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〝幻の登山道〟復活への道筋
かつて昭和初期、大雪山が国立公園に指定された頃、旭川市のペーパン(米飯)地区から大雪山に直接登るコースをつくる計画があった。一時期、そのコースをたどる登山会も催され話題を集めたが、様々な要因に妨げられて、いつしか利用は途絶え、今では忘れ去られようとしている。途中、絶景が広がる「松仙園」や「沼の平」を経て大雪山に至る〝幻の登山道〟。しかし地元東旭川の有志たちが、登山道の復活に向けて一歩一歩、実現に道筋をつけている。(文中敬称略) 一躍脚光を浴びた国体 この〝幻の登山道〟は1933(昭和8)年に、当時の東旭川村長、大見首太郎が国に請願して、東旭川の開拓者であった小谷勝治、河野義助らの有志による踏み分け実地調査を経て38年、上ぺーパンから沼の平まで... -
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やっぱり! 2割に雨水管誤接続の可能性
無落雪住宅におけるスノーダクトの誤接続が昨年の忠和地区の浸水被害の大きな要因になっていると考える旭川市水道局が今年7月から実施している誤接続調査の中間報告を市議会で行った。それによると調査した箇所の約2割が「誤接続の可能性がある」となっており、早い時期から想定されていた問題が現実のものとして浮かび上がってきている。 調査した2割に誤接続の可能性 9月18日に開かれた旭川市議会第3回定例会の一般質問で日隈利穂議員(無党派G、1期)が6月議会に引き続き、旭川市内における無落雪屋根のスノーダクトの誤接続について質問した。市水道局の富岡賢司上下水道部長が6月議会で「10月末までに約2500ヵ所の調査を実施する」としていたことから、その途中経過を聞いた。 ... -
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中学教諭が相次いで買春容疑で逮捕
旭川市立永山南中学校の男性教諭(44)が7月に児童買春の容疑で逮捕されたのに続いて、この9月には東鷹栖中学校の男性教諭(50)も同様の容疑で逮捕。これを受け黒蕨真一教育長は「学校教育が足元から崩壊しかねない非常事態」と対応に苦慮している。そんな矢先、本誌に「某中学校PTA役員」から「旭川市の学校は異常 教職員の道徳心や倫理観の低下が深刻」と題した投書が寄せられた。 臨時校長会議の後で同様の事件が再び 永山南中の男性教諭は今年4月に、旭川市内のホテルで市内の女子高生(17)が18歳未満と知りながら現金1万円を渡し、いかがわしい行為をした疑いで7月に逮捕。男性は技術科の教員でソフトテニス部の顧問を務める3年生の担任でもあった。 事件発覚後、ただちに旭川市... -
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摘出した側の副腎には異常なし 「誤診」か否かめぐり医療訴訟
肺、腎臓、睾丸、卵巣…。人間の器官には左右2つが備わっているものがいくつかある。病気の治療のために片側を摘出したとしても、もう一方が健康なら社会生活を維持することは可能だが、もしも健康な側を摘出してしまったら…。2年前に旭川赤十字病院で行われた手術で、片方の副腎を摘出したことが適切だったかどうかをめぐる裁判が始まった。 一方なら摘出できる 2017年3月に旭川赤十字病院で手術を受けたのは、当時22歳の女性。高血圧の治療のために左側の副腎を摘出されたが、その後の病理検査では、摘出された副腎から異常(病巣)が発見されず、その後の診察で少なくとも右側の副腎には異常があることがわかった。女性は医師の誤診が原因と主張。母親とともに約6300万円の損害賠償... -
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旭川の「日本一安いもの、高いもの」
安ければ安いほど庶民にとってはありがたいのが物価だが、長期的なデフレ傾向が日本経済を蝕んでいると言われれば、いつまでも喜んでいるわけにはいかない。では旭川市内の物価水準は、全国的に見て安いのか高いのか。総務省の物価調査から、日本一高いものもあれば安いものもあることが明らかになった。中には地域おこしに利用できそうな有力な品目もある。 同じパンなのに… 旭川市内で購入した1個68円のアンパン。一口食べてもなにも特別なものは感じないかもしれないが、実はこれ、「日本一」のアンパンだ。1個68円(税込み)という市内における実勢価格は、全国の主要な81都市(都道府県庁所在地+人口15万人以上の都市)で政府が行った小売価格調査で最も安いという結果が出た。 ... -
