2015年– date –
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2016年01月号の記事一覧
【読み物】 新春企画輝け!旭川の高校生アスリート未来のオリンピアンは君だ! 新春インタビュー西川将人旭川市長9年間の経験を活かしまちづくりに全力 “ポスト表”旭川市副市長人事を予想する 庁舎整備調査特別委中間報告旭川市議会も「現庁舎エリアでの建替え」 森山病院の北彩都施設2019年の開業目指す 参院選道選挙区の自民候補選考めぐり東国幹道議と今津寛衆議が「食い違い」 今津寛介(今津ひろし次男)が「国会議員政策秘書」資格取得 鈴木宗男「私はいま一度“男の勝負”をする」 住田和明第2師団長「地域から信頼される自衛隊でありたい」 ダイイチ・アークス改修計画、コンコードパーク緑が丘にはツルハが出店予定 2期連続で増収増益!旭川の元気カンパニー19社 無人航空機... -
主な記事
道内唯一〝人情芝居〟「常盤礼子一座」の終幕
今日は東へ、明日は西へ。ドサ回りの花舞台に人情の花が咲く──。道内で唯一、祭り芝居の灯を長年ともし続けてきた旭川の「常盤礼子一座」。農村を中心に公演を続け、大衆演劇の伝統を守ってきたが、看板役者でもある座長の常盤礼子さん(本名=志賀艶子、85)が健康上の理由で引退を決めたため、85年に及んだ一座の歴史にピリオドを打つことになった。 〝北海の玉三郎〟 一座のメンバーと荷物をいっぱいに詰め込んだワゴン車が会場に到着。荷物を降ろすとさっそく舞台づくりを始め、女座長自らハシゴに上って金槌を握る。幕や照明、配線、スイッチボックスなどを配置して手際よく舞台を仕上げていく。 楽屋は裸電球に照らされた、舞台の裏の廊下だ。役者たちは鏡と向き合い、念入... -
主な記事
旭川市庁舎建て替え 市議会も「現エリア」に傾く
老朽化し、耐震性が著しく不足している新庁舎の建て替え場所について、市議会は『現庁舎エリアがふさわしい』とする中間報告をまとめた。市民アンケートでは、買物公園、北彩都での要望も多かったが、議会としては現在地周辺に絞り込んだ。今後は新庁舎の全体的な面積、隣接する市民文化会館との連携などが主な協議事項となる。 民主、公明、共産「現庁舎周辺」 市議会では7月、議会の改選期を契機に、老朽化し耐震性が不足している市役所総合庁舎の建て替えなどを調査する特別委員会を設置し、論議を継続している。メンバーは西川与党の民主・市民連合が4人に対し、最大野党の自民党・市民会議が5人、公明、共産がそれぞれ2人と無所属2人の15人だ。 西川市長の〝肝入り〟で... -
主な記事
旭川の注目高校生アスリート 未来のオリンピアンは君だ!
2020年開催の東京五輪。世界の大舞台を夢見て、全国の若きアスリートたちが日夜練習に打ち込む中、旭川にも五輪出場に期待がかかる高校生アスリートがいる。世界を舞台に活躍する無敵のチャンピオンから将来性豊かな〝金の卵〟まで、その活躍と素顔を紹介する。 この続きは月刊北海道経済2016年01月号でお読みください。 -
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どうなる〝ポスト表〟旭川市副市長人事大胆予想
圧倒的なリーダーシップを発揮して西川市政を牽引してきたのが表憲章副市長(67)だが、16年11月には2期目(8年間)の任期満了となる。年齢的に見て、勇退は確実視されているが〝ポスト表〟はまだ定まっていない。市役所、市議会などの声を聞きながら後任人事を展望する。 特区構想で手腕 市役所内では、自ら提案し着手した事業が一定の評価を得て、成果を生み出したことが評価につながる。このため、成功率の低い事業に関しては、管理職の部長職は腰が引けるというのが一般的な傾向だ。 しかし、表副市長は部長職時代から、〝難題〟に立ち向かう姿勢が評価されてきた。10年ほど前、小泉内閣がぶちあげた規制緩和による構造改革特区に旭川市としても取り組むよう市長に進言。市... -
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2016年01月号の主な記事
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主な記事
旭川市内小中学校、10校で蛇口から赤水
給水設備の老朽化に伴い、旭川市内の一部の小中学校で水道から赤水が出るなどの問題が生じている。健康への悪影響を懸念して、飲用水を水筒に入れて学校に持参している児童もいる。市に給水設備の改善要望を出している学校は8校。ほかに2校で赤水が確認されており、子どもの健康を守るためにも対策が急務となっている。 3割弱が水筒持参 1980年に校舎を改築し、給水設備が設置後37年経過している啓明小では、旭川市教育委員会に2009年から「水道管が古くなり、赤さびの混入が疑われるので取り替えが必要」と改善を要望してきた。 しかし、現在に至るまで水道管の更新などは行われていない。斉藤真美子校長によると、啓明小では2、3年ほど前から赤水対策の一環として... -
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人材確保にひと苦労、旭川の幼稚園
ひと昔前なら、「あこがれの職業」として女の子から人気が高かったのが幼稚園の先生。今では人手不足の波が押し寄せ、旭川市内の幼稚園ではあの手この手で人材を確保しようと必死だ。 4人枠に1人の応募 「昔なら採用人数の10倍くらい応募してきたものだが、今では予定している採用枠にほど遠い」と話すのは旭川市内にある幼稚園の経営者。南地区にあるこの幼稚園では、今年は4人の新規採用を予定し、10月から採用試験を行っているが、1ヵ月経っても1人の応募しかないという。 また、ある幼稚園の経営者も人材確保に悩んでおり、採用試験の内容を変更せざるを得なかった。 応募者が多かった時代には、一般教養に加え、専門教養のテスト、漢字の書き取りも行ったが、今では... -
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正念場迎えた「公立ものづくり大学」
東海大学旭川キャンパスの閉鎖決定を受けて2011年に市民有志が掲げた「公立ものづくり大学」構想。それから4年が経過したが、まだ計画は具体化していない。この間にも地方の国立大学では「地域」の名を冠した学部が相次いで誕生。いずれも少子高齢化や地場産業の衰退などが深刻化する中、地域が抱える課題の解決に貢献できる人材の育成をめざすものだ。「先を越された」とため息まじりの声がささやかれるようになっており、旭川市によるリーダーシップの発揮が求められる。 遅れるコンサル選定 これまで地道な活動を続けてきたのが「旭川に公立『ものづくり大学』の開設を目指す市民の会」。2011年に結成され、市役所や経済界への働きかけを開始。12年には4万3000人... -
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旭川の避難所12ヵ所は「膝まで浸水」想定
〝百年に一度〟といわれた豪雨に見舞われ、甚大な被害を受けた茨城県常総市。これを機に旭川でも水害を警戒する声が広がり、「旭川市洪水ハザードマップ」に関心を寄せる市民も増えている。しかし、このマップも十分な「備え」とは言いがたい。大人の膝まで水がつかる施設も避難所に指定されており、「水浸しの避難所に避難?想定が甘いのでは」との声が上がっている。 浸水1万棟以上 ここ数年、全国各地で集中豪雨などによる水害が頻発している。短時間で河川が増水し、堤防が決壊、広大な地域が濁流に飲み込まれるなど甚大な被害も発生している。この9月に関東・東北地方で起きた水害はその最たるもので、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では浸水面積が約40平方㌔㍍におよ...