2024年10月– date –
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小2女子ゴルファーの急成長支えるインドア施設
「何年練習してもうまくならない」「壁に当たってしまった」。ゴルフに関してこうした嘆きを耳にすることがあるが、わずか1年半でみるみる上達した小2女子が酒井椛生(はな)さん。10月20日の全国大会出場を前に、椛生さんやその成長を周囲で支える大人たちの話を聞いた。 ハチに刺されても… 「ゴルフは大人のスポーツ」との固定観念は、酒井椛生さん(付属小2年、8歳)には通用しない。昨年のシーズン開始から本格的にゴルフに取り組むようになり、まだ1年半の経験しかないが、今年4~9月に道内で開催されたジュニア大会の小学校低学年女子の部では7試合に出場してすべて1位。これとは別に、加森観光杯ジュニア競技会(7月30日、札幌テイネゴルフ倶楽部)では低学年男女の部2位(女子では1位... -
吉田晃敏前学長が行き着いた「町立診療所」
本誌が吉田晃敏・旭川医科大学前学長にまつわる記事を何度か掲載したのはいまから3年あまり前のこと。旭川医大を卒業したベテラン医師たちの間で「吉田氏が再就職したらしい」との情報が広がった。本誌が電話取材すると、吉田氏は原点に戻った最近の状況について慎重に言葉を選びながら明かした。 学長時代の吉田氏 「心配しなくていい」 今年夏のある週末、記者は北彩都地区の大池を見下ろすカフェを訪れた。本から視線を前方に移すと、すぐそこに見覚えのある顔があった。吉田晃敏・旭川医大前学長だ。その傍らには、すでに第一線から退いた元議員がいた。記者は歩み寄って吉田氏にあいさつした。「おお、久しぶり」。血色が良く、声も力強い。 「いま何やっているんですか」との... -
チック・コリアへ捧ぐ 追悼コンサート
米音楽界最高の栄誉とされる「グラミー賞」を27回受賞しているジャズピアノの巨匠チック・コリアを追悼するコンサート(MUSICアクトin旭川実行委員会主催)=佐々木義生代表=が11月8日、旭川市大雪クリスタルホール音楽堂で開かれる。旭川のまちを故郷のように愛し、クリスタルホールを「自身のリビングルーム」と評したチック・コリアを偲びつつ、一流プレイヤーがチックの名曲を新解釈アレンジで奏でる。 5回来旭しコンサート 旭川市民らとふれあう まず、チック・コリアとクリスタルホール音楽堂との縁について紙幅を割く。 1941年米マサチューセッツ州チェルシーに生まれたチック・コリアは、4歳のころからピアノを学び始めたとされる。名門・ジュリアード音楽院を卒業した後、196... -
2024年11月号の主な内容
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