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美瑛の人気観光スポット 「青い池」が変色
水の青さと立ち枯れした木々が幻想的な雰囲気をかもし出し、全国的な人気を集めている美瑛町の観光スポット「青い池」。この池にちなんで誕生した「青い池 美瑛サイダー」や「青い池プリン」などの商品も話題を呼んでいる。しかし最近では、「池の底にドロがたまり色が変わってきている」という指摘や、「このままでは〝がっかり名所〟になってしまう」と懸念する声が上がっている。 火山対策の副産物 美瑛町には雄大に広がる十勝岳連峰を背景に、山の恵みを受けて生まれた神秘的な場所が多く存在する。「青い池」もその一つで、コバルトブルーに染まる水の色とカラマツ林が立ち枯れした姿が神秘的に映り、写真家などの間で口コミで広がり人気のスポットとなった。 一説によると、青い... -
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東旭川農協で何があったのか
理事改選期を迎えた東旭川農業協同組合(JA東旭川、正組合員数1270人)で、3月15日に理事予備選挙(理事選)が行われた。小山光昭組合長も出馬し4位当選したものの、まもなく理事を辞任した。トップ当選した鎌倉輝美常務理事に大差をつけられたため、3期目の組合長選は不利と判断して自ら身を引いたようだが、強引な小山組合長の運営手法が職員や組合員から反感を買い、辞めざるを得なくなったというのが真相のようだ。 小山組合長が予想外の低得票 3月15日に行われた理事予備選挙では、7人の理事枠に対して9人が名乗りを上げたため投票が行われた。新人は鹿野直子氏と布施龍一氏の2人で、残る7人の候補は現職。なお役員の構成は投票で選ばれる7人の理事以外に、職... -
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若手部長誕生 経済観光佐藤、子育て支援稲田
4月1日に発令された西川市政3期目初となる部長職人事は、若手登用を軸にした斬新な配置となった。特に中心市街地の活性化を担う経済観光部長には50代前半の次長職を起用。少子化で人口の減少が危惧される子育て支援部長には40代後半の次長職を昇格させた。双方とも市の今後を占う重要なポスト。このため市役所内や議会では「3期目で引退することなく、西川市長が4選を目指す人事ではないか」との観測も出ている。(敬称略) 空きポストなし 一年前の人事で定年退職となった部長職は3人しかいなかった。退職後は、都市建築部の木口信正部長が特別職の水道事業管理者に、福祉保険部で保険制度担当部長を務めていた岡本幸男部長が第三セクターの旭川保健医療情報センター(アー... -
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スノボW杯 世界の一流選手の躍動感あふれる姿に大歓声
スノーボードのワールドカップ(W杯)旭川大会が2月28日、3月1日の2日間、サンタプレゼントパーク(旭川市神居町富岡)で開かれ、世界16カ国から85人のトップ選手が集まりタイムを競った。 旭川でW杯大会が開かれるのは1999年、2001年に続いて3度目。旭川出身でソチ五輪の銀メダリストである竹内智香選手(広島ガス)が五輪後、西川将人市長に旭川での大会開催を要請。開催が予定されていた韓国・平昌(ピョンチャン)が辞退したことを受けて、先に名乗りをあげていた旭川市が再度手を挙げて開催が決まった。 初日の28日にはパラレル大回転が行われ、約7500人が観戦。この種目で五輪銀メダルを獲得した竹内選手が登場すると会場からひと際大きな歓声が沸いた... -
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職員に出資を求めるワーカーズコープセンター事業団
旭川市の直営で行われてきた児童センターの運営が、新年度から指定管理者に替わる。その管理者がこのほど決定したが、職員1人当たり5万円の出資が必要で、さらに給与の2ヵ月分以上の増資を掲げる業者であることが分かり、継続勤務を希望する職員の間に不安が広がっている。「本当にこの業者でいいのか」と、市役所や議会内から疑問の声も上がっている。 利用者増加地域交流も 児童センターは児童福祉法に規定される「地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的として設置される屋内型児童厚生施設」の一つと定められている。 規模が比較的小さなものは児童館として運営されているが、旭川市内には1つの児童館と6つの児童セ... -
