い口調で佐々木市議を非難した。議員の質問が真実に立脚したものであるべきなのは当然としても、こうした経緯を考えれば、佐々木市議への一方的な問責はあまりに強引。佐々木市議は同じ日に予定していた質問の一部内容が、明確な根拠と理由の説明がないまま近沢弘幸議長に受理されなかった。問責決議に佐々木市議が行った弁明からは、「疑義」などの表現が削り取ら... -
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事件相次ぎ印象悪化したが… 道北の治安の良さ全国5位
「なぜ旭川だけ、これほどショッキングな事件が相次ぐのか」。そんな驚きを感じている人が多いのではないか。犯罪に直接関わった2人の人物の長期刑が確定した神居古潭の殺人事件、人気施設の旭山動物園を舞台にした異常な事件…。東京に出張した人の多くが、「旭川から来ました」と言うと「あの旭川ですか」と、相手が怪訝な表情を浮かべると嘆く。次にそんな経験をしたら、胸を張って告げて欲しい。「統計を見れば、旭川の治安は国内のほとんどの地域よりも良好です」と。 粗暴犯の多さが顕著 異常な事件が起きすぎた。しかし、旭川市民で治安の悪化を体感している人は少ないはず。本誌が毎月掲載している事件簿でも、「クルマのワイパーが何ものかによって曲げられた」「空地に違法投... -
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2026年8月号の主な内容
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無惨! 上川神社発祥の地・義経台を伝える木碑
「何だろう?」─。道行く多くの人は、そう思っているに違いない。旭川市宮下通4丁目辺りの忠別川河川敷にポツンと。木の碑らしいが、欠け・穴あき・傾ぎが甚だしく、碑文は剥(は)げて判然としない。両脇の大木が、傾ぐ無惨な木碑を支え守るかのようにスッと立つ。《古跡義経台》と碑面にあり、もう一方の碑面には微かな文字で《上川神社発祥之地》と記されている。北海道の警備と開拓に入植した屯田兵の心の拠り所となるよう現旭川・上川地方の守護の神・鎮守として創建された上川神社の発祥の地を示す木碑であった。義経台って? 素朴な疑問とともに、あまりにもみじめな姿でたたずむシルエットに衝き動かされるに任せ、顧みられることのない碑について記す。 明治中期創建の社とアイ... -
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「産地ツアー」で見た旭川家具の底力
国内有数の木製家具の産地として知られる旭川エリアには、製材から設計、製造、納品まで、家具づくりの全行程を支えるメーカーや工房が市内に集積している。その産地の「現場」を一日でめぐる特別プログラム「産地ツアー」が5月22日に実施された。日頃は足を踏み入れられない製材所や工房、旭川家具が並ぶ温泉旅館まで、旭川と東川の5施設を一日かけて巡った。 総合インフラを活用 産地ツアーは、旭川家具工業協同組合が主催する産地展「Meet up Furniture Asahikawa 2026」の一環として実施されたプログラム。5月20日から22日までの3日間、旭川デザインセンターを会場に開かれたイベントでは、出展企業の新作を含めた製品展示をはじめ、ものづくりの現場を見学するオープンファクト...
