2023年7月– date –
-
主な記事
共産党が荻生擁立 野党協力瓦解
日本共産党の旭川地区委員会は7月3日に記者会見を開き、次の衆院選挙に党の独自候補として荻生和敏氏を公認候補として擁立すると明らかにした。衆院選6区で過去2回、実現した野党統一候補の擁立が、次回は成立しないことになった。共産党としては止むにやまれぬ選択。喜んでいるのは他党の候補を応援する必要がなくなった共産党員、そして勝算の強まった自民党の関係者だ。 立憲泉代表発言で独自候補擁立へ 荻生氏は現在、日本共産党旭川地区委員会の副委員長を務めている。衆院選には中選挙区制の時代も含めて過去4回出馬しており、有権者にはおなじみだ。記者会見で荻生氏は「比例代表での議席獲得を目指す」と語るとともに、日本の二つの歪み(「大企業の儲け優先」「アメリカの言... -
主な記事
川のまち・旭川でサクラマス溯上増える
石狩川・忠別川・美瑛川・牛朱別川が市街地に放射状に流入する川のまち・旭川市で、清流の象徴とも称されるサクラマス(ヤマメの降海型)の溯上が増えている。溯上を妨げていた頭首工に魚道が設置されたことや、海の生息環境が良くなったことに加え、地元の地道な放流活動・産卵床を守る取り組みが功を奏した格好だ。 溯上を可能にした魚道 溯上拒む頭首工 廃止後に魚道設置 サクラマスは川を下って海で1年間ほど生息した後、5、6月ごろに生まれた川に戻り、秋に産卵する。光り輝くようなシルバーの魚体が美しく、体長30~70センチほどに成長する。ヤマメはサクラマスの幼魚で、降海しないで河川で一生を過ごす陸封型(河川残留型)個体もヤマメと呼ぶ。ヤマメは成長する個体でも30セ... -
主な記事
強制競売決定 どうなる旭川アークヒルズビル
「東京の企業が取得」と報道されたさんろくの飲食店ビル「アークヒルズビル」だが、実は6月2日に旭川地裁から強制競売開始決定が下されていた。債権者は、アコムの子会社で三菱UFJグループ「アイ・アール債権回収㈱」(東京都)。同じく「プリンス・ドリーム・カンパニー㈲」(旭川市)所有の「プリコタワーⅡ」も強制競売開始決定となっている。 アコム子会社 アークヒルズビルは、さんろくのど真ん中、3条6丁目332番地1に建つ地下1階地上8階建ての飲食店ビル。 もともとの所有者は「有限会社プリンス観光」で、2002年1月に「プリンス・ドリーム・カンパニー観光有限会社」(旭川市永山7条7丁目)に所有権が移転している。 ドリーム・カンパニーは2000年8月に飲食店経営、不動産の賃貸業... -
新聞広告
2023年08月号の主な内容
1