2014年12月– date –
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大接戦制して議席奪還した佐々木隆博
佐々木隆博にとっては、これ以上は望めないほど絶好のタイミングだった。全国的に民主が苦戦するなか、前月の旭川市長選で勝利したばかりの西川将人市長から応援を受け、当初劣勢と見られていた衆院選でも2847票差で勝利し、2年ぶりに国会の議席を奪還した。 西川が全面支援 2012年冬の記録的な惨敗から約2年。民主党の党勢はまだ回復していない。西川も「民主党」の3文字がブレーキになると懸念したのか、自らの選挙では民主色を薄めた。このため解散が伝えられたころ、佐々木陣営内では「情勢は厳しいので応援してもらいたいが、市長には市長の事情があるし…」と懸念する声も。西川後援会の杉山正幸会長も「我々は市民党ですから」と、応援に慎重な姿勢を示していた。 ... -
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2014 衆院選 佐々木が今津に競り勝つ
民主・佐々木隆博(65)、自民・今津寛(68)の大接戦が予想されていた衆院選道6区は、元職の佐々木が2847票差の僅差で制した。敗れた今津は惜敗率で比例復活当選したが、地元旭川市内でも186票差で佐々木の後塵を拝した。共産の荻生和敏(65)は自身の最高得票を獲得し、比例代表の議席獲得にも貢献した。 3陣営様々 開票日の表情 佐々木は地元の士別で今津の2倍近い票を集めたが、旭川の今津は微差とはいえ佐々木に遅れを取った。この違いが今回の6区の選挙を象徴している。佐々木を勝たせようという士別市民の地元意識が、今津を勝たせようという旭川市民の地元意識を上回っていた。6区の選挙の勝因・敗因はここに凝縮している。 12月14日投開票日の夜8時、開票番組が... -
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この先どうする東国幹 「今津後継」に浮上?
旭川市長選で無念の敗北を喫した前道議の東国幹氏。当面は選挙に協力してもらった今津寛氏や加藤礼一氏、さらに保守系市議の次期市議選の応援に回るほか、支持者らへの〝おわび行脚〟に専念する考えだ。その一方で、今回はからずも衆院選の比例名簿に登載されたことから、周辺からは「衆院選立起の実績ができたことで、今津後継の筆頭になる」との説が浮上してきている。 東には予想外だった名簿記載 11月9日夜、市長選敗北を覚悟した東は、選対事務所で「すべての敗因は私の不徳の致すところ」などと敗戦の弁を語り、立起表明から84日間、ともに汗を流した支持者らの労をねぎらった。やがて支持者の姿がなくなり、閑散とした事務所で激闘の余韻にひたっていた東だったが、翌日から... -
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旭川市「道議選」、一転、混戦の様相
安住太伸が今年4月の旭川市道議選(道議選旭川選挙区)への出馬を正式に表明した。すでに現職5人が出馬表明しており、安住も含めると立候補者数は定員6と同数となるが、新たな候補が名乗りを上げるのは確実な情勢となっている。安田佳正(市議)、谷口大朗(元市議)、笠木かおる(市議)らの動静が注目される。(文中、敬称略) 市長選出馬で道議公認下りた東 昨年4月の段階では、自民党の加藤礼一と東国幹、民主党の木村峰行と三井あき子、公明党の吉井透、そして共産党の真下紀子の現職6人はすべて出馬し、他に立候補する者はおらず、選挙関係者の間では「無投票の可能性大」との見方が強かった。 4年前の道議選で、みんなの党から出馬した菅原範明が政治活動と縁を切るこ... -
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2015年1月号の主な記事
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