-
主な記事
東神楽農協、混乱の責任取り幹部3人が退任
4月4日の通常総代会で改選期を迎えた役員人事案が否決された東神楽農業協同組合(金屋裕久組合長、組合員4898人)。改めて6月10日に臨時総代会が開催され、金屋組合長と木村公俊専務理事、山本豊参事の三役が退任し、組合長には井澤春雄(68)氏が、専務理事に小畑忠義(68)氏、参事に高橋和久職員理事が選任された。今回の一連の騒動では、これまで鬱積していた組合員の農協執行部への批判が爆発した形になったが、新たな組織でどこまで改革ができるのか、周辺の同業からも注目の的となっている。 執行部と総代が2時間半の攻防 6月10日午前9時、東神楽農協本所で行われた臨時総代会は、農作業の繁忙期にも関わらず総代200人中、164人が出席した。残りは委任が8... -
主な記事
競売で東京在住女性が落札したセンチュリービル
旭川地裁の競売にかけられた㈱センチュリー(旭川市2条7丁目)の土地建物を東京在住の女性が落札した。一等地ではあるものの、センチュリーの加藤範之代表(57)にまつわる胡散臭い話が絶えず、市内不動産業者が競売参加に二の足を踏んでいた物件だけに「転売か賃貸か、あるいは別の目的があるのか」と様々、憶測を呼んでいる。 業者は敬遠 マルカツの裏、2条本通7丁目375─2に建つのが貸金業センチュリーのビル。敷地は228平方㍍、建物は鉄筋鉄骨造7階建てで延べ面積約1070平方㍍。このビルの土地建物の競売入札告知は4月13日付け北海道新聞紙面に掲載された。入札期間は4月30日から5月9日までで開札は5月13日。売却基準価額は4409万円。 売却基準価額と... -
新聞広告
2014年7月号の主な内容
-
主な記事
自民党候補に急浮上した今津衆議長男とフリーアナ
半年後に迫った旭川市長選自民党候補として、今津寛代議士の長男・寛史、また旭川に縁が深い元HBCアナウンサーの佐藤則幸が急浮上している。先に行われた自民党候補者選考アンケートで最多得票だった東国幹道議、前回市長選に出馬した佐々木通彦といった顔ぶれから絞り込まれていくものと見られる。日銀旭川事務所長の臼井正樹が大穴。 (文中敬称略) 「候補を選ぶ立場」 西川将人市長の任期は今年11月16日まで。その前に市長選を行わなければならない。投票日が日曜日だということを考えれば、11月2日か9日ということになる。4年前は11月7日が投開票日。今回は第2日曜の9日が最有力と思われる。つまり選挙まではすでに半年を切った計算になり、市政奪還を目指す自民党に... -
主な記事
女子職員が巨額横領 留萌商工会議所の見えない部分
留萌商工会議所(對馬健一会頭)で、経理担当の女性臨時職員(41)が十数年間に及び3200万円以上の金を着服していた事件が発覚した。同会議所では20年前にも女性職員による約2000万円の横領があり、内々に処理されていたことが明らかになっているが、繰り返された不祥事によって、同会議所の金銭管理のずさんな体質が改めて浮き彫りになった。 一目で見抜いた新任監事 今回の横領事件は3月18日に行われた商工会議所の一般会計や各特別会計の定期監査で発覚し、對馬会頭を交えて行った内部調査によって、長年経理を担当していた臨時職員の女性Yが着服を認めたため表面化した。この女性、以前は正規の職員だったが出産のため一時退職し、改めて臨時職員の待遇で職場復帰し... -
主な記事
北彩都シンボル施設応募ゼロの「大失態」
西川将人市長の目玉公約である旭川市の「シンボル施設構想」が大きな壁にぶつかった。JR旭川駅周辺の北彩都あさひかわ地区で民間企業に土地を売却し、まちのシンボルとなる集客施設を造ってもらおうという構想だが、用地購入を含めた事業公募に1社も手を上げなかったのだ。市長公約が袖にされるという大失態。市は条件を緩めて再募集をかける構えだが、その前に徹底した原因検証と反省が必要ではないか。 民間はそっぽ 大雪山系の美しい山並みが望める北彩都地区。旭川市が最重要課題に位置づける再開発が進められている中、駅の東隣の一区画には赤字で「売」と大書きされた看板が突っ立っている。見渡せば1・75㌶の広大な空き地。およそ中核市の玄関駅脇とは思えないさびしさ... -
主な記事
りばぁねっと 不正な金で買ったマンションに住み続ける岡田被告の母
東日本大震災の緊急雇用創出事業として、岩手県山田町から業務を受託していたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(旭川市、破産手続き中、以下大雪)。業務上横領事件で元代表の岡田栄悟被告(35)は起訴されたが、横領した金で購入した旭川市内のマンションに住む岡田の母親らが、マンションの住人から「近所迷惑だ」として批判を浴びている。騒音被害を訴えている一部の住民もおり、事件の早急な決着と退去を望む声が日々に増えている。4月30日に盛岡地裁で開かれた初公判では、決着を見ることができず、裁判が長期化する恐れもあり、住民の不安は募るばかりだ。 騒音になやむ他の住民たち 大雪が旭川市内中心部にあるマンションを購入したのは、2012年10月。同年7月、岡田栄... -
主な記事
占冠山村産業振興公社に産地偽装疑惑
道内最大の山菜加工場とされる勇払郡占冠村の㈱占冠山村産業振興公社で生産している山菜加工品に、産地偽装の疑いが出てきた。同社の関係者から「従来は道産わらびを原料にしていたが、品薄となり、昨年からはロシア産わらびを道産と偽って使っている。これ以上、会社の詐欺行為には加担していたくない」と本誌に情報が寄せられたのである。 生産追いつかず 占冠山村産業振興公社では、ふきをはじめ、わらびや竹の子の水煮などの山菜加工品を数多く生産しているが、問題視されているのは、わらびの水煮商品として人気を集める「道産わらび」や「山菜ミックス」「山菜詰め合わせ」「山菜ごはん」「山菜おこわ」などだ。 本誌に情報を寄せた同社の関係者によると、いずれの商品も本来な... -
主な記事
旭川の公的5病院が診療情報を共有
旭川の5つの公的病院が電子カルテなど患者の診療情報を共有し、地域の診療所がネット上で情報を閲覧できるネットワークシステム「たいせつ安心i(あい)医療ネット」が4月1日に本格稼働した。深川、富良野、留萌にある3つの公的病院も画像提供で連携し、道北エリアにおける「1地域・1カルテ」の確立を目指す。 診療情報を閲覧 たとえば朝起きて、お腹が急に痛くなって近所のクリニックを受診したとする。数ヵ月前に公的病院で胃腸の検査を受けたばかりだとしたら、その時の検査結果やレントゲンなどの画像をかかりつけ医がすぐに見ることができれば、どれだけ効率的だろうか。 こんな画期的なシステムが旭川で4月1日に本格稼働した。旭川市医師会(山下裕久会長)が事業主体... -
新聞広告
2014年6月号の主な内容