2021年2月– date –
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主な記事
吉田学長に薬物依存症の疑い
全国ニュースに「旭川医大」が連日登場している。パワハラ発言疑惑、医師派遣先病院からの「アドバイス料」約7000万円…。多くは吉田晃敏学長個人にまつわるものだ。さらに、本誌に寄せられた情報をもとに調査を進めたところ、旭川医大病院で吉田学長を患者とする向精神薬の処方箋が大量に発行されていた疑いが浮上した。担当した医師の多くが、吉田学長の「牙城」である眼科に所属している若手であることから判断して、学長本人が医師に圧力をかけて処方させた可能性もある。学長の飲酒問題はもはや医大関係者の多くが認めるところだが、同時に吉田学長は向精神薬の依存症にも陥っていたのではないか。大量の処方箋が誰の手でどのように発行されたのか、旭川医大病院や学長選考会議は... -
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立ち上がった「旭川医大正常化求める会」
全国的な注目を集めている旭川医科大学の混乱が新たな局面を迎えた。附属病院長の解任を言い渡され、その撤回を求めている古川博之教授を含む合計22人の教授・名誉教授を発起人とする「旭川医科大学の正常化を求める会」が立ち上げられたのだ。まだ教授会の過半数を占めるには至っていないが、今後、さらに勢力が拡大する可能性もある。 「大学をこのままにしておけない」 2月1日午後、旭川市役所4階の市政記者クラブに、全国的な関心を反映して「密」が心配になるほど多くの記者やテレビ局のクルーが集まった。落ち着いた口調で語り始めたのは、旭川医大から病院長解任を通告された古川博之教授。処分撤回を求めるとともに、昨年11月の時点で吉田病院からの患者を旭川医大病院で受... -
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宿泊療養施設 「コートホテル旭川」の決断
旭川における新型コロナウイルスとの戦いは今年に入って次第に落ち着きを見せてきているが、ピークだった昨年末は5つの基幹病院を中心に感染者の受け入れに悲鳴を上げた。そんな状況の中で社会貢献を第一義に考え、軽症者・無症状者の受け入れを行ったのがコートホテル旭川(市内1条通9丁目)。道内でも数少ない「宿泊療養施設」の状況を同ホテルに聞いてみた。 道からの強い要請を受け… 旭川市内では昨年11月以降、慶友会吉田病院や旭川厚生病院、北海道療育園でクラスター(感染者集団)が発生。入院先の調整が追いつかず、自宅などで待機する軽症や無症状の感染者数が急増した。このため旭川市は軽・無症状者を受け入れる宿泊療養施設の開設を道に要請。 その頃札幌では、アパホテ... -
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2021年03月号の主な内容
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