2023年10月– date –
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ムネオ維新離党で維新の独自候補擁立早まる?
「ロシアの勝利を100%確信している」─所属する日本維新の会に事前の届け出をせずにロシアを訪問し、ウクライナに侵攻したロシアに肩入れするような発言を現地のマスコミを通じて行った鈴木宗男参議院議員に対する除名処分を前に、鈴木氏は自ら離党した。今後も新党大地代表として残り約2年の議員任期を全うするとみられるが、北海道の政界への影響は小さくないとの見方がある。全国進出を狙う維新が、北海道の地方議会での候補擁立を加速するというのだ。旭川や上川では自民党の議員の多くが鈴木氏と密接な関係にあり、これまで維新の候補はいなかったが、維新が遠慮することなく旭川を含む地方都市の議会で候補を擁立すれば、札幌市議会や仙台市議会のような「躍進」の可能性も... -
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フラワーランドかみふらの再生へ
富良野盆地開拓の発祥の地とされる上富良野町草分地区。そのエリアを見渡せる小高い丘に開設された観光農園フラワーランドかみふらの(西5線北27号)が新たに生まれ変わる。外国人富裕層をターゲットに〝ミュージアムホテル〟と称したコンドミニアムを敷地内に建設する見通し。開発を手がけるのは小樽市の不動産開発「日本信達㈱」を中心とするフラワーランド再生チームで、世界的に活動する環境アーティストも顔をそろえる。(文中敬称略) 「絶望」を「希望」に変えた先人たちに敬意 季節ごとにジャーマンアイリスをはじめ、ラベンダー、マリーゴールドやサルビア、ルピナス、ヒマワリ、金魚草などの花が彩るフラワーランド。その10万平方メートルに及ぶ広大な花畑の傍らに立つシンボ... -
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2027年 旭川の農業が危ない!
本誌既報の「水田活用の直接支払い交付金」の制度厳格化。転作に協力してきた農家の大幅収入減は不可避だが、その衝撃を和らげるため導入される新しい制度は、金額が不十分な上に、これまでに採択された旭川市内の農家はごく一部。従来制度の期限が切れる2027年、条件が悪い農地での耕作は収支が合わなくなり、放棄地が激増するとの見方も生じている。 コメ以外の生産 奨励してきたが 「数年後、旭川の農業が大きな打撃を受ける。条件が比較的優れている農地は生き残れるかもしれないが、あまり良好でない農地は放棄されるだろう。郊外の農地はどこも雑草が伸び放題といった状況に陥るかもしれない」との危機感を口にするのは、旭川市の郊外で広大な農地を管理している農家だ。 懸... -
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2023年11月号の主な内容
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