2022年9月– date –
-
主な記事
「父は僕がやることを 喜んでくれると思う」川村晴道さん
4代目館長に就任予定の川村晴道さん(手前)と母の久恵副館長 「父は僕がやることを(館長になることを)喜んでくれると思う」─。日本最古のアイヌ博物館「川村カ子トアイヌ記念館」(旭川市北門町11丁目)=私設=の3代目館長で、アイヌ文化の伝承指導・普及に努め先住民族の復権に取り組んだ川村兼一さんが亡くなって1年7ヵ月。館長不在のまま公費を投じた新館の工事が始まった。上川アイヌの人たちの新しい幕開けを告げるかのような槌音(つちおと)をBGMに、副館長の川村久恵さん、愛息・晴道(はると)さんが胸にしまう思いに耳を傾けた。(収録日 8/19) 現施設の隣り来夏オープン─新館の建設が始まりました。久恵 上川アイヌの首長だった川村イタキシロマが1916年... -
主な記事
代金払って購入した車を「返せ」と言われる理不尽
今年6月末に事業を停止し旭川地裁に自己破産を申請する予定になっている㈲島田自動車工業(旭川市東鷹栖5線18号、島田文則社長)に絡んで多大な被害を受けているという女性ユーザーがいる。聞けば「島田自動車から買ったクルマを返してほしいとディーラー側が言ってきた」というのだ。代金の大半はすでに島田自動車に支払い済み。それをいまさら返せとは─女性は理不尽な仕打ちに悩んでいる。 島田自動車工業 売買できない車を買ってしまった 島田自動車工業は1977年に創業、91年2月に資本金300万円で有限会社とし、自動車整備、車検のほかスズキ旭川北自動車副代理店として、新車や中古車の販売も行っていた。 東鷹栖地域を中心にユーザーから信頼を集め、5年前にはホイールアライ... -
主な記事
死亡者なぜか急増 新型コロナが間接的に影響?
471人─今年5月に死亡した旭川市民の数は、インフルエンザが流行する冬以外の時期としては異例の人数だ。旭川市の発表によれば、同じ月の新型コロナウイルスによる死者数は3人しかいなかった。他の感染症や事故などは報告されておらず、前後の月との100人以上の差は、専門家が認識していない間接的なコロナの影響によってひきおこされた可能性がある。 毎年の死亡数は出生数の2.5倍 高齢化社会は多死社会でもある。旭川市内の死亡数は2013(平成15)年には3894人だったが、増加を続けており、2021年には4736人が亡くなった。同年の出生数は1841人。生まれる人の実に2.5倍の人が死亡するのだから、人口が減るのも無理はない。さらなる高齢化社会の到来で、年間の死亡数が5000人の大台に... -
主な記事
〝コロナ給付金不正〟報道に激怒 東国幹衆院議員「すべて話す」
東国幹衆議院議員の名前が、地元の有権者にとっては喜ばしくないかたちで「全国的」になった。週刊新潮9月1日号の記事によれば、東氏が所有する会社の元社長が新型コロナウイルス関連の家賃支援給付金をだまし取った疑いで道警が捜査を行っており、関与した人物を含め事情聴取を受けているというのだ。本誌の取材に応じた東氏は、「経営は任せきりにしており、不正に私個人はまったく関与していない」と強調。疑惑の中心にいる元社長の行為の悪質性を考えれば、東氏とその会社はまんまと利用されたようだが、東氏の後援者からは「襟を正すように」といった厳しい注文も出ている。 「当選のイメージ湧かなかった」 焦点となっている会社は国土建設㈱(札幌市白石区北郷5条3丁目、資本... -
新聞広告
2022年10月号の主な内容
1