2023年9月– date –
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人口は自然減でも外国人は転入超過
道北では死亡者数が出生数を上回る「自然減」が加速しているが、外国人人口は増え続けて人口減を補っている。東川町や稚内市などが顕著で、旭川市も前年比104人増加した。 外国人の転入増 北海道の人口が減り続けている。今年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態によると、総人口は513万9913人で、昨年比で4万3774人減った。減少幅は全都道府県の中で最大だった。 新型コロナ禍で出生数が減り、死亡が出生を上回る「自然減」が加速したことが要因とみられる。 道内主要10市は軒並み減少となったが、減少数が最も大きかったのは旭川市で3774人。函館市の3675人、釧路市の2627人と続く。道都・札幌市も1156人の減となった。 ただ、「外国人人口」は増え続けており、外国人の... -
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怒りを上手にコントロール
数年前に本誌で記事化したある職場でのトラブル。被害者が録音していた加害者の声を聞けば、一度火がつくと制御不能に陥る加害者の怒りの感情が最大の原因であることは明らかだった。昨年春には中小企業もパワハラ防止法の対象に加わり、怒りのコントロールがこの地域の企業にとっても重要な課題となっている。市内で活動する「アンガーマネジメント」の専門家に話を聞いた。 怒りで一生をフイに 人間の基本的な感情である「喜怒哀楽」のうち、インターネットの普及で可視化されるようになったのが「怒り」。動画サイトやテレビのニュースを見ると、運転中に些細なことで他のドライバーに対して激昂した人物があおり運転を始めたり、相手のクルマを無理矢理停車させて暴言を浴びせた... -
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レクサス旭川周辺 街路樹枯死の謎
雨量が豊富な日本の都市の魅力の一つが街路樹。旭川もいたるところに、春には新緑、夏には深緑、秋には黄色や紅の葉でまちの風景に彩りを添える並木道がある。冬に雪や氷をまとう木々も北海道を代表する風景だ。神楽岡付近の国道237号もその一つ。2012年から15年にかけて街路樹が相次いで枯死したと考えられる全国でも話題のスポットを訪ねた。 器物損壊の疑い この夏、ニュースに最も多く登場した企業の名前は中古車全国大手の「ビッグモーター」だろう。スキャンダルの中心は、修理に持ち込まれた車両に故意に傷をつけて修理代金を水増ししていた疑いだが、この企業の異常性を際立たせているのが、店舗前の街路樹に大量の除草剤をまいて枯死させていたとの情報。店舗所在地の地方... -
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2023年10月号の主な内容
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