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旭川市廃棄物処分場 応募ゼロの背景
2030年3月までに閉鎖されるごみ最終処分場(江丹別芳野)の移転・新設計画を進めている旭川市は、昨年10月11日から次期候補地の公募を行っていたが、締め切りの12月29日までに応募はなく、改めて市が独自に選定する作業に入っている。応募に意欲的だった西神楽地区も「もうしばらく様子を見る」との判断で応募を取りやめたが、その背景にはさらに壮大な地元の構想もあるようだ。 なぜ応募が一件もなかったのか? 市が当初建設を予定していたコンパクトな覆蓋型(屋根付き)の埋め立て施設は、可燃ごみ焼却施設「近文清掃工場」の建て直しを断念して延命化策に切り替えたことから、焼却量の増加に伴う埋め立て量の減少が見込めなくなったため、より多くの容量を処理できるオープン型に変... -
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旭川赤十字病院医療過誤裁判で和解
いまから5年近く前に行われた副腎摘出手術が適切だったかどうかをめぐり旭川地裁で開かれていた裁判で、原告(患者の女性およびその母親)と、被告(旭川赤十字病院を経営する日本赤十字社と担当した医師)の間で12月24日に和解が成立した。被告が「遺憾の意」を示し、「解決金」として原告に合計4000万円を払うなどの内容。被告は医療ミスがあったと明確に認めたわけではないが、判決を待たずに多額の解決金を支払ったということは、事実上、医療行為に問題があったと認めたことになる。再発防止が重要なのはもちろんだが、注目すべきは、被告がこれまで他の患者にも不適切な診断を行い、健康上の被害が発生している可能性だ。 摘出手術の前提条件 旭川赤十字病院で、問題の副腎摘出手... -
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2022年02月号の主な内容
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医大次期学長に西川副学長 怪文書の影響は?
11月15日、旭川医科大学の次の学長に副学長の西川祐司氏が選ばれた。あとは文部科学省が、形式的にはいまも学長の座にある吉田晃敏氏の自発的辞任を認めるか、解任するかの判断を下しさえすれば、大学は新たな段階に向かって歩き出す。しかし選挙期間中には候補一人を狙った怪文書もまかれ、水面下で繰り広げられた駆け引きの激しさをうかがわせた。(記事は12月9日現在) 14票差で決着 「大学の再生は吉田氏の影響力を完全に排除した上でのみ可能となる」─旭川医大の次期学長に選ばれた西川氏が12月1日に開かれた記者会見で語った言葉だ。吉田氏が辞意を表明したのは6月のこと。西川氏を議長(当時)とする学長選考会議は、辞任を認めず解任すべきとの考えを文部科学省に伝え、次の学... -
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旭川医大吉田晃敏氏 本誌に激白50分間!
旭川医大では次期学長予定者の選考が粛々と進んだが、形式的には吉田晃敏氏がいまも学長を務めている。これまで約半年間、ほぼ完全な沈黙を守ってきたその吉田氏が本誌の電話取材に応じた。これまで溜めてきた思いを吐き出すかのように、約50分間にわたり語った。(記事は12月9日現在) 半年ぶりの反応 12月2日夜、記者の携帯電話が鳴った。画面に表示された発信者名は「吉田学長 旭川医大」。吉田氏は約半年前に辞意を表明して以来、沈黙を守ってきた。次期学長予定者に選ばれた西川祐司氏が記者会見を開いたのは前日のこと。記者はこの半年間、何度か吉田氏へのコンタクトを試みたが、反応はなかった。同日の昼に電話を入れてメッセージを残したものの、半ば諦めていたため、吉田氏... -
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2022年01月号の主な内容
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医科大学あるのに旭川の〝精神科〟なぜ不足?
ストレスフルな現代社会では、誰でも統合失調症、気分障害など精神的な病気のリスクを抱えている。ところが旭川市内では精神病の治療機関が他の道内都市と比べて不足しており、受診するまでに時間がかかることもある。その一因が精神科医の供給源となるはずの旭川医大の研究体制。本号が書店に並ぶころ、旭川医大では新しい学長が決まるが、新しい精神医学講座教授の人選も大切な仕事になる。 帯広苫小牧下回る 旭川市内の精神障がい者の数は7854人。病類で分ければ統合失調症がこのうち2279人、気分障害(うつ病、そう病、双極性障害)が2527人に達する(2019年度)。コロナがまだ上陸していなかったこの年の旭川市内におけるインフルエンザの感染者数5470人と比較すれば、精神的な病... -
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衆院選道6区 勝利呼んだ東の農協対策
候補者個人よりも、与党か野党かで投票先を決める政党選挙の色合いが強かった今回の衆院選道6区では、自民党公認の東国幹氏が圧勝した。この自民党の大勝利は、昭和の自民3派の時代から懸案とされてきた、旭川における「保守一本化」の課題に取り組む作業の総仕上げとも映るものだった。元来、保守勢力が根を張ってきた旭川だが、その根からようやく1本の太い〝幹〟が顔をのぞかせてきた。自民党の東氏が立憲民主党の西川将人氏を予想以上の大差で振り切った「東西決戦」を振り返ってみる。 自民勝利の結果は士別・旭川から伝染 10月31日夜、投票箱のふたが閉まる午後8時を待っていたかのように全国の大手報道機関は、競って東の「当確」を打ち出した。もちろんまだ開票作業は何一... -
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創刊55周年 本誌の出版物
株式会社北海道経済は月刊誌の制作に加え、適宜、単行本の発行も行ってきた。大手出版社のような全国発売はできないものの、地元の出版社として地域に根差した本を数々送り出してきた。出版物の内容とともにそれにまつわる人々、出来事などを紹介しながら55年間を振り返ってみる。 創刊20周年記念で観光ガイドブック発行 1966(昭和41)年11月にスタートを切った当社は、まずは月刊誌の発行に専念した。もっとも、社内にはそれ以上のことができる余裕はなく、資金的にも自転車操業だった。誌面には企業紹介シリーズや連載小説も掲載しており、連載の区切りで単行本として発行することも考えられた。しかし、毎月1回の月刊誌を発行することで精一杯の状態が続き、、出版社に求められる... -
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2021年12月号の主な内容
