2023年4月– date –
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主な記事
大町の神社存廃めぐり町内会紛糾
歴史を感じさせる大町の金刀比羅神社 軍都としての面影を残す第2師団旭川駐屯地近くの商業・住宅地の奥まった所にひっそりとたたずむ社(やしろ)がある。この社と、併設する域内住民が集う会館の存廃をめぐり地元町内会が紛糾している。核家族化・人間関係の希薄化の進展とともに会員数が減り、町内会というシステムが大きな曲がり角を迎えていることを象徴する事案だ。廃止方針について「相談もなしに一方的」(地域住民)、「町内会は衰退の一途」(町内会役員)と意見は割れる。このままでは、この土地を守護する氏神様はたいそう居心地が悪かろう。 神社を返して会館を片づける 旭川市大町2条10丁目にある「金刀比羅神社」は、建立から121年の歴史を刻む。長年、域内住民の氏神様と... -
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旭川ラーメンの「重要物資」鶏ガラ不足回復まで1年半?
防護服とマスクに全身を包んだ作業員が養鶏場に入り、殺処分したニワトリを容器に詰めて運び出す。付近に掘られた穴に建設機械で埋設する。過去最悪の鳥インフルエンザ流行に見舞われた昨年秋から今年の初めにかけ、日本全国で繰り返されてきた光景だ。その多くは肉用ではなく、採卵目的の養鶏場で発生した。鶏卵の値上がりと不足は連日伝えられている通りで、一部の飲食店チェーンは玉子を使った料理の販売を中止するなど対応に追われた。ラーメンのまち旭川にとって心配なのは、鶏ガラの不足と値上がりだ。この冬の鳥インフルエンザの流行は終わりに近づいているが、影響は1年半以上は継続すると懸念されている。 まちの経済を支える「戦略物資」が不足? 全国飼育数の1割以上を処... -
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2023年05月号の主な内容
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