2017年– date –
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2018年01月号の主な記事
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主な記事
外来種アライグマ旭川で捕獲数急増
愛くるしい姿で動物園でも子供たちに人気のアライグマ。実は生態系への深刻な影響が懸念される外来種動物で、旭川を含む道北エリアで捕獲数が急増している。農作物を食い荒らすなど被害が広がり、市ではワナを貸し出すほか、本格的な捕獲作戦を視野に、GPS発信機を駆使した行動調査に乗り出した。 「ラスカル」で人気者に 40代以上の読者ならば、アライグマと聞けばテレビで放映されていたアニメ「あらいぐまラスカル」を思い出すのではないだろうか。動物好きの主人公の少年とラスカルが一緒に過ごした1年間を描いた作品で、1977年1月に放映された。ラスカルのやんちゃで愛らしい姿が人気を集め、不朽の名作として語り継がれている。最近ではスマホのLINEスタンプの... -
主な記事
佐々木隆博 盤石の勝利
7月末に野党の協力が成立することが確定した時点で、佐々木隆博氏の優位は誰の目にも明らかだった。そこに降って湧いた希望の党の結党と民進党衆院議員の合流、そして立憲民主党の結党。激動の中でも佐々木陣営ではこれまで通り組織が機能し、共産党をはじめとする他党の協力も得て、終わってみれば今津寛氏に2万票以上の差をつける危なげない勝ちっぷりだった。(文中敬称略) 手探りの中で選挙活動スタート 9月29日に行われた佐々木の事務所開きは、当時の民進党代表・前原誠司が希望の党への事実上の合流を提案し、了承された民進の両院議員総会の2日後。民進党道連代表として事前に打診を受けていた佐々木は、すでに野党協力の体制が道内のほとんどの選挙区で整いつつあっ... -
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大地震倒壊の恐れ 旭川市内18施設
公有・私有の旭川市内18施設が「震度6強から7程度の大地震で倒壊や崩壊の危険性がある」との、耐震診断の結果が出た。公共施設は耐震改修が計画的に進められているが、民間施設所有者は巨額な改修費用に頭が痛い。 飲食店ビル、病院… 震度6強から7程度の大地震で倒壊や崩壊する危険性のある市内の大規模な建物が10月末に公表された。以前から耐震不足が指摘されてきた市総合庁舎と市民文化会館の管理棟がリストに上ったことに驚きはないが、市内の病院、ファッションビル、飲食店ビル、ホテルも含まれていた。また、児童・生徒が通う市立の小中学校も一部で耐震不足が発覚。市、そして民間の今後の対応が注目される。 市内の大規模建築物の耐震診断の結果は、市のホームペー... -
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2017年12月号の主な内容
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主な記事
旭川最古の地域イベント「こたんまつり」60周年
アイヌ民族の聖地として知られる旭川市の神居古潭(神居町)で旭川最古の地域イベント「第60回こたんまつり」(実行委主催)が9月23日に開かれ、家族連れや観光客など約7000人が訪れた。アイヌ文化の伝承や神居古潭地域の特産品のPRを目的に毎年「秋分の日」に開催し、今回のテーマは「温故知新」。開会式で来賓の笠木薫旭川市議会議長は「神居古潭は魔神が棲んでいたという伝説が残る神秘的な地域で、アイヌの人々が受け継ぐ古式舞踊や伝統儀式が末永く継承されますように」などと語った。 名寄市の富岡達彦さんが扮する一日駅長の合図とともに汽笛が鳴り、イベントを開始。旭川チカップニアイヌ民族文化保存会と帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーが、まつりの由来でも... -
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大丈夫か旭川電気軌道 不可解な役員の顔ぶれ
今年3月の株主代表訴訟で始まった老舗企業・旭川電気軌道の経営スキャンダルは河西利記代表取締役社長辞任に発展した。10月11日に臨時株主総会が開かれいったん役員は総辞職し新役員が選出されたが、取締役6人、監査役1人、計7人の顔ぶれは不可解なものとなった。 河西社長辞任 発端は、今年3月の株主代表訴訟だった。 原告は電気軌道の株主24人。訴えによると、「元代表の豊島弘通氏は子会社3社を使って親会社である電気軌道の株式を取得するとともに株式を違法に名義変更し、巨額な背任行為を行った」。本来なら賠償を求める相手は元会長本人だが、2015年12月に82歳で亡くなっているため、損害賠償責任は相続財産に含まれるとして、妻と息子、娘の4人の相続人を被告... -
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前代未聞 旭川市庁舎110万円盗難事件
旭川市庁舎の金庫から現金が盗まれるというのは前代未聞。扉を開けるダイヤル番号と、マックス110万円が保管されているタイミングを知っている関係者の犯行と見られる。事件発生から1ヵ月余りが立つが、この窃盗事件捜査は大きな 進展を見せていない。 16年前の旧式金庫 市によると、犯行に気が付いたのは休日明け9月11日の午前8時半ごろ。2階の介護高齢課に設置されている金庫の扉が、半開き状態になっているのを出勤してきた職員が見つけ、中を調べたところ保管されているはずの現金がなくなっていたという。すぐに旭川中央署に被害届を提出し、警察官が指紋や足跡などを調べ、窃盗事件として捜査が始まった。 金庫は福祉保険部の保険制度担当部長席にほど近い書類などが山積... -
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あきらめるな新幹線の旭川延伸
札幌駅で新幹線のホームをどこに設けるべきかをめぐる議論が熱を帯びているが、道北地区では新幹線への関心が低迷している。「基本計画」に沿った旭川までの延伸は、どうすれば実現できるのか。巨額の建設費用を調達するための大胆な方法と、強い政治家の登場が不可欠だ。 札幌延伸は12年後 昨年3月に開業した北海道新幹線。観光客の着実な増加に、函館など道南は湧いている。北海道新幹線に注目するのは国内の観光客だけではない。台湾のエバー航空が旭川便を短期の季節運航に変更し、函館に毎日1便を乗り入れるようになったのも、北海道新幹線ブームが一因だ。 札幌延伸は従来よりも5年前倒しされて2030(平成42)年度末を目指すことになり、札幌駅の新幹線ホームをどこ... -
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見捨てられた!ほくおう旭川2施設
道内で23の介護施設を運営する㈱ほくおうサービス(札幌)などグループ5社が今年7月に倒産したのに伴い、同グループが旭川市で運営する2施設の先行きが心配されている。引き受け先と見られていた㈱創生事業団(福岡)は、23施設のうち旭川の2施設を含む8施設の継承を「施設所有者から提示された家賃が高い」という理由で断念した。杜撰な施設運営に翻弄された入居者やその家族は見捨てられた格好となり、次の転居先探しに奔走している。 道内大手に成長 札幌市や旭川市などで23の介護施設を運営していた㈱ほくおうサービス(札幌市)と、福祉用具販売の㈱ほくおうケアサービス(同)、高齢者住宅運営の㈱福寿草(帯広市)、施設利用者に食事を提供する㈱ほっとキッチン(江別...