2016年– date –
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西武は閉店候補 ヨーカ堂は業態見直し?
百貨店や総合スーパー(GMS)の不振が続いている。追い討ちをかけるように昨年の秋以降、暖冬の影響で冬物衣料の動きが悪い。このような状況を受けて、旭川市内ではセブン&アイグループの西武旭川店が閉店候補に上がると同時に、イトーヨーカ堂旭川店が業態を見直す方向で検討が進められている模様。同じく大手のイオンも、GMSの春光と永山が苦戦を強いられ、店舗の見直しが急務になっている。 苦戦の百貨店とGMS 昨年の秋から暖冬の影響で冬物衣料の動きが悪く、全国の百貨店や総合スーパー(GMS)の業績に大きな影響を与えている。その一方で、一部の百貨店やドラッグストアは、訪日観光客、中でも中国人の爆買いに助けられ、わずかながら売り上げを伸ばしていると... -
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アスクゲートが4の7つつじビル買収
20年ほど前まで人気のディスコ「ワールド」が入り、連日数百人が集い賑わった旭川市4条通7丁目の「つつじビル」を、人材派遣業道内最大手のアスクゲート(札幌市、斉藤三寛社長)が買収した。築40年を超え、老朽化が進む建物だが、「さんろくの灯を消したくない」という斉藤社長の想いを具現化するため、改装を加えて一新する。飲食店運営やイベント開催で独自のノウハウをもつアスクゲートだけに、どのような建物に生まれ変わるのかに注目が集まる。 ディスコ「ワールド」大賑わいは昔の話 1974年11月30日に新築されたつつじビルは、約100坪の敷地に地下2階、地上8階建ての鉄筋コンクリート造りの建物。5階から6階に吹き抜けになったフロアには、ディスコ「ワールド... -
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旭川「倉庫」の栄枯盛衰
ふだん何気なく見ている風景や当たり前のように利用している建造物、道路などにも多くの歴史が刻まれている。「倉庫」も、その一つ。交通の要衝として栄え、道内物流の一大拠点を担ってきた旭川について語る際に欠かせない存在でもある。倉庫がたどってきた栄枯盛衰を振り返り、浮かび上がってくるものは──。 起源は「宮下通」に 旭川の街並みは現在の曙町を中心に明治20年代から形成され、徐々に東側に発展。旧国鉄旭川駅が誕生すると、さらに東方に線状に拡大し、明治30年代には旭川市内で最も古い道路「宮下通」ができる。宮下通は旧国鉄の貨物ターミナルに沿って発達したこともあり、倉庫業の中心地として昭和40年代まで活気を呈することになる。 そんな一角に、旭川と空知太... -
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車椅子ラグビーの魅力伝える「神威」
車椅子スポーツといえば、バスケやテニスが知られているが、昨秋のW杯ラグビーで獅子奮闘の活躍を見せた〝五郎丸人気〟にあやかり、「車椅子ラグビー」への注目度がじわり高まっている。道内には3つのチームがあり、その一つが旭川を拠点に活動する「神威(かむい)」(矢島勇作代表)。普及活動にも力を入れており、練習場に子供たちを招き、一緒に汗を流すことで競技の魅力を伝えている。 「マーダーボール」 車椅子ラグビーの発祥の地はカナダ。頸椎損傷や脳性麻痺などで四肢が不自由になった、比較的重い障がいを持つ人たちのために考案されたスポーツだ。 ラグビーにバスケットボールやバレーボールなどの要素を組み合わせたもので、バスケットボール用のコートで行われる... -
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2016年3月号の主な内容
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目次
2016年02月号の主な記事
【読み物】 2年後閉鎖の東栄高校舎に旭川龍谷高が移転要望中 龍谷高跡地7500坪にイオンとホーマックが食指? 東京五輪も視野東光スポーツ公園整備計画が再始動 旭川工業高校「自動車科」廃止に同窓会・自動車業界が存続運動 止まらぬ旭川市職員の不祥事!消防パワハラ疑惑、税務部ミス 東川町が目指す「産業用大麻特区」1月中にも結果が判明 東旭川「龍乃湯温泉」が突然の営業休止 外国人旅行者増加旭川空港ビル増築計画総工費は45億円 「旭川観光圏」認定に向け観光庁へ申請 旭川総合鉄工団地協同組合臼井鋳鉄工業が破たん 事務局長死去との関連はあるのか? 平成26年度道北企業売上高ランキング東京商工リサーチ旭川支店調べ 松尾ジンギスカンが上富良野「フラノーブル」を売却 ピ... -
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東光スポーツ公園中核施設整備計画が再始動
2002年の旭川市長選の争点となり凍結されていた東光スポーツ公園中核施設(市内初の武道館を備えた複合体育館)整備が再び本格的に動き出した。既存の花咲スポーツ公園の総合体育館は東京オリンピックのレスリング練習場に決まっており、東光で新たな施設整備が進めば、レスリング以外の競技合宿所の誘致も可能性となる。新年度予算編成を控え西川将人市長がどう決断するのかが注目される。 買収疑惑で議会に特別委 市内のスポーツ施設は、花咲町に集中しているのが現状だ。花咲町は市中心部から近く、全市的に見て最も利用しやすい位置にある。自衛隊の駐屯基地と隣接するため、施設整備には防音対策など国の防衛予算を確保できるという特殊な要素があったため、整備は進んだ。 ... -
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東旭川の「龍乃湯温泉」突然の休止
旭川市内で由緒ある天然温泉で〝神秘の湯〟としても知られる「龍乃湯温泉」(東旭川町上兵村)。戦時中、隼特攻隊の隊長として活躍した「軍神」加藤建夫の生家跡に位置することや、「龍神のお告げに従い開業した」など話題に事欠かない温泉であるが、突然12月1日から休業し、愛湯家らの間で戸惑いの声が上がっている。(文中敬称略) 龍神様のお告げで開業 龍乃湯温泉はJR東旭川駅から歩いて10分ほどの場所にあり、泉質は希少価値の高い鉄冷鉱泉。〝神秘の湯〟と呼ばれるゆえんは、温泉が発見されたときの逸話にある。この温泉の敷地は、「隼(はやぶさ)特攻隊」の隊長として活躍して〝軍神〟とまで呼ばれた加藤建夫(故人)の生家の跡地。そこに小作に入り農業を営んでいた寺... -
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止まらない!市職員の不祥事
昨年8月、旭川市では相次ぐ職員の事務処理のミスや不祥事で、西川将人市長と表憲章、岡田政勝両副市長が責任を取り減給処分となった。ところがその後、消防で上司のパワハラに悩む署員からの内部告発があった。10月には、税務部で事務処理のミスから同じ案件で3度も入札を繰り返す失態が発覚。どうにも止まらない市職員の失態に、市役所内からもあきらめの声が聞こえてくる。 「良し悪しの線引きが難しい」 まずは消防から署員の内部告発。10月31日、本誌に届いたメールには「旭川消防パワハラ」との件名と、上司による部下へのパワハラの内容が綴られていた。要約すれば「部下の休日に上司から連絡があり、ミスがあるから職場に来い」「仮眠時間(待機時間)中に朝5時まで説教... -
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2016年2月号の主な内容