2015年6月– date –
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アシスト建築企画ドタバタ破綻劇
「支払うべき資金調達のめどがたたないので4月末で事務所を閉鎖する」と、通知書一枚で廃業宣言した㈱アシスト建築企画(旭川市豊岡4条2丁目、遠藤修司社長)。騒然となった取引先に司法書士から裁判外の和解通知書が届いたが、わずか1ヵ月でその司法書士が辞任し結局、弁護士による破産申し立てに入った。13年前に大ヒンシュクをかった倒産の前歴が遠藤社長にあり、今回のアシスト破綻との共通点も多く、債権者からは「本当に資金が行き詰まっての破綻なのか?」との声も。 届いた〝廃業宣言〟 アシスト建築企画(以下、アシスト)は、2003年2月に創業した建築業者。木造マンションやヤクルトの地区センター新築のほか、個人住宅やグループハウスなどの工事を手掛け、ピ... -
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旭川市、全国で初めて未届け有料老人ホームを公開
本誌はこれまで2度にわたって「未届け」が「届け出」を上回る旭川市内の有料老人ホームの実態を取り上げてきた。行政も決して手をこまねいていたわけではないが、特効薬的な策もなく未届け施設の改善は困難を極めていた。一方、法律は未届け施設に甘く、未届けである方が介護保険制度の網から漏れ、施設経営に有利に働くという矛盾があった。しかし「真面目な施設が損をする制度はダメ」と旭川市は全国の自治体に先駆けて改善策をスタートさせた。 3億円の支払いから解放された旭川市 本誌昨年12月号で「未届け有料老人ホームには介護保険制度の〝住所地特例〟が適用されず旭川市の負担が年間3億円(推定)も増えている」と未届け施設の弊害と介護保険制度の矛盾点を指摘した。 ... -
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道議会のウルトラマン 真下紀子団長奮戦記
4月の統一地方選で日本共産党は4人の道議会議員を誕生させた。そのうちの一人が旭川市選出の真下紀子氏(58)。4期目となる真下氏は、要件を満たし〝会派〟となった共産党道議会議員団の団長となり、3人の共産党新人道議を引っ張る。道議会で女性議員が会派の代表になるのは議会史上初。6年前には「道議会の仕事人ランキング」(NPO法人リンカーンフォーラム北海道発表)で第1位に選ばれ、道議会の質問回数も2期連続第1位の真下氏の仕事ぶりを追ってみた。 衆院選道6区立起後萩原道議の後継者に 真下氏は、3期務めて勇退した共産党の萩原信宏氏の後継者として2003年4月の道議選に初挑戦。定数6に対し7人が立起する無風に近い選挙戦だったが、自民、民主、公明の... -
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保守の足並み乱れて民主、共産で決まった市議会正副議長
定数2減で激戦となった旭川市議選同様に、議長選挙も熾烈な戦いだった。順当にいけば所属議員数が最も多い「自民党・市民会議」の候補が議長の座を射止めるはずであったが、足並みの乱れから〝最高職〟を逃した。議長に就任したのは第2勢力「民主・市民連合」の塩尻伸司(68)。副議長ポストも公明党が獲れずに共産党に移った。 過半数に達せず 4月26日に投開票された市議会議員選挙では、定数が36から34に2減されたほか、前回は38人の立候補者にとどまったのに対し今回は2人増の40人になったため、〝少数激戦の狭き門〟となった。自民党の推薦を受けていた新人候補のほか、維新の党公認候補、そして完全な無所属の候補が相次いで落選。加えて自衛隊の支持に期待していた現職候補... -
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2015年7月号の主な内容
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