2013年– date –
-
主な記事
さんろく元気の輪パーティー クィーンは京生子さん
道北最大の歓楽街、旭川市のさんろく街を忘新年会で利用してもらおうとPRする「第5回広げようさんろく元気の輪パーティー」が11月29日夜、ロワジールホテル旭川で開かれ、約2000人が華やかなイベントを楽しんだ。 旭川さんろく街活性化プロジェクト委員会の主催で、今年で5回目。ママたちが中心となり、居酒屋やバーの経営者を含めた〝オールさんろく〟体制で行われ、会場は熱気に包まれた。 来賓を代表して西川将人市長は「ステージに上がる前には挨拶の言葉を考えていたが、たくさんの女性に囲まれて忘れてしまった」と苦笑。会場の笑いを誘いながら、「さんろくの元気が大きく広がることを期待します」とメッセージを送った。 来場者の投票で〝さんろくの女神〟を決める「... -
主な記事
金さん銀さんユートピア・アットホーム旭川の闇
役員改選に始まり、創業者山本隆氏の解任─追われた山本氏の逆襲・告発─真の買い手「心優会」の反論─運営会社「㈲ユートピアアットホーム旭川」が抱え込んだ複数の訴訟。2年近くにわたってゴタゴタが続いた「金さん銀さん」が破綻、師走に民事再生法を申請した。 追われた創業者 「金さん銀さん」の名称で旭川市内にグループハウス15ヵ所を展開するほか、深川市にグループホームと介護付き有料老人ホームを運営する㈲ユートピア・アットホーム旭川(旭川市大町1条9丁目、渡辺光宏社長。以下、アットホーム)が民事再生法の適用を申請し、12月2日に旭川地裁は仮差押え、仮処分その他の保全を命じた。申請代理人は浅野元広弁護士(札幌)、監督委員は富川泰志弁護士(旭川)。負債... -
主な記事
旭川市幹部人事、「西川3選」視野に順送りか、若手起用か
西川市長の3選を視野に入れた4月の市幹部人事が、役所内と議会内で早くも話題となっている。特別職では年度末で任期満了を迎える武田滋監査委員の後任に、同じく年度末で定年退職となる長谷川明彦総合政策部長の抜てきが有力視されており、長谷川氏が異動することで〝空席〟となる筆頭部長である総合政策部長の〝後釜〟が注目されている。順送りであれば鈴木義幸総務部長だが、西川市長肝いりの市役所機構改革も同時に実施されることから「西川カラー」がどう打ち出されるかが最大の関心事だ。 女房役は代わらず 市長の〝女房役〟である副市長については、表憲章氏、岡田政勝氏とも任期途中ということで、続投が濃厚だ。ただ、表氏については、かつて任期途中での辞任を周辺に漏ら... -
新聞広告
2014年1月号
-
主な記事
旭川市庁舎建替えへ秒読み
話が出るたびに「もっと市民要望が多い施設がある」などの意見が出て、先送りされてきた旭川市庁舎建て替え問題。今年7月に設置された西川市長の私的諮問機関「市庁舎整備検討市民懇話会」でもさぞやケンケンゴウゴウ、賛否が分かれるかと思われたが、意外やほぼ全員が建て替えに賛成で、新庁舎建設に前向きな論議が展開されている。市では市民アンケートの結果なども含めて意見集約を行う考えだが、建て替えの方針が正式決定するのは〝秒読み段階〟に入ってきたといえそうだ。 庁内結論「建替え」 市役所の主要部局が入居する総合庁舎は1958年の完成ということで、今年で〝満55歳〟を迎えた。誕生当時としては、建築技術の粋を集めた近代的な建物で、日本建築学会賞を受賞し... -
主な記事
自民党の旭川市長選候補は誰だ?
旭川市長選まで、あと1年。西川将人市長の3期目へ向けた出馬は確実とみられ、その対抗馬がささやかれる時期となった。中でも、自民党旭川支部(東国幹支部長)の動向が注目されるところ。11月1日に開かれた役員懇親会の席では、近く選考委員会を立ち上げ、市長選に向けて候補者を探る方針を明らかにした。(文中敬称略) 前回は三つ巴の戦い 現職の西川市長は、自治体のトップとしては物足りなさもあるが、可もなく不可もない手堅い市政運営が一定の評価を得ている。前回の市長選では、政権を担っていた民主党からの力強い後押しもあり、終始、有利な戦いを進めることができた。自民党では「不戦論」も出たことがあったが、急浮上したのが旭山動物園前園長・小菅正夫の立起話。と... -
主な記事
贈収賄容疑で旭川市土木部課長と土木業者逮捕
11月12日午後、贈収賄容疑で市土木部土木建設課の古川賢課長(51)と市内の土木業者、拓・飯沼建設㈱(永山7条17丁目)の加藤光一社長(41)の2人が逮捕された。市役所にとって1959年の部長、85年の係長、2001年の次長(いずれも現職)以来、4度目の不祥事発覚となった。任意の事情聴取から逮捕まで2週間以上かかったことから、噂される古川容疑者と現職のベテラン市議や市職員OB、複数の業者との関係など、今後、捜査が広範囲に及ぶ一大事件に発展する可能性もある。 (記事は11月12日現在) Aランク目指し市幹部に接近 古川容疑者が旭川中央署で任意の事情聴取を受けたのは、10月下旬から。その後、11月上旬にかけて本誌が確認できただけで取調べは10回近くに及ん... -
新聞広告
2013年12月号
-
主な記事
旭川市の「裏人事」 西川市長と加藤道議のパイプ役を配置
「民主党が凋落する中で、自民党道政との太いパイプ作りが西川市政に必要だ」との声が、市役所、議会、そして市役所OBの間で渦巻いている。対応策として急浮上しているのが「道議会議長に就任した加藤礼一道議とのパイプ役の配置」。市役所内に 〝加藤番〟部長を置こうというものだが、すでに水面下でこの〝裏人事〟は進行している。 市長選で対決 西川市長は2006年、それまで衆院選、参院選を通じて挑戦し続けてきた国政への進出を方向転換し、市長選へと打って出た。それまでの選挙戦で知名度がアップしていたほか、前任の菅原功一市長に任期最終場面でさまざまな疑惑が浮上したことから、「クリーンな市政運営」を訴え、それが市民に支持された。 対抗馬となった加藤道議は... -
主な記事
ウッペツ川流域6地区で広がる水害懸念
旭川市の市街地を縫うように流れるウッペツ川。この流域には、「雲龍柳(うんりゅうやなぎ)」の木が繁茂しており、さながらジャングル地帯。本州で今夏、相次いだ水害を受け、旭星西、北門、末広など流域6地区市民委員会の間で水害の懸念が広がっている。 花材として重宝 ウッペツとは、アイヌ語で「肋骨、川」を意味する言葉。「ウッペツ川」はまさしく、嵐山の東側、近文市街地の西側を肋骨のような形を描いて流れ、石狩川に注いでいる。 これに対して雲龍柳は、中国原産のヤナギ科の植物。くねくね曲がった龍のような枝ぶりから〝ドラゴン柳〟とも呼ばれ、その野性味あふれる枝は、手を加えなくてもそれなりの造形になってしまい、水につける必要もないため、花材として重宝さ...