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2018年6月号の主な内容
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主な記事
旭東高「アドミッション・ポリシー研究」が奏功
道内屈指の進学校として知られる旭川東高。毎年、東大、京大、早慶など難関大に多くの合格者を輩出しているが、今年の受験では7クラス編成になった2005年以降で最多となる158人が国公立大に現役で合格するという好結果を残した。3年前に導入した「アドミッション・ポリシー研究」の成果だ。 旭川東高は18年大学受験でも好実績を残した。特筆すべきは現役生の国公立大合格者数。ここ数年、右肩上がりで増加傾向にあり、15年は127人、16年131人、17年145人と推移していたが、今春は158人になり、7クラス編成が導入された2005年度以降で最多となった。 難関大学にも多くの合格者を出した。北大の合格者数は昨年よりも減少したが、道内5位にランキング。難関の医学部にも現役1人、既卒2... -
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上川神社祭3条通露店を取りやめ
短い旭川の夏を彩るイベントの一つが上川神社祭。この期間中、神輿を見たことがない市民はいても、一度も露店を見たことのない市民はいないはずだ。ところが夏の到来を前に、今年1月に実行委員会が、3条通での露店の廃止を決定した。スタッフの高齢化が最大の原因だが、露店側は同じ期間中、市内の他の場所での開催を目指すとしている。 800㍍に300店余 毎年7月20日から22日にかけて開催される「上川神社祭」。本誌ではこれまで、神幸式(みこしパレード)のあり方に関する記事を何度か掲載してきた。その神幸式と並ぶイベントが「露店」。多くの市民にとっては、この露店こそがお祭りの主役かもしれない。 護国神社祭で多くの露店が常磐公園内に並ぶのに対し、上川神社祭では古く... -
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人情食堂で「せんちゃん勉強会」
地域で愛される〝人情食堂〟で、小中学生を対象に始まったプロジェクト「せんちゃん勉強会」。子どもたちの未来に投資する目的で、今年で創立50周年を迎える旭川北ロータリークラブ(田中稔会長)が取り組む人財育成事業の一環だ。常盤通で行っている学習支援「エンむすびの会」(高倉晴美代表)とも連動し、学習した後にはラーメンを食すというラーメンのまち旭川らしい勉強会。「子どもは地域の宝」と小川諭一奉仕開発委員長が込める思いも旭川ラーメンのように懐が深い。 「同じ釜の飯を食す」 3月5日の夕方、人情食堂「せんちゃん食堂」(大町1条3丁目)には複数の小中学生と保護者、指導スタッフらが集い学習に励み、和やかな雰囲気に包まれた。大有小学校の3年生、志野... -
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2018年5月号の主な内容
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「人口ダム機能」低下する旭川市
総務省が発表した2017年の住民基本台帳に基づく人口移動報告によると、上川管内23市町村のうち17市町村で、人口転出が転入を上回る「転出超過」となっていることが分かった。旭川市が最多の830人で、名寄市228人、富良野市198人と続く。道北の人口流出を防いでいた旭川市の「ダム機能」も低下している。 830人の転出超過 住民基本台帳に基づく人口移動報告は、総務省が1月末に発表した。それによると、旭川市は転入1万245人に対し転出1万1075人で、830人の転出超過となった。前年は747人の転出超過だったから、さらに83人拡大したことになる。 管内23市町村の転入・転出数は次ページの表の通りで、転出超過の上位は、旭川に次ぐのが名寄市で228人、続いて富良野市198人、士別市16... -
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高額寄付金めぐり門徒反発
比布町にある真宗大谷派一念山「浄慶寺」(寿町1丁目、中根慶滋住職)で、お寺が計画する納骨堂と庫裡(住居)の改築計画をめぐり、多くの門徒が反発する騒動になっている。お寺側が、2億円を超える建設費の負担を門徒たちに求めているためだが、1戸当たり100万円前後の寄付といえば高齢の年金暮らしの家庭には酷な要求。3月15日に開かれる門徒総会でもすんなり話がまとまるとは考えにくい。落としどころはあるのか。 納骨堂も庫裡も大修理迫られる 浄慶寺は1896(明治29)年の開創。今年で122年目を迎える由緒あるお寺。住職は初代の中根慶純氏から1979(昭和54)年に2代目の中根慶邦氏に移り、昨年には3代目の中根慶滋氏が就任している。1996(平成8)... -
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札幌駅で新幹線用ホーム不足、旭川延伸困難に
3月末までに決着する見通しの札幌駅新幹線ホームの位置。旭川市民の関心は低いが、注目すべきは現在検討の対象となっている2つの案ともに、ホーム数が(2編成の列車が同時に停車し、乗降できる)2線だということ。全国の主要な新幹線駅はいずれも4線以上だが、札幌駅はスペースの関係で異例の2線体制となりそう。その時点で、国が新幹線網の青写真に描いていた「旭川延伸」の可能性がなくなる。 今年度内に位置決定 北海道新幹線のホームを札幌駅のどこに建設するかを巡って、激しい論議が戦わされている。二転三転を経て、現在有力視されているのは、札幌駅の構内に新幹線のホームも設ける「現駅案」と、東側、つまり旭川方向に創成川をまたぐかたちで新しいホームを設置す... -
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2018年4月号の主な内容
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旭川電気軌道108万株の「顛末」
旭川電気軌道㈱の筆頭株主・光陽商事㈱が所有する電気軌道株108万株が密かに売却された問題は本誌先月号既報の通りだが、購入代金はなぜかふらのバス㈱から出ていた。しかも光陽商事へ振り込まれる間に2000万円が消えていた。旭川地裁は108万株の譲渡・質権設定禁止の仮処分を決定。108万株と1億円はともに光陽商事が握る。(記事は2月7日現在) 巨額迂回振り込み 旭川電気軌道の発行株数は714万株で、株主は800人を超える。その数多い株主の筆頭が光陽商事。108万株を所有する。 本誌先月号既報の通り、その108万株が密かに売却され、売却代金の一部として1億円が光陽商事に振り込まれた。振り込んできたのは昨年11月6日に新設されたばかりの㈱紅葉商事(旭川...