2023年11月– date –
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人口25万「帯広圏」気が付けばすぐ後ろ
戸建て住宅の大きさ、飲食店の単価、屋台街の繁盛ぶりなどから、帯広圏を訪れて旭川市との経済格差を感じた市民も多いはず。釧路を抜いて道東最大の都市となった帯広だが、その周囲にある3つの町と一体的に発展しており、「帯広圏」の実力はさらに強い。合計人口はすでに約25万人。これからも旭川市の人口減少が続けば、帯広が「道東・道北最大の都市」になるかもしれない。 十勝川をはさみ連続する市街地 JR帯広駅のある帯広市中心街から国道を北に向けて進み、十勝川にかかる十勝大橋を渡った先にあるのが音更町。やがてJA木野の運営する商業施設「ハピオ木野」が目に入る。天井の高い約2000平方メートルのスーパーに並ぶ商品は、旭川のスーパーと比較して高級感が目立つ... -
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台湾順天堂が当麻で機能性食品製造
台湾の漢方製薬大手「順天堂」が合弁会社をつくり、エゾシカの角を使った機能性食品の製造拠点を当麻町の旧北星小学校(北星1区)に設け、来年10月には本格稼働させる見通しだ。順天堂としては日本で初めての製造拠点となり、当麻町が進める「食・木・花育」政策にも合致した地域創生に協力して取り組む。 食・木・花育にも共感 薬用資源の安定調達も 順天堂は、自然に由来する動植物などを原料とする漢方医薬品メーカー。健康食品、ペット用健康食品などの製造販売ほか製造受託等も行っている。販売網は世界26ヵ国に及び、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなどの輸出にも力を入れている。アメリカには製造拠点を構える。順天堂台湾台中工場は2007年、日本厚生労働省から「医薬品外... -
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「担い手不足」の声にハンターが抱く違和感
死傷・目撃件数がここ数年急増するなどクマとのあつれきが高まるとともにハンター不足が声高に叫ばれる。こうした社会状況に違和感を口にする狩猟関係者は少なくない。「ハンター不足が、駆除の担い手不足と解釈されている」。市街地・人里に生息するアーバン・ベア(都市型クマ)が増える中、「ハンターは住民を守る公的存在」とはき違える社会の過度な依存と狩猟関係者のギャップは大きい。 狩猟免許年々減少 わな猟が主力に 「我々は、狩猟を趣味にしている一個人の集まりに過ぎないんです。狩猟がメインで、駆除はあくまで二義的なものでしかない」。北海道猟友会旭川支部長の髙梨秀二さん(73)は、ハンターへ注がれる社会のまなざしに対して違和感を口にする。ここで、ハンターの... -
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まるでドミノ倒し ピザ販売店に異変
2021年6月に旭川初進出を果たし店舗数を増やしていった宅配・持ち帰りの「ドミノ・ピザ」だが、旭川市内の3店舗が一斉に臨時休業となった。コロナ明けによる需要の変化が影響しているようだ。 当分の間… 休日のランチや誕生会、趣味のサークルの打ち上げなどで頼みたくなるデリバリーピザ。〝御三家〟といわれるドミノ・ピザ(以下、ドミノ)、ピザーラ、ピザハットは旭川にもそろい踏みし集客を競っている。 全国店舗数ではドミノが業界ナンバー1で、旭川には21年5月に2条16丁目のセブンイレブンあとに「旭川2条店」をオープンさせ、続いて「旭川パワーズ店」「旭川緑が丘店」「旭川春光店」と一挙に4店舗体制とした。ところが10月に入って突然、春光を除く3店─2条、パワーズ、緑が... -
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2023年12月号の主な内容
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