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駅前イオンに対抗、西武とフィールが大改装
3月27日に開業するイオンモール旭川駅前に対抗するため、西武旭川店とフィール旭川が大幅な改装に踏み切る。西武はB館地下1階の食品売り場の品ぞろえを強化するとともに、服飾とコスメ、アクセサリーに新たなブランドを導入。フィール旭川は5月下旬から、現在は1階から5階までのフロアに入居しているジュンク堂を4、5階に集約し、1~3階と4階一部をレディースや飲食のフロアに改装する。地下1階では鮮魚店が3月1日に入れ替わった。年商1400億円を目標にする駅前イオンにどこまで対抗できるのか、業界関係者だけでなく地域住民も注目している。 品ぞろえとサービスを強化 西武が「攻め」の姿勢でイオンを迎え撃とうとしている。6年ぶりの大幅な改装を実施した同... -
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旭医教授選 想定外!同門から2人が立候補
旭川医科大学(吉田晃敏学長)第三内科の主任教授で、5年ほど前に市内の民間病院と〝謝礼金〟をめぐるトラブルで話題を振りまいた高後裕氏がこの3月で退官することから、後任の主任教授を決める選考委員会が間もなく開かれる。教授候補に応募してきた複数の人の中には、6年ほど前に女子医学生へのセクハラ問題が取り沙汰された人や、第三内科の高後体制に問題意識を持っていたとされる人もおり、医大内はもとより外部の医療関係者らからも注目される教授選となっている。 最大の同門会員数 伝統ある第三内科 旭川医大の内科学講座消化器・血液腫瘍制御内科学分野は通称「第三内科」と呼ばれており、1972年4月の同大開設とともに故並木正義名誉教授によって創設された。 ... -
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旭川歯科学院専門学校の第50回生が戴帽式
旭川歯科学院専門学校の平成26年度戴帽式が1月30日、旭川市民文化会館小ホールで行われ、学校関係者や父母が見守る中、2年生55名の学生が決意と自覚を新たにした。 同学院は昭和39年創立。道内の歯科衛生士養成学校の中では最も古い歴史と伝統を持ち、毎年100%の就職率を維持。多くの卒業生が歯科診療所などで即戦力として活躍している。 戴帽式は、2年生が臨床実習を始める前に行われる同校の伝統行事で、歯科衛生士としての基礎学習を終了した証としてナースキャップを授与。これまでは同校校舎で行われていたが、歯科衛生士を目指す高校生や一般市民にも広く参加してもらおうと、昨年から市民文化会館で開かれている。 戴帽式は厳かな雰囲気の中で行われ、名前を呼ばれた学生... -
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「地方創生」旭川市のプランは
「地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服する」─世の中に〝地方創生〟の言葉が躍るなか、都道府県や市町村では2015年度中とされる地方版総合戦略づくりに追われている。各自治体のアイデア次第で国から手厚い交付金を受け取れる仕組みで、市町村にとってはまたとないチャンス。タイムリミットの1年後に向け、旭川市はどんな戦略を打ち出していくのか── 地方活性化 対策は効果不十分 東京など大都市圏への一極集中が加速する中で、地方の疲弊を克服しようと、歴代政権はこれまで、あの手この手の地方活性化策に取り組んできた。 竹下内閣では「ふるさと創生事業」を打ち出し、全国の市区町村に使途自由の1億円を交付した。小渕内閣では、15歳以下の子どもがいる家族と6... -
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政治意識退潮?! 市議目指す市職員がいない
かつては4人もの市議を抱えていた市役所の職員団体・市職労も、今年の市議選ではわずか2人の候補を擁立するにとどまる。しかも1人は元市職員ではなく、市職労が独自に雇用していた人物。つまり、生え抜きの市職員で市議を目指すのはわずか1人。市職員を退職してまで市議に転じることは、もう終焉の時期を迎えているのかも知れない。(文中敬称略) 保守VS革新 市職労が隆盛を極めていたのは、いまから30年ほど前のことだ。自民党をバックとする坂東徹が、市民から絶大な支持を得て市長3期連続当選を果たしていた時期と合致する。保守VS革新、自民党VS社会党という、熱い政治の時代だった。 この坂東市政に対し、市職労は市立旭川病院の病院労組、市水道局の水道労組と共闘を組...