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西川将人終わってみれば余裕の3選
任期満了に伴う旭川市長選(11月2日告示、9日投開票)は32年ぶりの一騎打ちとなり、無所属で現職の西川将人(46)=民主党推薦=が7万9355票を獲得し、無所属新人で前道議の東国幹(46)=自民党・新党大地推薦、公明党支持=を1万3417票差で破り、3選を果たした。東陣営は公明党からの支持、安住太伸からの協力も得て、石破茂地方創生担当相など多くの有名政治家にも協力を仰いだが、現職・西川の厚い壁に跳ね返された(敬称略)。 明暗分かれた両陣営 開票日の11月9日。西川選対事務所で午後9時半頃に「西川当確」のテロップがテレビの画面に映しだされると、ほんの一瞬、沈黙が選対内を支配したが、次の瞬間、詰めかけた支持者から歓声と拍手が沸き起こった。それから1... -
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2014年12月号の主な内容
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北彩都、評価見直しで半額以下の大安売りも
旭川市が行っている駅周辺の市有地と保留地を合わせた区画整理事業が今年度中に完了する。それにより事業にかかった支出がほぼ確定し、改めて支出に見合った土地の鑑定評価を行ったところ、いくつかの土地で価格が下がったことなどから、土地の売買が進む可能性が出てきた。12区画ある土地は、「今年度中に7区画が売却できる」という強気な意見も飛び出している。ただし、シンボル施設建設が条件となる土地を含めた大型の2区画はかなり苦戦する見込みで、状況は予断を許さない。 駅北口の土地が俄然注目 旭川市が所有する駅周辺の土地は9月下旬現在、保留地を含め全部で12区画。その内、大雪通に架かる新神楽橋下にある(666平方㍍、636平方㍍)は、1区画として販売され... -
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ふらの農協粉飾決算強引な幕引き
今年4月下旬、内部調査で発覚したふらの農協(植崎博行組合長、正組合員1427戸)の粉飾決算。調べが進む中、前常務理事の井山修氏(7月4日辞任)が一人で不正経理を行ったという結論に達したようだが、同農協の組合員や周辺の農協幹部からは「とても井山氏一人の犯行とは思えない」と、疑問の声が上がっている。2001年に上富良野町から占冠村までの富良野沿線5市町村の6農協が合併して誕生したふらの農協だが、合併時からくすぶっていた数々の問題点が粉飾決算という形で表面化した。 井山一人の不正ではない! ふらの農協の粉飾決算を表面化させたのは、6月30日付けの北海道新聞夕刊の報道。▽2013年度までの4年間、不正経理と粉飾決算を続けた▽南富良野町のポテ... -
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一印旭川魚卸売市場 M&A情報の真相
「一印が丸水札幌の傘下に」と報じたのは業界紙「日刊食品速報」9月24日付け。旭川を代表する企業・㈱一印旭川魚卸売市場(旭川市流通団地1の3、大廣泰久社長)の〟身売り話〟とあって、市場関係者だけでなく旭川経済界全体に衝撃が広がり、マスコミ各社は取材に走った。しかし、当事者の一印、丸水ともに沈黙を続けており、それだけにM&A情報の真偽も含め様々、情報が飛び交っている。 ノーコメント 丸水とは、札幌中央卸売市場の丸水札幌中央水産㈱(武藤修代表取締役)のこと。昭和35年3月に水産問屋など4社が合併して設立された企業で、直近の売上高は602億円。同じ札幌中央卸売市場で水産物を扱う曲〆高橋水産㈱と一、二を競っている。食品速報9月24日付けは、その丸... -
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2014年11月号の主な内容
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着服問題で揺れる留萌商工会議所、専務理事が割腹自殺
今年3月に発覚した元女性職員(42)の着服事件に一定のけじめをつけようとしていた留萌商工会議所(對馬健一会頭)が、問題の核心を知る人物とされていた梁川信専務理事(64)のよもやの自殺によって、闇の中に逆戻りしてしまった。梁川氏の葬儀で葬儀委員長を務めた對馬会頭や二人の副会頭の進退問題を含め、同会議所は落とし所を求め、さらに混迷の度を深めていきそうだ。 車中で凄絶な最期2通あった?遺書 8月25日、留萌市内は朝から衝撃的な話題で大騒ぎとなった。今年春から、長年経理を担当していた女性職員による多額の使い込み事件で対応に苦慮していた商工会議所の梁川専務理事が、自宅車庫の車の中で自殺を図ったというものだった。 梁川氏は、着服事件で懲戒解雇になっ... -
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旭川市長選直前の異例・巨額補正予算
西川将人市長2期目最後の補正予算は、昨年の2倍を上回る15億円強の積極予算となった。市長選を1ヵ月半後に控え、生活道路の整備に8億円の事業費を計上したほか、除排雪体制も強化する。また、来年2月の旭川開催が内定しているFIS公認のスノーボードワールドカップにも3000万円を盛り込んだ。 早目の除排雪対策 9月16日に開会する第3回定例市議会は、昨年度の決算の認定が最大の争点となる。西川市政が昨年行った事業が適切に行われたのか、そしてそれがまちづくりにどう生かされたのかが焦点だ。西川市政に否定的な自民党系の議員がどう決算を判断し、追及するのか注目される。一方で、2期目最後となる補正予算をどのような方針で、どの程度組むのかにも関心が集まって... -
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激突!旭川市長選 民主西川VS自民東
任期満了に伴う旭川市長選(11月2日告示、9日投開票)は、3選を目指す現職の西川将人氏(45)と、旭川市選出の道議で新人の東国幹氏(46)が出馬を表明。西川氏は民主党が、東氏は自民党・新党大地がそれぞれ推薦し、道内市長選としては2年ぶりの両党激突となる。いまだ動向がはっきりしない安住太伸氏、共産党、さらには方針を明確にしていない公明党・創価学会の出方にも注目が集まる。(文中敬称略) 保守の結束アピール 西川に2連敗中の自民党旭川支部では、候補選びに難航していたが、西川の出馬表明(8月8日)に急かされた形で土壇場で東に出馬を要請。8月5日の時点では「ありえない話」と全面的に否定していた東だったが、一転して出馬を決め、これで2人の頭文字... -
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中富良野の「一時停止」交差点は警察官のドル箱
中富良野町の「ファーム富田」近くを走る、通称〝基線道路〟と呼ばれる町道での交通取締まりが、町民らからひんしゅくを買っている。夏の観光シーズンには〝一時停止違反〟の車がひっきりなしに青切符を切られ、ラベンダーの思い出もかき消され、苦々しい記憶だけが残ってしまう。交通違反に厳しい対応が必要なことはよく分かるが、取締まり側には、違反を誘発しないための対策があってもいいのではないか。 サイレン鳴らし獲物追う 中富良野町のJR富良野線を挟んで国道237号とほぼ並行して走る町道は基線道路と称され、特に夏期はファーム富田やスキー場を利用した花畑などの観光施設を目当てに多数の車が往来する。 実はこの基線道路にはずいぶん前から地元民の間で、「ドライ...