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道内7空港民営化 あいまいな根拠
8月9日、道内7空港一括民営化について、国土交通省が公表した北海道空港(HKK)を代表とする「北海道エアポートグループ」の事業計画。30年後の姿として7空港合わせて約4300億円を投じて、路線を今より倍以上の142に拡大し、旅客数は今より1.6倍の4500万人あまりに増やす構想を打ち出した。新千歳以外の6空港では赤字経営が続いており、各自治体は、「公的負担を大幅に削減できて空港の基盤強化ができる」などとこの事業計画を歓迎するが、いかにして路線を増やし人を呼び込むのかといった具体的根拠が見えず、根拠があいまいである点を不安視する向きもある。 心地よい言葉を並べた事業計画 すでに発表されているように、北海道エアポートGは道内7空港の一括運営委託の二次審査で、... -
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北海道開発名誉作業班の足跡
「名誉作業班」という言葉を聞いたことがあるだろうか。正確には「北海道開発名誉作業班」と呼ばれ、第二次大戦後の1948(昭和23)年から3年間、道内の開発事業に携わるため全国の刑務所から集められた受刑者たちのことを言う。本道開拓期の囚人労働は監獄部屋、タコ部屋といった過酷な環境を想像しがちだが、この名誉作業班は開放的な手厚い保護のもとに動員された受刑者たちだった。上川管内でも各地の労務作業に関わったが、旭川市内の近文地区では石狩川治水工事に携わり、住民たちとの交流もあった。 厳選された優秀受刑者 札幌刑務所看守長で法務事務官を務めた日本の法制史研究の第一人者である重松一義氏が1970年に発刊した「北海道行刑史」の第三節に「北海道開発名誉作業班... -
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高齢者免許更新の盲点
2009年の改正道路交通法施行以来、75歳以上のシニアドライバーに対して免許更新時の認知機能検査が義務付けられている。結果次第で免許が更新できないこともあるが、その一方で、3人一組で教習コースを回る「実車指導」では、ミスを重ねても免許更新には何の影響もない。このスタイルに異義を唱えるのが、本誌読者で運転歴60年以上というベテランドライバーのAさん(83)。実車指導で同乗したシニアドライバーがミスを連発する姿を目の当たりにし、「高齢者による事故を防ぐためには運転技能で判断すべき」と強く訴えている。 クランクは脱輪 ペダルを踏み違え Aさんは市内西エリアに住む元団体職員。23歳の時に免許を取得し、83歳になる現在に至るまで60年間、無事故無違反を守り続... -
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一部のこども園が「2号」→「1号」で荒稼ぎ
今年10月からの幼児教育・保育(3〜5歳)の無償化を前に、子育て支援に力を入れる旭川市が頭を痛めている問題がある。現在市内に35ヵ所ある認定こども園の一部に、2号認定より4倍も高い1号認定の給付金を当て込み、年度途中で2号認定の子どもを1号認定に〝誘導〟している事業所がいくつかあるというのだ。この決して適正とは言えない行為により、国や道、市などが事業所へ支払う給付金は年間約1億5000万円も余計に膨らんでいる。市は「定員を順守して」と是正を呼びかけているのだが強制力はない。事業の公平性を保つために、何よりもまず、一部事業所側の自粛が求められている。 幼稚園と保育園が一体化したこども園 就学前の幼児教育・保育施設はかつて「幼稚園」「保育所」の2種類... -
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美瑛中心部に観光型ホテル
美瑛町の中心部で、白金温泉へ向かう道道966号沿いに、大阪の不動産業、豊臣商事㈱(西園寺優真社長)が観光型ホテルの建設を計画している。すでに土地、約420坪を取得し、2020年夏に工事着工、21年春開業を目指す。昨年度、同町白金地区に2ヵ所目の道の駅「びえい白金ビルケ」が完成したことや、青い池に駐車場が整備されたことで観光客の入り込み数が急増している美瑛町では、中心部にホテルが少なく、相当の需要が見込めそうだ。 観光客の入り込み数が急増 6月21日、上川総合振興局が発表した2018年度(18年4月〜19年3月)における上川管内の観光客入り込み数は、胆振東部地震の影響から一時的に落ち込んだことなどから、前年比0・7%の1976万1000人と微増に止まった。 そんな中、...
