2019年– date –
-
主な記事
旭川駅前にタワマン計画浮上
空き地、空き家が広がる旭川駅前。中でも再開発に向けた動きが見えなかった1条通7丁目、かつてファッションビルのエクスが営業していた区画で、タワーマンション構想が明らかになった。地元5社と本州の大手デベロッパーがチームを組む。大都市圏で大量に建設された「タワマン」は旭川にも登場するのか。行政が本気で支援するかどうかが焦点だ。 他の区画は動き始めたが… 北海道第2の都市、旭川。いま、その駅前に広がっている風景は寂しい。駅から見て右側の旧西武旭川店B館は2年半前に閉店。建物を覆うように足場が組まれ、解体工事が始まった。左側に入っていた藤田観光ワシントンホテルも約半年前に閉館となった。仲通りを渡って1条側に行けば、右側の旧西武A館跡地では、ツルハ... -
新聞広告
2019年6月号の主な内容
-
主な記事
ルートインが富良野北の峰に土地取得
全国大手のホテルチェーン、ルートインジャパン㈱(東京)は2月22日、富良野市北の峰町の北の峰環状線沿いの土地、約5000平方㍍を取得した。隣接する土地の取得も視野に入れ、2020年10月をメドに同社のリゾートホテルブランド「グランヴィリオホテル富良野」を開業する予定になっている。北の峰地区はワールドカップが開催された世界的にも有名な富良野スキー場があり、数年前から中国資本の参入を契機に次々土地が買い占められ、開発が進められようとしている。 躍進するルートイン 本誌でもたびたび富良野市北の峰地区の再開発について伝えてきたが、今年2月22日、全国大手のホテルチェーン、ルートインジャパンが北の峰町から山部に向かう北の峰環状線沿いの土地、約5000平方㍍を... -
主な記事
平成に半減、旭川エリアのGS
人口減少に伴う需要の落ち込みと後継者難、2010年の改正消防法も追い討ちをかけてGS(ガソリンスタンド)が減り続けている。旭川エリアでは平成年間で半減。鷹栖、比布など周辺5町が経産省の分類で「給油所過疎地」となっている。過疎が進む道北では今後「公営GS」も増えていきそうだ。(経産省などではSSと表記しているが、記事では従来どおりGS表記) GS難民もうすぐ出現? 旭川市豊岡に住む男性会社員からこんな意見が本誌に寄せられた。 「人手不足から営業時間を短縮するガソリンスタンドが増えているのではないか。GSの数自体、年々減ってきている。本州の山間部では最寄りのスタンドまで10㌔以上というところは珍しくなく、給油するのに往復30分以上かかかるという話を聞くが、... -
主な記事
赤岡副市長は旭大公立化の布石?!
岡田政勝副市長退任による後継人事は、本命視された黒蕨真一総合政策部長、菅野直行地域振興部長、大家教正総務部長らを抑えて、赤岡昌弘教育長(写真)が昇格した。旭川大学公立化へ取り組む西川将人市長の〝布石人事〟と言われ、担当部署の総合政策部長も差し替えられた。 大家、黒蕨、菅野 今回の人事は、来年12月まで任期がある岡田政勝副市長(66)が、体調不良を理由に今年3月末で辞任する意向を示したことで、通常の定期異動とは違う検討が必要になり行われた。つまり、いつもは部長職の異動と昇格がメインとなるが、今回は副市長という特別職人事を含めた新たな人員配置が求められた。 また、同じ3月末で60歳の定年退職を迎えた大家教正・総務部長、石川秀世・防災安全部長... -
新聞広告
2019年5月号の主な内容
-
主な記事
高砂が作る〝ネコ酒〟で世界市場開拓
日本人でさえ若者には日本酒が強すぎる、重すぎるとして敬遠されがちなこの時代、日本酒で海外市場を本格的に開拓するには、もっと敷居が低い商品が必要なのではないか─こうしたアイディアに基づき㈱Kカンパニー(本社札幌)が開発、高砂酒造㈱が受託生産しているのが「ネコ酒」だ。すでにブラジル向けに本格的に輸出しているほか、欧州、アジア市場の開拓も目指している。 酒離れ進み国内シェアも低下 日本酒ブームの盛り上がりを感じる機会が増えている。全国各地で関連イベントが開催され、ドラマやマンガの題材として登場することも多い。ネットを活用して、知る人ぞ知る銘酒を取り寄せて楽しんでいるマニアが読者の中にもいるかもしれない。 ところが、いま日本酒業界は需要の... -
主な記事
上川小豆産地消滅の危機?
本誌2月号記事「道産小豆不足 菓子業界を直撃」を読んだ小豆生産者から切実な声が寄せられた。上富良野町で40年以上にわたって小豆栽培を手掛けている60代の男性・Aさん。「富良野エリアでは、小豆から大豆に作付転換する農家が急激に増えており、このままでは〝上川小豆〟が消滅してしまう」と危機感を強めてのことだ。 台風が直撃 本誌2月号では、道産小豆不足の現状と、旭川の菓子業界への影響について報じた。記事の内容をおさらいするとこうだ。 国内で消費される小豆は、3分の2が国内産で、そのうち9割を北海道産が占める。2012年から15年まで豊作が続いたために在庫が膨らみ、需給調整のために作付け面積の削減が行われて、16年の作付面積は前年の約3割減となる1万6200㌶... -
主な記事
グリーンホテル 富良野土地7500坪取得
今や〝第二のニセコ〟と呼ばれている富良野市北の峰地区で、繊維卸、山室繊維㈱のグループ会社、㈱グリーンホテル(旭川市1条通6、山室淳三社長)が昨年11月、約2万5000平方㍍(7500坪)の農地(一部宅地)を取得した。同社では「まだ農地転用ができておらず使い道は未定」と説明するが、日に日に地価が高騰している注目の地区だけにその行方が注目されている。北の峰で不動産バブルの兆しが見えていることをきっかけに、上川管内一体の一大リゾート構想も再浮上している。 〝脱繊維〟を目指す山室繊維グループ グリーンホテルの親会社に当たる山室繊維は、低迷する繊維卸業から脱却するため、早くから全国チェーンの飲食店や書籍販売のフランチャイズ(FC)に加盟して、旭川市内を中心に店舗... -
新聞広告
2019年4月号の主な内容