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旭川の避難所12ヵ所は「膝まで浸水」想定
〝百年に一度〟といわれた豪雨に見舞われ、甚大な被害を受けた茨城県常総市。これを機に旭川でも水害を警戒する声が広がり、「旭川市洪水ハザードマップ」に関心を寄せる市民も増えている。しかし、このマップも十分な「備え」とは言いがたい。大人の膝まで水がつかる施設も避難所に指定されており、「水浸しの避難所に避難?想定が甘いのでは」との声が上がっている。 浸水1万棟以上 ここ数年、全国各地で集中豪雨などによる水害が頻発している。短時間で河川が増水し、堤防が決壊、広大な地域が濁流に飲み込まれるなど甚大な被害も発生している。この9月に関東・東北地方で起きた水害はその最たるもので、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では浸水面積が約40平方㌔㍍におよ... -
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森山病院が北彩都シンボル施設候補地を落札
今年8月31日に公募が締め切られた北彩都シンボル施設候補地の売却では、旭川市内で森山病院、森山メモリアル病院などを運営する医療法人「元生会」が応募し、審査の結果、同法人への売却が決定した。道外企業とのJVで建設するという施設の構想は西川将人市長が目指すビジョン「先進医療の街、旭川」と合致するもので、医療と健康と食が融合した〝予防医療センター〟。旭川の新たなシンボルとなりそうだ。 3度目の正直苦労報われた 市が所有している北彩都あさひかわ地区内の一角でシンボル施設を建設する業者が、ようやく決定に至った。1回目の公募が行われたのは2013年7月で、同年10月28日に締め切られたが応募者は皆無。改めて締め切りの期限を半年間延長して14年3月2... -
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2015年12月号の主な内容
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旭川市立小中学校、17校が統廃合対象
旭川市立小中学校の統合、そして廃校について、旭川市教育委員会は市内を5つのブロックに分けて検討を進めている。そのなかで早々と廃校が決まったのは、西神楽地区の聖和小。かつては廃校に地域住民が猛反対をしていたが.今回は同意。12月議会で正式に提案される。同校と同じく生徒数の減少により市内で廃校が予想される小中学校は17校を数える。市教委の計画通りに進むのかが注目される。 欠学年は拠点校も 市教委では、いま旭川市立小中学校の適正配置計画(ブロック別計画素案)というタイトルで、市民から意見を募集している。いわゆるパブリックコメントだ。 児童数の少ない学校を他の学校に統合し、現在の学校を廃校とする基本方針としているのは、まず小学校では5学級... -
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北彩都シンボル施設公募に道外企業参加
西川将人市長が公約に掲げた旭川のシンボル的施設建設を目指している北彩都市有地に、ようやく買い手がつきそうだ。保養と食、医療をテーマに掲げた複合施設が建設される構想で、道外大手と旭川の企業がジョイントし計画を進める。利用者は市民だけではなく、道内外や海外からの観光客も対象とし、市では国から認可を受けたプラチナシティ構想を体験できる第一弾としたい考えだ。 購入条件を大幅に緩和 1996年10月、北彩都あさひかわ地区の土地区画整理事業が開始された。2010年11月には市長2期目を目指した西川市長が、同地区の中にシンボル的施設を建設する構想を公約に掲げて当選した。11年3月には、旭川市中心市街地活性化基本計画が国に認定され、シンボル施設を賑... -
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ジャズマンス 20年の活動にピリオド
20年続いた音楽イベント『ジャズマンス・イン・旭川』が幕を閉じる。チック・コリアやゲイリー・バートンなど超大物ミュージシャンの招聘(しょうへい)、国内では珍しい子どものジャズグループ旗揚げ、障害を持つ子どもたちの音楽教育など功績は大きい。「札幌の『シティジャズ』のように行政がバックアップして続けることはできなかったのか。音楽の街なのに寂しい」と、市民から惜しむ声が上がっている。 ジャズの魅力を発信 開基100年事業の一環として建設された旭川大雪クリスタルホール。音楽専用ホールを求めていた市民団体『ぬくもりホールの会』などの運動から、音響の美しさにこだわり、壁や床に木をふんだんに使った音楽堂もつくられた。オープンしたのは1993年... -
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旭川の中心街で「熱気球体験」
旭川市の中心部から半径50㌔圏内で体験できるアクティビティを紹介する日帰りツアー「アサヒカワ モトクラシー」。市内の旅行代理店「旭川まるうんトラベル」が、地元で暮らしている人々(ジモトグラシ)と、地元の人でも知らない穴場(灯台モトクラシ)を案内したいとの思いから企画したものだが、その一環として7月25日から8月16日まで行われたのが「熱気球体験」だ。 JR旭川駅に近い市有地(宮下通12丁目)で、地上約20~30㍍の高さに熱気球を固定して上下する「係留フライト」が行われ、搭乗者は熱気球ならではの浮遊感と旭川の街並みを楽しんだ。日中は気温の上昇とともに風が吹き始めるため早朝が格好のフライト時間。期間中、「街中で飛ぶのは珍しい」「夏の思い出にし... -
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2015年10月号の主な内容
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旭川市道路工事で「談合破り?」
昨秋、旭川市が補正予算の〝ばらまき〟で公共事業が一気に増加した反動で、今年度に入ってから公共工事の発注量が激減している。そんな状況の中、旭川市内のAクラスの建設業者の間で「落札するはずだった業者の『下を潜り』、別の業者が落札した」という噂が流れた。言うまでもなく業者間の談合は違法行為だが、業界独特のしきたりが通用してきたのが現実。ここに来て公共工事の減少のために業者が〝話し合い〟で仕事を振り分けるシステムが崩れ、ガチンコ勝負が始まる兆しが見えてきた。 Aクラスでは 「異常」な落札率 7月中旬、市内のある情報通から「6月に入札が行なわれた旭川市発注の公共事業で、落札するはずだった業者の下を潜り落札した業者があった」と、本誌に情報が... -
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キルギスに道北の食を売り込め!
かつてシルクロードの中継地点として栄えた中央アジア・キルギス共和国。日本人にはほとんど馴染みのない〝未開の地〟に道北の食を売り込もうというユニークな試みが、民間団体「食べマルシェブランドの価値を高める委員会」(伊藤友一委員長)によって進められている。交流は順調で、8月下旬にはキルギス代表団が来旭し工場見学や商談会を実施。経済交流にはずみがつきそうだ。 経済成長率10%台 キルギス共和国は中央アジアに位置する旧ソビエトの国。国土は東西に長く、中国との国境には天山山脈、南隣りのタジキスタンに向かってパミール高原が広がる自然豊かな国で、「中央アジアのスイス」と呼ばれる観光スポットともなっている。 面積は日本の約半分で人口は540万人。キ...