2019年10月– date –
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主な記事
摘出した側の副腎には異常なし 「誤診」か否かめぐり医療訴訟
肺、腎臓、睾丸、卵巣…。人間の器官には左右2つが備わっているものがいくつかある。病気の治療のために片側を摘出したとしても、もう一方が健康なら社会生活を維持することは可能だが、もしも健康な側を摘出してしまったら…。2年前に旭川赤十字病院で行われた手術で、片方の副腎を摘出したことが適切だったかどうかをめぐる裁判が始まった。 一方なら摘出できる 2017年3月に旭川赤十字病院で手術を受けたのは、当時22歳の女性。高血圧の治療のために左側の副腎を摘出されたが、その後の病理検査では、摘出された副腎から異常(病巣)が発見されず、その後の診察で少なくとも右側の副腎には異常があることがわかった。女性は医師の誤診が原因と主張。母親とともに約6300万円の損害賠償... -
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2019年11月号の主な内容
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